地味でおとなしめのモブキャラの私が、大好きなゲームの悪役令嬢に転生して双子のイケメン王子に愛される
さて、今日は待ちに待った実践も含めての講義だ。
ワクワクしかないわね!
せっかく転生したんだから、友達も作りたいところだけど…。
マローナ「ん?」
ちょっと待って?
一番前の席の黒髪の男の子…まさか…!
マローナ「ガイマ様!?ガイマ様じゃない!」
ガイマ「え!?えっ、ま、マローナ!?…だったっけ…?」
マローナ「そうですわ!久しぶりですわね!」
魔法学園でローズにもガイマにも会えるとは。すごい偶然…か…?
エレット「なんだマローナ、知り合いか?」
マローナ「えぇ。二年以上前にある出来事で知り合って…。
というか、なんでここにいらっしゃるの?だってあそこは…」
闇オークション会場だもの。
私が逃げた時に一緒に逃げられなかったってことは、多分私の行動をきっかけに
警戒されていたはずよね…?
ガイマ「あはは、買われたんだ、僕。運のいいことにその人、あの会場に潜り込
んでた保護施設を経営してる貴族の人でさ。魔法を学ぶ機会まで与えてくれたんだ」
マローナ「そうなのですね…!無事で何よりですわ!」
ガイマ「………うん…」
マローナ「?」
なんだろ…。会話に違和感がある。なんだか歯切れが悪いような。
マローナ「ガイマ様、何かー…」
先生「皆静まれ。立ち歩いている生徒は、速やかに席につくように」
講義の先生が来たようだ。なんともタイミングが悪い。
先生「まず、自己紹介からしようか。ミラン・アンダステンだ。
諸君の担任を務めることになった。よろしく頼む。では早速、講義を始めるとしよう」
見たところ、30代〜40代くらいかしら。
魔法学園の先生になるということは、よっぽどの実力者…。魔力量がないとなれないはずよ。
何より、まだ全然若い…学園は化け物揃いね。
先生「まず、魔法についてだが…魔法は、魔力を体の一部・もしくは全体に込めることによって発動する。魔法によっては、自身以外にも影響を及ぼす魔法もあ
るのは知っているだろう。そして魔力には人それぞれ特色があり、それが“属性“
だ。魔力に特色があるため、魔法にも得手不得手がある。だから、得意属性でな
いと魔法を操れない。…さて、それでは実践をしてみようか。諸君は自分の得意
属性を把握しているだろうな?それではモブ・デス君、君から魔法を披露してく
れたまえ。全員終わり次第、戦闘訓練も開始する」
うわぁ…予定詰めっ詰めじゃない。一学年の最初でこれ…?
ふふ、燃えるじゃない!
先生「ー…次、マローナ君。君は得意属性が複数あるようだね?」
マローナ「えぇ、そうですわ」
先生「では、その中から一番得意な属性の魔法を披露してくれたまえ」
マローナ「承知いたしました。………」
一番得意な魔法…迷うわね。
先生「……………フゥ」
いいえ、迷ってる暇なんてないわ。そうね、私なら…。
火魔法…ヘルファイア!
[大文字][大文字][大文字]ドゴォォォォン[/大文字][/大文字][/大文字]
あら、いつもより威力が強いわね…?
なんでかしら。好都合ではあるけれど。
先生「ふ、ふむ。凄まじい業火であるな。うむ。」
マローナ「え……」
それだけ…?
ま、まぁ最初の講義だし仕方ないけど…せめてアドバイスとか…。
エレット「マローナ!さっきの魔法すごかったな!お前だけ別格じゃねぇか!」
マローナ「あー…あはは、別にそんなことないですわよ…」
ガイマ「いいや、本当にすごかったよ。尊敬する」
エレット「ガイマ様まで…。エレット様もガイマ様も十分すごかったですわ」
はぁアドバイスもらいたかったぁぁ
先生「ー…次、リア殿!」
私と同じく単名の、金髪に赤目の少女。
あの子も家がないのかしら。
ガイマ「えっ、リアちゃん!?」
マローナ「お知り合いですか?」
ガイマ「うん。僕と同じ保護施設で保護されてる子なんだ。
幼い頃に川辺に捨てられてたらしいよ。
あんまり自分のことは話さないけど、すごくいい子だよ」
どうやら、リアという少女はガイマと結構な仲の知り合いらしい。
マローナ「そうですか…。それにしても、魔法学園に通うには少し幼いんじゃ?」
ガイマ「あの子には僕以上に才能があったからね。努力も隠れてたくさんして
た。年齢とか関係ない。人一番頑張ってるすごい子だよ。
ちなみに名前は僕がつけてあげた。可愛い名前でしょ!」
人それぞれ重い事情があるのね。
リア「……ガイマ」
ガイマ「あ、リアちゃん!もう魔法の披露は終わったの?」
リア「うん…」
あら、何やら気まずそうな目を向けられている。
マローナ「マローナと言います。よろしくね、リアちゃん」
リア「………[小文字][小文字]ん[/小文字][/小文字]」
うーん、距離感ムズカシイ……。
マローナ「リアちゃんの得意な属性、お姉さん知りたいな」
リア「…………」
あまり詰めすぎない方がいいかしらね。
ガイマ「リアちゃんは氷属性だよね」
リア「…うん」
ガイマには懐いているみたいね。
だけど、少し控えめな性格のようだわ。
先生「諸君!戦闘訓練を始めるぞ!」
ガイマ「あ、終わったみたい。行こっか、リアちゃん」
リアの手を引き、ガイマが先生のいる方向へ歩き出した。
私も後を追うように歩き出す。
次は戦闘訓練…期待したいわ。
ワクワクしかないわね!
