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二次創作
Mafia.

#20


黒叉「本当に1人で
   行かれるのですか」
●●『ええ、そのつもり』
黒叉「…いえ、やっぱり俺も」
●●『必要ないわ』
●●『外で待っていて頂戴』
●●『本来貴方だって暇な
     わけじゃないのでしょう?
     何故ついてきたの?』
黒叉「俺はあのバカとは違います
   ●●嬢の安全を1番に
   案じてるんです、仕事は先
   でもあとでもどうとでも
   調整できます!!」

※片割れはお仕事中です
[小文字]白羅「俺も黒叉と行きた
    かったのに〜!!」
白羅「ホント、お前らのせーだからね?
   どんな消され方しても
    文句ねぇよなァ?」
敵「…や…嫌だ…!!やめ…!!
   うあ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙…!!!」[/小文字]

●●『大体貴方お父様の 
      補佐じゃない…』
黒叉「お父上様も貴方の安全を
   心より案じているので
   これも俺の仕事です。」
●●『でも本当に平気よ、
     義理堅い夜虎のツテに
     響輝の紹介なんだから』
●●『あんなでも人を見る目は
     確かだと思わない?』
黒叉「…●●嬢」
●●『…見られているわね』
黒叉「…」
●●『…何かあればすぐ呼ぶわ』
黒叉「ご武運を」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

●●『…』

一歩

一歩

速さを変えず

臆することなく

また一歩

??「おやおやおや」
??「こんな時間にこんな危ない
   ところでなにしてんの?」







黒尾「…お嬢さん?」
●●『…わざとらしいわね
     ずっとつけて
      いたのでしょう?』
黒尾「どうかね」
黒尾「双海の片割れは
   置いてきてよかったのか?」
黒尾「仮にも他所の縄張りだって   
   のに指定場所まで1人で来る
   とはまぁ自信がお有りなようで」
●●『黒叉は知的だけど
     警戒心が強過ぎるのよ
     過度な介入は避けたいわ』
●●『それで?依頼は前向きに
     検討してくれるかしら』
黒尾「…立ち話もなんだ
   うちで話さないか?」
黒尾「うちの連中も
    気になってるんだ」
黒尾「君がどんな人なのか
   信用できるのか
   期待してもいいのか」
●●『…』

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

黒尾「ようこそ我が組へ」
黒尾「飛龍●●サン?」
●●『えぇ、お招き
      頂きありがとう』
黒尾「君のとこよりは小さいから
   居心地は悪いかもしれんが
   まぁ大目に見てくれ」
●●『いえ、こういう
     ところも嫌いじゃないの』
??「へー、お高く止まってる
  お嬢様かと思ってたけど
  意外とそれだけじゃないんだ」
??「理解はありそうで助かったよ」
●●『!』
黒尾「ちょっとちょっと
   お客様がびっくり
   してんでしょーが」
??「悪い悪い、後ろがガラ空き
   だったもんだからつい」
??「夜久が行って俺が行かない 
  理由もないからね」
●●『…彼らは?』
黒尾「コイツらは一応猫の幹部」
夜久「夜久衛輔、現場と
    部下の管理をしてる」
海「海信行です、副首領をしてます」
夜久「話は大方聞いた、
   “港湾地下サーバーに
    保管された非合法取引・
    人身売買・裏帳簿
    データの奪取”だっけ?」
●●『ええ、その通りよ』
夜久「それくらい、俺達に頼ま
   なくてもできたんじゃねーの?」
●●『そうね、ただ私がしたいのは
     あくまで“品定め”だもの』
海「この世界で信用なんて
  そんなすぐ得られるもの
   でもないからね」
黒尾「目にかけてもらえたと 
   思えばそうでも
   なかったってか笑」
黒尾「いいぞ、その仕事受けてやる」
黒尾「今契約書持って
    くっから待っとけ」
●●『気長に待っているわ』

夜久「どれくらいで
    戻ってくんのかな」
海「さぁ、どうだろうね」

[大文字][太字][大文字]「うわぁぁ!!!?」[/大文字][/太字][/大文字]

●●『奥から…何の声?』
海「あー…うちの新人だよ、多分」
夜久「あのボンクラ…」

??「うっ…ううっ…」
[大文字][大文字][太字]??「夜久さんっ…
  夜久さぁぁん…!!!
  どこですかぁぁ…!!!」[/太字][/大文字][/大文字]

