地味でおとなしめのモブキャラの私が、大好きなゲームの悪役令嬢に転生して双子のイケメン王子に愛される
朱莉「おはようございます……」
いつもより少し大きい声を出した。
後ろの席の方には聞こえていないだろう。
先生「おはよう。早く席付け」
先生が挨拶を返してくれたのは久しぶりだな。
元々はいい先生だったんだけどな、、、
先生「今日は転校生が来るぞー」
その一言で、教室はざわめいた。
女子「きゃーっ!男の子かな!イケメンかなっ!」
男子「うおーっ!美少女がいい美少女がいい美少女がいい美少女がいい!」
つまらない。転校生可哀想。
ガラララッ
女子「きゃああああっ!!!!」
女子の歓声が響いた。でかいって、声。
威阿「俺は琴我 威阿(ことが いあ)だ。これからよろしく」
うわぁ、短髪クールイケメンだ。
なんか、ガイアに似てる、ような……?
でも、転校生が来た時点で未来変わってるよね。
先生「よし、琴我は望月の隣な。
はい、静粛に!今日はもう一人いるんだ。入れー」
留久「どーも!僕は琴我 留久(ことが るく)!よろしく〜!」
うわぁ、短髪可愛い系イケメンだ。
この二人双子か。
女子「きゃあああああ!可愛いぃぃぃ〜〜〜〜っ!!!!」
またもや歓声が……結構うるさいんだけど。
こっちはルークに似ているな……?
気のせい、であってくれ。
先生「じゃー琴我。あっ、留久って呼んだ方がいいな。
留久、お前の席は潤葉の隣だ」
まさかの隣の隣。
でもよかったな、席の隣が女子じゃなくて。
じゃなきゃ毎日キャーキャーの対象だもん。
潤葉「よろしくね、留久君!」
留久「こちらこそ〜」
威阿「よろしく、朱莉……だっけ?」
マジか、速攻名前呼びか。
クールそうなのになんか、積極的、、?
朱莉「よ、[小文字][小文字][小文字][小文字][小文字]よろしくお願いします[/小文字][/小文字][/小文字][/小文字][/小文字]」
威阿「なんて?」
うわぁああ声ちっさすぎてもう一回聞かれたよ。
最悪なんだが。
朱莉「よ、よろしくお願いしますぅ……」
威阿「朱莉、前髪あげてみたら?」
いやです。長年伸ばした結果です。
威阿「メガネも外したら?コンタクトにして来てよ」
いやです。ただ単純にいやです。
私は別に目が悪いわけではないのです。ただのファッ⤴︎ションです。
威阿「なぁ、昼一緒に食わね?」
なんだこいつ、やけに親しもうとしてくる。
私気に入られたの?
絶対ハイって言わないとずっと聞いてくるやつやん。
朱莉「………ゔぅ、、わかりましたよ」
留久「あっずるい!!威阿一人だけ!僕も食べるっ!
いいでしょ!朱莉ちゃん!」
先生「おいそこ!ちゃんと授業聞けー」
朱莉「そ、それは琴我君に……言ってください」
威阿「とりあえず授業に集中だぞ、留久」
朱莉「そ、そうですね……」
さっきから陰キャダダ漏れだな。
まいっか。これが私ってことだな。
先生「ここが〜〜〜〜〜で、〜〜〜〜〜〜」
一限目終了
二限目終了
三限目終了
〜四限目〜
やばい、寝そう……。
うとうと
朱莉「すー、すー」
先生「望月ー、ここ答えられるか?
望月?………スゥ⤴︎望月!!!」
朱莉「は、ふぁいっ!
え、えっと……24?」
先生「違うな。ちゃんと問題見てたのか?」
朱莉「すみません……」
くすくす、くすくすと笑い声が聞こえてくる。
はぁ、、勉強は嫌いだ。
留久「ねぇねぇ、なんで笑ってるの〜?」
女子「きゃあ、留久くんに聞かれたぁっ!
えっとね♡地味子が謝ってるのが面白いからだよ♡留久くんっ♡」
留久「君らはさぁ、謝ったこと、ないの?」
女子「え?それはあるけど……」
留久「じゃあさ、なんで笑うの?
自分だって謝ったことあるんじゃん。なのになんで他人の時に笑うの?
おかしくない?僕間違ってる?」
おいおいおいおいおいおいっっっっっ
やめてくれ!目立たないでぇぇぇぇ!!
私に注目がいくでしょーっっっっ
威阿「留久の言う通りだな」
先生「おいおい、落ち着けって💦」
キーンコーンカーンコーン
放送ちゃん「皆さん、今日は緊急、四時間授業になりました。
先生方は緊急で会議があるので、生徒の皆さんは速やかに帰るように」
先生「うわ、マジか。ごめんみんな、俺会議行ってくるから!
帰りの用意終わったら適当に帰っててくれー!十二時までには帰れよー!
生徒「ラッキー!!!じゃね、せんせー」
先生「また明日!」
てくてくてくてく
さすが先生。
急ぎなはずなのに廊下を歩いている。
他の先生みんな廊下走ってるのに。
留久「ねぇ朱莉ちゃん!!一緒にかーえろっっ!」
朱莉「えぇっっ、私ですか!?」
留久「別にいいじゃん!隣の隣のよしみってことで!!ほら、行こ?」
朱莉「別にいいですけど……」
帰り道は同じなのかな?
