地味でおとなしめのモブキャラの私が、大好きなゲームの悪役令嬢に転生して双子のイケメン王子に愛される
〜駅前〜
ついに留久と集合の時間になった。
不安で仕方がない。本当に大丈夫だろうか…。
…あ、留久。
留久「あ、朱莉!おは…」
朱莉「……?どうしたの?」
留久「朱莉…めちゃくちゃ可愛いね!?え、僕のためにおめかししてくれたの!?」
朱莉「別に…お母さんが張り切っただけだよ」
留久「お母さん…!!」
留久は私の変わりように驚いたようだ。
こんなに喜んでくれるとは…頑張って挑戦してみてよかった。
あとでお母さんにもお礼をしよう。
朱莉「今日はどこに行くの?」
留久「えっとねー、しょっぴんぐもーるに行こうと思って!」
朱莉「しょ、ショッピングモール!?!?」
ショッピングモールなんて言葉聞いたのいつぶり!?
私なんかが行っていいの!?
留久「もうすぐあっちに戻っちゃうけど…記念…欲しくて。
朱莉に僕のこと少しでも思い出してもらえるように」
朱莉「そっか。じゃあ、私がまた会うまで大切に持っておくよ」
留久「…ありがと!じゃあ早速選びに行こ!癪だけど、片割れの分も選んであげよ」
片割れ笑
せめてガイアとか威阿とか呼んであげなよ。
朱莉「珍しく優しいね」
留久「珍しくって何!?僕はいつでも優しいよ!!」
朱莉「そう?」
留久「ほら!早く行こ!!」
朱莉「あ…う、うん」
もう不安しかない。
なんかさっきからジロジロ見られてるし。私絶対変じゃん!
〜ショッピングモール〜
留久「これとかどう?」
留久が初めに選んだのは、変なツボだった。
朱莉「変すぎない?私これ持っとくの嫌なんだけど」
留久「えー?あっちの世界じゃ結構人気ありそうだけどなぁ」
朱莉「ここ現実ですけど?」
留久「…あ、こんなのどう!?」
2番目は、変な柄の服。
朱莉「なにそれ着たくない笑」
留久「えー。似合いそうなんだけどなぁ」
朱莉「私のことなんだと思ってるの笑 ほら、記念選ぶんでしょ」
この店、変なもんしかないな。
あ、そうだ!あのゲームのグッズショップに行けばいいんじゃない!?
朱莉「えっと…あるのかな…。あ、ある!留久、ちょっと来て!」
私にとってもいい!ちょうどグッズが欲しかったのよ!!
留久「へぇー…。僕たちのゲームのお店?」
朱莉「うん!ここならいいの見つかるんじゃない?」
留久「そうだね!あ、これとかいいんじゃない!?」
こっ…これは…!!
朱莉「ガイア様とルーク様のペアミニ人形!!!」
欲しい!欲しすぎるっっっ
朱莉「これ!これにしよ!?」
留久「圧がすごい…。うん!僕も気に入った!これ買おっ!」
早速レジに並ぶ留久。
めちゃくちゃ早く決まったな。
留久「店員さん、これお願いします!」
店員「えっ…じじ、実物??コスプレ???」
あ、やべ。ルークに似すぎてるんだった。
というかご本人なんだった。
留久「? あの、これお願いします」
店員「ハッ…すみません!お買い上げありがとうございます!
またのご来店お待ちしております!ありがとうございました!!」
必死か
留久「もう買っちゃったね。朱莉は行きたいとことかある?」
朱莉「えっと……あ、タピオカ…」
留久「たぴおか?」
朱莉「…タピオカっていう飲み物があって…一回飲んでみたかったの」
留久「じゃあ飲みに行こうよ!僕の奢り!」
朱莉「え、それは申し訳ない…」
留久「いいのいいの!ほら、お金はいくらでもあるんだから!」
朱莉「それは…」
留久は財布の中から魔法のカードを取り出した。
朱莉「…よし、行こう。こっちよ」
留久「うん!楽しみ!」
魔法のカードさえあればなんでも買える。
…って思えばお金なんて溶けていくのよね。
留久のお金なんだから、ちゃんと感謝して使おう。
店員「ご注文は?」
朱莉「えっと、紅茶を2つ…」
店員「hot、cold、どちらに致しますか?」
朱莉「どっちもcoldで…」
店員「トッピングは?」
朱莉「この…パール?でお願いします」
店員「かしこまりました。あちらの席でお待ちください」
注文する時は謎にドキドキしてしまう。
留久「どんな飲み物なんだろ…!」
朱莉「慣れないものかもしれないけど、きっと美味しいよ」
私も飲んだことないのだけど。
S○Sで見たきり、一度飲んでみたかったのよね。
正直に言うと、すごくすごく楽しみだわ!
