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地味でおとなしめのモブキャラの私が、大好きなゲームの悪役令嬢に転生して双子のイケメン王子に愛される

#1

モブキャラの私が、悪役令嬢に転生⁉︎

私は望月朱莉。

見るからに地味なモブキャラ高校生。

私の唯一の幸せ、それは……。

大人気ゲームの『王子と麗しき姫』をプレイすることだけだった。
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ある日のこと、私は普通に高校に行った。

私にとっての、普通の日常だ。

普通の日常のはずだったのに……。

[大文字]キキィー‼︎ドン‼︎[/大文字]

あぁ、最悪だ。もうちょっとでゲームクリアできたのに。

最後のストーリー、やりたかったなぁ、見たかったなぁ。

最後はどうなるんだろうなぁ。

あぁ、手が痛い。足が痛い。頭が痛い。全身が震えている。

もう、いっそ……ゲームの中で、本物の体験をしたい。生き返って、ゲームの続きをしたい。

微かな目を見開くと、私が轢かれているのに、誰も救急車を呼んでくれない。
助けてくれない。

誰一人、私に目を向けない。私を轢いた車も、どこかへ走って逃げてしまった。

どうして……どうして私はいつもこうなんだ。せめて一人くらい、友達が欲しかった。誰かに、愛されたかった……。

車に轢かれて数分後、私の意識が飛んで行った。
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「ここは、どこ……?」
私が目を覚ましたのは、見知らぬ家だった。

[小文字]夢……?
[/小文字]
これは家?家なの?普通の家には見えない。

[明朝体]一部屋が大きすぎるわ。[/明朝体]

私がポカンと口を開けていると、大きなドアからコンコンとノックが聞こえて来た。

私は慌てて「どうぞ」と言う。

??「お嬢様、もうお休みになられた方がよろしいかと」

ん?おじょうさま…?今この人、お嬢様って言った…⁉︎

ヒエエ、私お嬢様になったの⁉︎

「え、ええ。そうさせてもらうわ。あの、一つ聞いていいかしら?私の名前を。変だと思うけど、答えてくれる?」

何もかもがあやふやな状況で、私はキラキラした黄金のネックレスを選んだ。

??「?」
??「はい、わかりました。あなた様はマローナ・ネオン様。ネオン家の第一公女です。そしてわたくしは、リリー・アーロ。マローナ様の専属メイドとして仕える者にございます」

マローナ「???」
マローナ「そ、そう。ありがとう、リリー」

リリー「はい。礼などメイドには不要です。

そして明日は楽しみになされていたパーティーですよ」

え?ちょっと待って、マローナ・ネオン⁇それって、『王子と麗しき姫』に出てくる悪役令嬢じゃない⁉︎

私、転生したの⁉︎それに、明日パーティーって……、人に関わることすら苦手な私には無理だよ〜!

神様ぁー、何で悪役令嬢なんかに転生させたんですかぁー。

大好きなゲームの悪役令嬢に転生してしまった朱莉。しかも明日はパーティー⁉︎このピンチをマローナ(朱莉)はどう切り抜けるのかー…。

このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

ずっと憧れていた悪役令嬢の物語……!ぜひコメントください(^^)。続編のサブタイトルは『悪役令嬢に転生した私は、パーティーに行きます!』です!お楽しみに!

2024/10/05 20:00

夢楽 ID:≫91YYGRbRUeQ9I
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