同じじゃない方がいいんだけど……。
留久「ボク達、君んちの隣に引っ越して来たんだっ!!」
朱莉「……?………!!!はぁぁぁあああっっ!?!?」
いつもより少し大きい声を出した。
後ろの席の方には聞こえていないだろう。
先生「おはよう。早く席付け」
先生が挨拶を返してくれたのは久しぶりだな。
元々はいい先生だったんだけどな、、、
先生「今日は転校生が来るぞー」
その一言で、教室はざわめいた。
女子「きゃーっ!男の子かな!イケメンかなっ!」
男子「うおーっ!美少女がいい美少女がいい美少女がいい美少女がいい!」
つまらない。転校生可哀想。
ガラララッ
女子「きゃああああっ!!!!」
女子の歓声が響いた。でかいって、声。
威阿「俺は琴我 威阿(ことが いあ)だ。これからよろしく」
うわぁ、短髪クールイケメンだ。
なんか、ガイアに似てる、ような……?
でも、転校生が来た時点で未来変わってるよね。
先生「よし、琴我は望月の隣な。
はい、静粛に!今日はもう一人いるんだ。入れー」
留久「どーも!僕は琴我 留久(ことが るく)!よろしく〜!」
うわぁ、短髪可愛い系イケメンだ。
この二人双子か。
女子「きゃあああああ!可愛いぃぃぃ〜〜〜〜っ!!!!」
またもや歓声が……結構うるさいんだけど。
こっちはルークに似ているな……?
気のせい、であってくれ。
先生「じゃー琴我。あっ、留久って呼んだ方がいいな。
留久、お前の席は潤葉の隣だ」
まさかの隣の隣。
でもよかったな、席の隣が女子じゃなくて。
じゃなきゃ毎日キャーキャーの対象だもん。
潤葉「よろしくね、留久君!」
留久「こちらこそ〜」
威阿「よろしく、朱莉……だっけ?」
マジか、速攻名前呼びか。
クールそうなのになんか、積極的、、?
朱莉「よ、[小文字][小文字][小文字][小文字][小文字]よろしくお願いします[/小文字][/小文字][/小文字][/小文字][/小文字]」
威阿「なんて?」
うわぁああ声ちっさすぎてもう一回聞かれたよ。
最悪なんだが。
朱莉「よ、よろしくお願いしますぅ……」
威阿「朱莉、前髪あげてみたら?」
いやです。長年伸ばした結果です。
威阿「メガネも外したら?コンタクトにして来てよ」
いやです。ただ単純にいやです。
私は別に目が悪いわけではないのです。ただのファッ⤴︎ションです。
威阿「なぁ、昼一緒に食わね?」
なんだこいつ、やけに親しもうとしてくる。
私気に入られたの?
絶対ハイって言わないとずっと聞いてくるやつやん。
朱莉「………ゔぅ、、わかりましたよ」
留久「あっずるい!!威阿一人だけ!僕も食べるっ!
いいでしょ!朱莉ちゃん!」
先生「おいそこ!ちゃんと授業聞けー」
朱莉「そ、それは琴我君に……言ってください」
威阿「とりあえず授業に集中だぞ、留久」
朱莉「そ、そうですね……」
さっきから陰キャダダ漏れだな。
まいっか。これが私ってことだな。
先生「ここが〜〜〜〜〜で、〜〜〜〜〜〜」
一限目終了
二限目終了
三限目終了
〜四限目〜
やばい、寝そう……。
うとうと
朱莉「すー、すー」
先生「望月ー、ここ答えられるか?
望月?………スゥ⤴︎望月!!!」
朱莉「は、ふぁいっ!
え、えっと……24?」
先生「違うな。ちゃんと問題見てたのか?」
朱莉「すみません……」
くすくす、くすくすと笑い声が聞こえてくる。
はぁ、、勉強は嫌いだ。
留久「ねぇねぇ、なんで笑ってるの〜?」
女子「きゃあ、留久くんに聞かれたぁっ!
えっとね♡地味子が謝ってるのが面白いからだよ♡留久くんっ♡」
留久「君らはさぁ、謝ったこと、ないの?」
女子「え?それはあるけど……」
留久「じゃあさ、なんで笑うの?
自分だって謝ったことあるんじゃん。なのになんで他人の時に笑うの?
おかしくない?僕間違ってる?」
おいおいおいおいおいおいっっっっっ
やめてくれ!目立たないでぇぇぇぇ!!
私に注目がいくでしょーっっっっ
威阿「留久の言う通りだな」
先生「おいおい、落ち着けって💦」
キーンコーンカーンコーン
放送ちゃん「皆さん、今日は緊急、四時間授業になりました。
先生方は緊急で会議があるので、生徒の皆さんは速やかに帰るように」
先生「うわ、マジか。ごめんみんな、俺会議行ってくるから!
帰りの用意終わったら適当に帰っててくれー!十二時までには帰れよー!
生徒「ラッキー!!!じゃね、せんせー」
先生「また明日!」
てくてくてくてく
さすが先生。
急ぎなはずなのに廊下を歩いている。
他の先生みんな廊下走ってるのに。
留久「ねぇ朱莉ちゃん!!一緒にかーえろっっ!」
朱莉「えぇっっ、私ですか!?」
留久「別にいいじゃん!隣の隣のよしみってことで!!ほら、行こ?」
朱莉「別にいいですけど……」
帰り道は同じなのかな?
同じじゃない方がいいんだけど……。
留久「ボク達、君んちの隣に引っ越して来たんだっ!!」
朱莉「……?………!!!はぁぁぁあああっっ!?!?」