店員「お待たせいたしました。こちら紅茶『パール』です」
朱莉「あ、ありがとうございます」
ふおぉぉ!
この明るい茶色に混じる黒い真珠!
まさに私が待ち望んでいたもの!
店員「カップルでお買い物ですか?」
朱莉「えっ!?かっ、かっぷる!?違いますよ!!断じて!!」
店員「あら、そうですか。それにしてもお客様、お可愛らしい。彼氏さんも幸せですね!」
朱莉「だから彼氏じゃないです!!」
留久「えぇ〜、違うの…?」
朱莉「紛らわしいことを言うなッ!!」
店員「あらあら、ふふふ。…それではお客様、ごゆっくりお寛ぎくださいませ」
元気な店員さんだったな…。私の緊張をほぐそうとしてくれていたのだろうか。
…さ!気を取り直しましょう!
朱莉/留久「いただきますっ」
…ゴクッ
朱莉「!!!!」
留久「!!!!」
朱莉「お!」
留久「い!」
朱莉「し!」
留久「す!」
朱莉「ぎっ!」
紅茶は程よい甘さで、パールはもっちもち!
こんなっ…こんな飲み物が!!
朱莉「美味しい…!美味しすぎる…!」
無限に飲んでいられるわ!
朱莉「っあ…!」
しまった、所作が乱れていた。
悪役令嬢にあるまじき失態。
これから注意していかなければ。
…だがっっっ
この飲み物には誰しもが所作を忘れてしまうでしょう!
これは仕方がない…仕方がないわ!
留久「朱莉、勢いよく飲むとむせちゃうよ」
朱莉「ごっ、ごめんなさい。あまりに美味しくて」
留久「ううん、可愛い」
朱莉「かっ……」
朱莉「…わいいわけないでしょ!私は悪役令嬢なのよ!」
留久「ここ現実だよ」
あぁもう!現実とゲームの世界があやふやになってきたわ!
今は一旦落ち着くの。落ち着くのよマローナ。
これ以上失態を晒すわけにはいかないわ。
情けないと思われたくないもの。
朱莉「…ふぅ。申し訳ないわ、留久。私としたことが、取り乱してしまった」
留久「大丈夫だよ。僕そんなこと気にしないし。ここ現実だし」
朱莉「そうだったわね。でも私の理想の悪役令嬢は、こんなことで取り乱さな
いのよ。一層、気を引き締めていかないと」
留久「ふふ、頼りにしてるよ、悪役令嬢様」
朱莉「…さて、飲み終わったし、帰ろう。長居するのはいけないから」
留久「そうだね。じゃあ行こっか」
朱莉「ご馳走様でした。ありがとうございました」
店員「またいつでも恋バナしにきてください♡」
朱莉「こっ…店員さん!!」
店員「あらっ、ふふふ」
…いや、本当にいい人だったな。
からかい上手?っていうのかな。
ちょっと仲良くなれた気がする。また来よう。
留久「元気な店員さんだったね」
朱莉「元気すぎよ…」
留久「あ、もう夕方」
騒いでた間に時間溶けてたのか…。
…溶けすぎじゃない??