夜久「チッ…ったく…」
[大文字][大文字][大文字][太字]夜久「うるせぇよ
  リエーフ!!!!
  んなデケェ声
  出さなくても
  聞こえるわ!!!!」[/太字][/大文字][/大文字][/大文字]
海「夜久も大概大きいけどな」
リエーフ「居た…うぅ…うえぇ…
     夜久さぁん…!!
     痛いです…めちゃくちゃ
     痛いんですぅ…!!!」
夜久「あん!!?弱音吐いてんじゃ…
   …って何してんだお前!!?」
リエーフ「ずびっ…武器にも色々
     種類があって、それぞれ
     その人に合うものもある
     からってこの前武虎さんに
     言われたからちょっと
     手に取ってみたんです…」
リエーフ「そしたらよく分かんない
     まま暴発しちゃって…
     お陰で腕周りぐちゃぐちゃ
     でめっちゃ痛いです…!!!」
夜久「痛いで済むかこんなもん!!!」

●●『…銀髪の彼は?』
海「灰羽リエーフ、ちょっと前に
  人身売買で海外から連れて
  こられたんだけど、アイツの
  買い手とはまぁ一悶着あり
  そのまま夜久が一応
  拾ってきたんだ」
海「国籍はロシアなんだけど
  元々ハーフだったから
  日本語は喋れるらしい」
●●『元々こちら側の人なの?』
海「いや、一般人だったん
  だけど拉致られて日本に
  売り飛ばされた」
●●『そう…』

夜久「てか勝手に触んなよ
    死にたいのか!!!」
リエーフ「だって!!俺だって早く
     皆さんみたいに
     なりいんですよ!!!」
夜久「痛みに鈍いだけでやって
   けるわけねぇだろバカ!!!」
夜久「そんな触りたいんだったら
   まず基本の体術覚えてから
   って何回言わせんだ!!!」
リエーフ「てか誰ですか
     あの女の子ぉ!!」
夜久「取引先の客人!!」

●●『…本当に夜久くんが
     連れてきたのかしら』
海「はは、正確にはリエーフが
  夜久についてきたの
  方が近いかも」
海「恩返しとかなんとかで」

夜久「取り敢えず手当てすんぞ!!
   わりぃ、席外す!」
夜久「海も手伝え!!」
海「人使いが荒いなぁ」
海「あ、ここで待っててもいい
  けどもしあれなら中
   好きに見てていいよ」
海「まぁ…下手すると
  セキュリティで木っ端
  微塵にされるかもだけど」
●●『まぁ、怖いこと言うのね』
●●『そういうことなら
     そうさせて貰うわ』

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[太字]コツ…コツ…コツ…コツ…[/太字]

●●〘…内装、セキュリティ
     共にそこまでダメに
     なってるわけじゃ
      なさそうね…〙
●●『…?』
●●〘微かな明かり…
      誰か居るのかしら…〙

●●『…!』

??「…」

そこには確かに人が居た
ゲーミングチェアに座って
いる猫背な体を少しだけ乗り出し
いくつもの画面とキーボードを
凝視して、同時に使いこなす青年
作業の動き、スピード、正確さ
全てにおいて無駄がない
部屋は機械だらけで紙の資料や
空のエナジードリンクや栄養食の
パッケージがそのまま
バラバラに大量に放置され
趣味なのかゲームカセットも
積み上げられている

[小文字]●●『…凄い…』[/小文字]
??「っ!!!?」

[大文字][大文字][太字]ガサガサドタンッッッ!!!![/太字][/大文字][/大文字]

●●『!?』

先程までの集中が嘘かのように
その小さな独り言で彼は取り乱し
崩れ落ちて椅子に隠れてしまった

●●『…何も言わず勝手に
     部屋に入ってしまって
      ごめんなさい』
●●『貴方の手捌き見事
      だったものだから』
??「っ…」
●●『…?』

隠れていて見えづらいけど
彼は私を一切視界に捉えて居なかった
微かに震え、冷や汗をかいて
いるようにも見える
顔色も優れているようには見えない
…警戒…というより畏怖している…?

