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地味でおとなしめのモブキャラの私が、大好きなゲームの悪役令嬢に転生して双子のイケメン王子に愛される

#3

パーティーでのトラブル

どうもこんばんは!

悪役令嬢に転生した朱莉です!

今夜はマローナ様が待ちに待ったパーティーです!
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パーティー会場に入ると、まだ開催の三十分前なのに、多くの人で賑わっていた。

食事やワイン、などなど……。

実際のマローナは二十歳だけど、実際の朱莉はまだ未成年なので、お酒はなるべく控えよう……。

そう思っていると、早速誰かが話し掛けて来た。

??「ご機嫌麗しゅう、マローナ様」

声の主は、王子の一人・ルークの婚約者、ローズ様だ。

そう、悪役令嬢マローナは、ルークともう一人の王子・ガイアをとても好いていた。

だが、ルークに婚約者ができたため、ローズをとても嫌っていたのだ。

ちょっと苦笑いしているから、ルークと婚約できた勝利宣言だろうか。

マローナ「あら、ご機嫌よう。ローズ様。この前はご婚約おめでとうございます。
わたくし、とても喜ばしいことだと思っておりますの。
結婚式、ぜひお呼びくださいな」

ニコッと笑いかけるマローナ。

ローズ様、ちょっと引いちゃうかな……。

ローズ「え、ええ。ありがとうございます」

顔が少し引き攣っている。とても美しい女性のローズには、到底似合わないな。

なんとか顔を戻そう。

マローナ「もう少し笑いましょう?せっかく喜ばしいことなのですから!ねっ!ローズ様のお美しいお顔が台無しですわ!」

ローズ「はっはい!ありがとうございます!」

嬉しそう。やっぱり言ってよかったな。

すると、もう一人話し掛けて来た。

……ルークだ。

ローズはルークに飛び付いた。

よっぽどルークのことが好きなのだろう。

マローナ「ご機嫌麗しゅう、ルーク様。
ところでガイア様は見かけませんでしたが、どうかしたのでしょうか」

ルーク「マローナ!久しぶりだね!最近会ってなかったから寂しかったんだよ〜!ほら!マローナ、ハグ!」

マローナ「……結構です」

ハァ、とため息を吐きながら拒否をする。

そう、ルークは地味な私と正反対の場所にいるのだから。

うん、まさしく陰と陽的な関係なのだ。

マローナ様がもしそうでなくても、私は違う。

ローズ「まあっ!ルーク様ったら、それは浮気でしてよ?ルーク様は私と婚約しましたのよ?ひどいですわ、ルーク様っ!このまま結婚まで行くのに!」

……は?なんでローズ様がそのことを知っているの?

ルークも結婚まで行くとはわかっていないはずなのに。

もしかして……ローズ様も転生者⁉︎

ルークの婚約者、ローズが転生者だとわかったマローナ。ルークの浮気トラブル。マローナはどうなるのかー…⁉︎

このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

めっちゃ長くなって1052文字いっちゃいました!これからルークとマローナはどうなるんでしょうか?続きのサブタイトルは『ルークの婚約者、ローズの正体』です!お楽しみに!

2024/10/08 12:05

夢楽 ID:≫905K2bUGI9WHg
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