朱莉「…ねぇ、明日みんなでパーティーしない?」
留久「え!いいの!?どこで!?」
朱莉「私の家でさ。ついでに一階のスーパー寄ろ」
留久「もちろん!」
私たちはエレベーターに乗って一階に降りる。
そこにはいろんな食材が揃っている大きなスーパー、ケーキ屋などが並んでいる。
朱莉「料理何にする?思い切って七面鳥とか?」
留久「このカードで何でも買えるらしいよ!」
朱莉「よし!じゃあ、これとこれとこれとこれ!あとこれも!野菜も必要だよね」
留久「それならこれとこれとこれかな」
朱莉「いいね。でもちょっと豪華すぎるかも」
留久「いいよ一日くらい。料理はそっちに任せることになるけど」
留久と話していると、おしゃれなケーキ屋が目に入った。
高そう…だけど一日くらい…!
朱莉「つ、ついでにケーキも買お!威阿の好きなケーキわかる?」
留久「一応片割れだからね。シンプルショートケーキが好きだよあの人」
朱莉「了解。私はチョコレートケーキで、お母さんはモンブランかな」
留久「僕はガトーショコラ!」
朱莉「決まりだね。すみません!」
店員「はい」
朱莉「ショートケーキとチョコレートケーキとモンブランとガトーショコラお願いします」
店員「一切れずつですか?」
朱莉「はい。お願いします」
店員「かしこまりました。少々お待ちください」
しばらくすると、白い箱を持った店員さんが戻ってきた。
店員「こちらご注文の品です。お買い上げありがとうございました」
留久「ありがとうございます!」
ケーキを受け取り、ショッピングモールを出る。
本当に今日は充実した一日だったな。
朱莉「崩さないように持ってね」
留久「うん!僕、体幹には自信あるから!」
朱莉「そう、よろしく頼むわ」
留久「任せてよ!」
ご自慢の体幹でケーキを持ち運ぶ留久。
そんな慎重にならなくていいのに…日が暮れるわ。
けど…たまにはこんな一日もいいわね。
男友達と出かけるなんて初めてだったけど、楽しかった。
それは相手が留久だからというのもあるのよね。
朱莉「留久、今日はありがとう」
留久「え!?こちらこそだよ!めちゃくちゃ楽しかったよ!
…記憶がなくなるのが寂しいくらい!」
朱莉「それはよかったわ。なら、ペース少し上げれる?」
留久「ハイッ」
明日は“威阿“と“留久“と過ごせる最後の日。
明るく見送らなきゃ!
ついに留久と集合の時間になった。
不安で仕方がない。本当に大丈夫だろうか…。
…あ、留久。
留久「あ、朱莉!おは…」
朱莉「……?どうしたの?」
留久「朱莉…めちゃくちゃ可愛いね!?え、僕のためにおめかししてくれたの!?」
朱莉「別に…お母さんが張り切っただけだよ」
留久「お母さん…!!」
留久は私の変わりように驚いたようだ。
こんなに喜んでくれるとは…頑張って挑戦してみてよかった。
あとでお母さんにもお礼をしよう。
朱莉「今日はどこに行くの?」
留久「えっとねー、しょっぴんぐもーるに行こうと思って!」
朱莉「しょ、ショッピングモール!?!?」
ショッピングモールなんて言葉聞いたのいつぶり!?
私なんかが行っていいの!?
留久「もうすぐあっちに戻っちゃうけど…記念…欲しくて。
朱莉に僕のこと少しでも思い出してもらえるように」
朱莉「そっか。じゃあ、私がまた会うまで大切に持っておくよ」
留久「…ありがと!じゃあ早速選びに行こ!癪だけど、片割れの分も選んであげよ」
片割れ笑
せめてガイアとか威阿とか呼んであげなよ。
朱莉「珍しく優しいね」
留久「珍しくって何!?僕はいつでも優しいよ!!」
朱莉「そう?」
留久「ほら!早く行こ!!」
朱莉「あ…う、うん」
もう不安しかない。
なんかさっきからジロジロ見られてるし。私絶対変じゃん!
〜ショッピングモール〜
留久「これとかどう?」
留久が初めに選んだのは、変なツボだった。
朱莉「変すぎない?私これ持っとくの嫌なんだけど」
留久「えー?あっちの世界じゃ結構人気ありそうだけどなぁ」
朱莉「ここ現実ですけど?」
留久「…あ、こんなのどう!?」
2番目は、変な柄の服。
朱莉「なにそれ着たくない笑」
留久「えー。似合いそうなんだけどなぁ」
朱莉「私のことなんだと思ってるの笑 ほら、記念選ぶんでしょ」
この店、変なもんしかないな。
あ、そうだ!あのゲームのグッズショップに行けばいいんじゃない!?