せっかく転生したんだから、友達も作りたいところだけど…。
マローナ「ん?」
ちょっと待って?
一番前の席の黒髪の男の子…まさか…!
マローナ「ガイマ様!?ガイマ様じゃない!」
ガイマ「え!?えっ、ま、マローナ!?…だったっけ…?」
マローナ「そうですわ!久しぶりですわね!」
魔法学園でローズにもガイマにも会えるとは。すごい偶然…か…?
エレット「なんだマローナ、知り合いか?」
マローナ「えぇ。二年以上前にある出来事で知り合って…。
というか、なんでここにいらっしゃるの?だってあそこは…」
闇オークション会場だもの。
私が逃げた時に一緒に逃げられなかったってことは、多分私の行動をきっかけに
警戒されていたはずよね…?
ガイマ「あはは、買われたんだ、僕。運のいいことにその人、あの会場に潜り込
んでた保護施設を経営してる貴族の人でさ。魔法を学ぶ機会まで与えてくれたんだ」
マローナ「そうなのですね…!無事で何よりですわ!」
ガイマ「………うん…」
マローナ「?」
なんだろ…。会話に違和感がある。なんだか歯切れが悪いような。
マローナ「ガイマ様、何かー…」
先生「皆静まれ。立ち歩いている生徒は、速やかに席につくように」
講義の先生が来たようだ。なんともタイミングが悪い。
先生「まず、自己紹介からしようか。ミラン・アンダステンだ。
諸君の担任を務めることになった。よろしく頼む。では早速、講義を始めるとしよう」
見たところ、30代〜40代くらいかしら。
魔法学園の先生になるということは、よっぽどの実力者…。魔力量がないとなれないはずよ。
何より、まだ全然若い…学園は化け物揃いね。
先生「まず、魔法についてだが…魔法は、魔力を体の一部・もしくは全体に込めることによって発動する。魔法によっては、自身以外にも影響を及ぼす魔法もあ
るのは知っているだろう。そして魔力には人それぞれ特色があり、それが“属性“
だ。魔力に特色があるため、魔法にも得手不得手がある。だから、得意属性でな
いと魔法を操れない。…さて、それでは実践をしてみようか。諸君は自分の得意
属性を把握しているだろうな?それではモブ・デス君、君から魔法を披露してく
れたまえ。全員終わり次第、戦闘訓練も開始する」
うわぁ…予定詰めっ詰めじゃない。一学年の最初でこれ…?
ふふ、燃えるじゃない!
先生「ー…次、マローナ君。君は得意属性が複数あるようだね?」
マローナ「えぇ、そうですわ」
先生「では、その中から一番得意な属性の魔法を披露してくれたまえ」
マローナ「承知いたしました。………」
一番得意な魔法…迷うわね。
先生「……………フゥ」
いいえ、迷ってる暇なんてないわ。そうね、私なら…。
火魔法…ヘルファイア!
[大文字][大文字][大文字]ドゴォォォォン[/大文字][/大文字][/大文字]
あら、いつもより威力が強いわね…?
なんでかしら。好都合ではあるけれど。
先生「ふ、ふむ。凄まじい業火であるな。うむ。」
マローナ「え……」
それだけ…?
ま、まぁ最初の講義だし仕方ないけど…せめてアドバイスとか…。
エレット「マローナ!さっきの魔法すごかったな!お前だけ別格じゃねぇか!」
マローナ「あー…あはは、別にそんなことないですわよ…」
ガイマ「いいや、本当にすごかったよ。尊敬する」
エレット「ガイマ様まで…。エレット様もガイマ様も十分すごかったですわ」
はぁアドバイスもらいたかったぁぁ
先生「ー…次、リア殿!」
私と同じく単名の、金髪に赤目の少女。
あの子も家がないのかしら。
ガイマ「えっ、リアちゃん!?」
マローナ「お知り合いですか?」
ガイマ「うん。僕と同じ保護施設で保護されてる子なんだ。
幼い頃に川辺に捨てられてたらしいよ。
あんまり自分のことは話さないけど、すごくいい子だよ」
どうやら、リアという少女はガイマと結構な仲の知り合いらしい。
マローナ「そうですか…。それにしても、魔法学園に通うには少し幼いんじゃ?」
ガイマ「あの子には僕以上に才能があったからね。努力も隠れてたくさんして
た。年齢とか関係ない。人一番頑張ってるすごい子だよ。
ちなみに名前は僕がつけてあげた。可愛い名前でしょ!」
人それぞれ重い事情があるのね。
リア「……ガイマ」
ガイマ「あ、リアちゃん!もう魔法の披露は終わったの?」
リア「うん…」
あら、何やら気まずそうな目を向けられている。
マローナ「マローナと言います。よろしくね、リアちゃん」
リア「………[小文字][小文字]ん[/小文字][/小文字]」
うーん、距離感ムズカシイ……。
マローナ「リアちゃんの得意な属性、お姉さん知りたいな」
リア「…………」
あまり詰めすぎない方がいいかしらね。
ガイマ「リアちゃんは氷属性だよね」
リア「…うん」
ガイマには懐いているみたいね。
だけど、少し控えめな性格のようだわ。
先生「諸君!戦闘訓練を始めるぞ!」
ガイマ「あ、終わったみたい。行こっか、リアちゃん」
リアの手を引き、ガイマが先生のいる方向へ歩き出した。
私も後を追うように歩き出す。
次は戦闘訓練…期待したいわ。