黒尾「おっとお嬢さん、彼を凝視
   するのはそこまで」
●●『…戻ってきたんですね   
     お探しの契約書は
     見つかりまして?』
黒尾「まぁ無事ね」
黒尾「途中で海に好きにさせたと  
   聞いたときは参ったが」
黒尾「まさかこことは思わなかった」
●●『少し気になったもので』
黒尾「おーい、研磨ー」
黒尾「安心しろ、この子は
   例のご令嬢」
黒尾「敵地に単身で来てまで
    変なこたしねーよ」
[小文字]研磨「……龍……」[/小文字]
●●『…彼は一体』
黒尾「…そうだなぁ…言うなれば」

[太字]黒尾「[漢字]Cat[/漢字][ふりがな]うちの組織[/ふりがな]の背骨で、脳で、心臓」[/太字]

黒尾「そんなとこだ」
黒尾「うちが情報面に強いのは」
黒尾「コイツの、孤爪研磨の
   お陰だと言っても
   過言じゃない」
黒尾「…●●ちゃん、
    ちょっとこっち」
●●『?』

手招きされて一度部屋の外に出る

黒尾「…さっきの音的にアイツの
   背後から声かけたのか?」
黒尾「それで急に隠れちまったと?」
●●『…悪いことをして
     しまったとは思っている』
●●『ただあそこまで取り乱す
     必要があったのかしら』
黒尾「あー…それな」
黒尾「…元々お前と会わせる
   気なかったんだ」
●●『どうして?』
黒尾「アイツが人見知りなのも
   あるんだが、1番はあれだ」
黒尾「研磨は女の人が
   苦手っつーか…怖えんだよ」
●●『女性が?』
黒尾「昔色々あってな」
黒尾「それからはただの
   人見知りの域を超える
   くらいになっちまった」
●●『…』
黒尾「…いつかは直さねぇと
    いけないんだが
    どうにもな…」
黒尾「…はじめ、お前から依頼が
   来たとき顔合わせも込みで 
   って言ったのは研磨の為だ」
黒尾「めちゃくちゃ
   嫌がってたからな」
黒尾「どんな人間なのか、それを
   見定めたかったんだが…」
●●『結果は?どうかしら』
黒尾「…決めた」
●●『それなら頼むわ―――』
黒尾「研磨ー!!」
研磨「!!?」
研磨「…何」

再び彼の部屋の中に
戻っていく黒尾くんの
言葉は耳を疑うものだった

黒尾「龍の依頼お前が受けろ」
研磨「え…!?なん…」
黒尾「●●ちゃんと一緒に」
●●、研磨『え?/は!!?』
研磨「ちょっとクロ!!
    何考えてんの!!?」
研磨「俺嫌だって言ったよね!!」
黒尾「そう聞いた」
研磨「じゃあなんで…!!」
黒尾「まぁまぁまぁ、落ち着けよ」
黒尾「…お前がどうしょうもない
   くらい女が怖いのは
   知ってるよ誰よりも」
黒尾「何年一緒に
    居ると思ってんだ」
黒尾「だからこそ、逃げ続ける
   わけにもいかないと思ってる」
黒尾「お前自身もそうだろ?」
研磨「…そ…れは…」
黒尾「大丈夫だよ、響輝の紹介で
   きたんだし礼儀も
   常識もありそうだ」
研磨「…」
黒尾「…分かったら返事!」

俯いたままだんまりの
孤爪の金髪頭を黒尾くんは
屈託のない笑顔で
わしゃわしゃと撫でた
当の孤爪は不満そうな
ままだったが

黒尾「ってなわけだ
   取り敢えず挨拶しろよ?」
研磨「………」
●●『…飛龍●●、
     今回は同行させて
     もらうわ』
研磨「………」
研磨「……孤爪…研磨……」
研磨「……その……最低限しか
    話すつもりない…から……」
黒尾「おい。」
●●『…嫌かもしれないけれど
     こうなったばかりは
     仕方が無いわ」
●●『頼りにしてるわね、孤爪』
研磨「………」

距離は少し離れててやはり
まだ警戒されているし目は合わない
…本当に上手くいくのかしら…

作者メッセージ

トラウマを抱える研磨に夢を見たい。

2026/01/25 14:17

のん ID:≫ 8na71jKhSIm3Q
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