『あ゙ぁ゙ー疲れたー！』
自宅に帰ってきた結真はすぐに冷蔵庫の中を確認。そして冷やしていただろうチョコとミルクティーを出す。
談話室の方まで行き、ソファに体を沈めた。
『あー明日もまたかー』
チョコを食べながらそう呟く結真。そんな彼女の耳に一つの声が耳に入った
「おや、帰っていたのですか？」
振り返ると白髪の男性がいた。男にしては長く、肩まではある白髪。結真や薫と同じ赤色の瞳は白色の長い[漢字]睫毛[/漢字][ふりがな]まつげ[/ふりがな]で縁取られている。
彼の名は[漢字]瑠璃[/漢字][ふりがな]るり[/ふりがな]。結真の伯父だ。
瑠璃はその整いすぎた顔を上品の笑顔にし、
「実は問題が起きてしまいましてね」