朱莉「えっと…あるのかな…。あ、ある!留久、ちょっと来て!」
私にとってもいい!ちょうどグッズが欲しかったのよ!!
留久「へぇー…。僕たちのゲームのお店?」
朱莉「うん!ここならいいの見つかるんじゃない?」
留久「そうだね!あ、これとかいいんじゃない!?」
こっ…これは…!!
朱莉「ガイア様とルーク様のペアミニ人形!!!」
欲しい!欲しすぎるっっっ
朱莉「これ!これにしよ!?」
留久「圧がすごい…。うん!僕も気に入った!これ買おっ!」
早速レジに並ぶ留久。
めちゃくちゃ早く決まったな。
留久「店員さん、これお願いします!」
店員「えっ…じじ、実物??コスプレ???」
あ、やべ。ルークに似すぎてるんだった。
というかご本人なんだった。
留久「? あの、これお願いします」
店員「ハッ…すみません!お買い上げありがとうございます!
またのご来店お待ちしております!ありがとうございました!!」
必死か
留久「もう買っちゃったね。朱莉は行きたいとことかある?」
朱莉「えっと……あ、タピオカ…」
留久「たぴおか?」
朱莉「…タピオカっていう飲み物があって…一回飲んでみたかったの」
留久「じゃあ飲みに行こうよ!僕の奢り!」
朱莉「え、それは申し訳ない…」
留久「いいのいいの!ほら、お金はいくらでもあるんだから!」
朱莉「それは…」
留久は財布の中から魔法のカードを取り出した。
朱莉「…よし、行こう。こっちよ」
留久「うん!楽しみ!」
魔法のカードさえあればなんでも買える。
…って思えばお金なんて溶けていくのよね。
留久のお金なんだから、ちゃんと感謝して使おう。
店員「ご注文は?」
朱莉「えっと、紅茶を2つ…」
店員「hot、cold、どちらに致しますか?」
朱莉「どっちもcoldで…」
店員「トッピングは?」
朱莉「この…パール?でお願いします」
店員「かしこまりました。あちらの席でお待ちください」
注文する時は謎にドキドキしてしまう。
留久「どんな飲み物なんだろ…!」
朱莉「慣れないものかもしれないけど、きっと美味しいよ」
私も飲んだことないのだけど。
S○Sで見たきり、一度飲んでみたかったのよね。
正直に言うと、すごくすごく楽しみだわ!
店員「お待たせいたしました。こちら紅茶『パール』です」
朱莉「あ、ありがとうございます」
ふおぉぉ!
この明るい茶色に混じる黒い真珠!
まさに私が待ち望んでいたもの!
店員「カップルでお買い物ですか?」
朱莉「えっ!?かっ、かっぷる!?違いますよ!!断じて!!」
店員「あら、そうですか。それにしてもお客様、お可愛らしい。彼氏さんも幸せですね!」
朱莉「だから彼氏じゃないです!!」
留久「えぇ〜、違うの…?」
朱莉「紛らわしいことを言うなッ!!」
店員「あらあら、ふふふ。…それではお客様、ごゆっくりお寛ぎくださいませ」
元気な店員さんだったな…。私の緊張をほぐそうとしてくれていたのだろうか。
…さ!気を取り直しましょう!
朱莉/留久「いただきますっ」
…ゴクッ
朱莉「!!!!」
留久「!!!!」
朱莉「お!」
留久「い!」
朱莉「し!」
留久「す!」
朱莉「ぎっ!」
紅茶は程よい甘さで、パールはもっちもち!
こんなっ…こんな飲み物が!!
朱莉「美味しい…!美味しすぎる…!」
無限に飲んでいられるわ!
朱莉「っあ…!」
しまった、所作が乱れていた。
悪役令嬢にあるまじき失態。
これから注意していかなければ。
…だがっっっ
この飲み物には誰しもが所作を忘れてしまうでしょう!
これは仕方がない…仕方がないわ!
留久「朱莉、勢いよく飲むとむせちゃうよ」
朱莉「ごっ、ごめんなさい。あまりに美味しくて」
留久「ううん、可愛い」
朱莉「かっ……」
朱莉「…わいいわけないでしょ!私は悪役令嬢なのよ!」
留久「ここ現実だよ」
あぁもう!現実とゲームの世界があやふやになってきたわ!
今は一旦落ち着くの。落ち着くのよマローナ。
これ以上失態を晒すわけにはいかないわ。
情けないと思われたくないもの。
朱莉「…ふぅ。申し訳ないわ、留久。私としたことが、取り乱してしまった」
留久「大丈夫だよ。僕そんなこと気にしないし。ここ現実だし」
朱莉「そうだったわね。でも私の理想の悪役令嬢は、こんなことで取り乱さな
いのよ。一層、気を引き締めていかないと」
留久「ふふ、頼りにしてるよ、悪役令嬢様」
朱莉「…さて、飲み終わったし、帰ろう。長居するのはいけないから」
留久「そうだね。じゃあ行こっか」
朱莉「ご馳走様でした。ありがとうございました」
店員「またいつでも恋バナしにきてください♡」
朱莉「こっ…店員さん!!」
店員「あらっ、ふふふ」
…いや、本当にいい人だったな。
からかい上手?っていうのかな。
ちょっと仲良くなれた気がする。また来よう。
留久「元気な店員さんだったね」
朱莉「元気すぎよ…」
留久「あ、もう夕方」
騒いでた間に時間溶けてたのか…。
…溶けすぎじゃない??
朱莉「…ねぇ、明日みんなでパーティーしない?」
留久「え!いいの!?どこで!?」
朱莉「私の家でさ。ついでに一階のスーパー寄ろ」
留久「もちろん!」
私たちはエレベーターに乗って一階に降りる。
そこにはいろんな食材が揃っている大きなスーパー、ケーキ屋などが並んでいる。
朱莉「料理何にする?思い切って七面鳥とか?」
留久「このカードで何でも買えるらしいよ!」
朱莉「よし!じゃあ、これとこれとこれとこれ!あとこれも!野菜も必要だよね」
留久「それならこれとこれとこれかな」
朱莉「いいね。でもちょっと豪華すぎるかも」
留久「いいよ一日くらい。料理はそっちに任せることになるけど」
留久と話していると、おしゃれなケーキ屋が目に入った。
高そう…だけど一日くらい…!
朱莉「つ、ついでにケーキも買お!威阿の好きなケーキわかる?」
留久「一応片割れだからね。シンプルショートケーキが好きだよあの人」
朱莉「了解。私はチョコレートケーキで、お母さんはモンブランかな」
留久「僕はガトーショコラ!」
朱莉「決まりだね。すみません!」
店員「はい」
朱莉「ショートケーキとチョコレートケーキとモンブランとガトーショコラお願いします」
店員「一切れずつですか?」
朱莉「はい。お願いします」
店員「かしこまりました。少々お待ちください」
しばらくすると、白い箱を持った店員さんが戻ってきた。
店員「こちらご注文の品です。お買い上げありがとうございました」
留久「ありがとうございます!」
ケーキを受け取り、ショッピングモールを出る。
本当に今日は充実した一日だったな。
朱莉「崩さないように持ってね」
留久「うん!僕、体幹には自信あるから!」
朱莉「そう、よろしく頼むわ」
留久「任せてよ!」
ご自慢の体幹でケーキを持ち運ぶ留久。
そんな慎重にならなくていいのに…日が暮れるわ。
けど…たまにはこんな一日もいいわね。
男友達と出かけるなんて初めてだったけど、楽しかった。
それは相手が留久だからというのもあるのよね。
朱莉「留久、今日はありがとう」
留久「え!?こちらこそだよ!めちゃくちゃ楽しかったよ!
…記憶がなくなるのが寂しいくらい!」
朱莉「それはよかったわ。なら、ペース少し上げれる?」
留久「ハイッ」
明日は“威阿“と“留久“と過ごせる最後の日。
明るく見送らなきゃ!