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二次創作
Mafia.

#14


2人が言葉を交わした瞬間 
飛んでくる銃弾、それを
軽々かわし白羅がふと視線を逸らす
その先には、鮮やかな朱色の
カーテンが吊るされた窓

白羅「ままごとはおーわりっ!!!」

白羅は隠し持って装備していた
ホルダーからナイフを取り出し
投げ飛ばす、そのナイフを松川は
避け体幹がぐらついたところに
カーテンを手にかけ一気に引く
そして大雑把に投げ広げた
赤が視界を覆い、松川の視界を奪う

松川「!!」
松川〔アイツはきっとまだそこに
    いる…なら早い者勝ちか!!〕

急いで銃弾3発を放つ…が
そのカーテンの陰に白羅の
気配が完全に消えていた
松川が反射的に後ろを向いたとき
そこにはほんの1秒半前
目の前に白羅の姿
白羅はすでに、音も立てずに
松川の死角に移動していた
一瞬で距離を詰め、新しい玩具を
見つけた幼子のような、また
獲物を狩る獣のような
殺気立った目をしている
そして次の瞬間、冷たい金属の
感覚が松川のこめかみに
押し当てられた

白羅「あいよ俺の勝ちー」
白羅「もーちょっと
    粘ってくれても
     よかったのに」 

少し残念そうな拗ねるような顔を
した白羅はやはり幼い子供のようだ

白羅「…なにか言い残すことある?」
松川「んー…そうだなー…」














松川「…まだ終わるわけないだろ?」

松川は微かに笑みを浮かべ
恐るべき目つきで白羅を見返してきた

白羅「…っ!!」

その途端、白羅が床に
叩きつけられる、松川の仕業だ
白羅は驚き顔を少し歪に
させながらも、松川の 
腕の中で目を輝かせていた

松川「君、ホントに元気だねー
      少し頭冷えた?」

白羅はにやりと笑って、余裕
たっぷりの松川を見上げる

白羅「冷える?まさかwやっと
    温まってきたとこ!!」
白羅「といってもお前がこんな
    ことするとはね…
    …もしかして俺の事騙した?」
松川「ふっ…悪いね」

松川はさらに妖艶な 
微笑を静かにしている

松川「ここからだったのに非常に残念
    だけど、そろそろ君をダウン
    させないと及川にどやされる
    から、それなりの 
    対処、させてもらうね」

ワクワク混じりの表情に怪しい雲
行きがかかり松川に固定され 
動けないまま話を聞いていた

白羅「それなりの対処?なにする気?」
松川「んー、例えば」

[大文字][太字]バキッ!!![/太字][/大文字]

白羅「!?」

白羅の体から普通なら鳴らない音
それは松川が白羅の
左足を折った音だった

白羅「[小文字]ッぅうあ゙ぁ゙…!!![/小文字]」
松川「こうやって折っちゃうとか?」

そのまま松川を睨み歪めた
白羅の顔はその状況には
見合わぬように口角が上がり
とても常人には見えない
…また、痛々しい小さな
うめき声と腕が壊れるが響いた



場面は変わり体勢を崩した
黒叉の顔に目掛け突き
立てられ向かう刀身が口内に刺さる
   



 


  














及川「…っ!!マジか…!!」
黒叉「…ッ」

寸前で止まる
黒叉の歯と刀身がギリギリと音を
立て止まっているように見えるが
若干及川の力が黒叉に押し勝ってる
そして動揺を誘いたいのか及川が
口を開き会話を持ちかけた

及川「君もなかなか執念深いね〜」
及川「こんなことして今まだ
    生きてるわけだけど
      この後どうすんの?」
及川「潔く諦めるのが先決じゃない?」
黒叉「…」
及川「んな睨まなくてもいいじゃない」
黒叉「…」
黒叉〔…正直、コイツらに勝てる
    算段はまだ整ってない…
    ここで動いたところで結果は
     無策、すぐに潰される
          のがオチ…か〕

刃が少し奥へと動き黒叉の
口からは血が滲み溢れ出す
更に挑発を狙う及川
反対側で牽制されている白羅と
押し倒し体術で動かぬよう
抑えつけている松川を見て
再び口を開いた

及川「いやー、彼も彼で大変だねー
    まっつん相手だなんて、相当
    頭のキレる奴じゃないと」  

横目でにやりと黒叉を見下ろす及川
完全に見下して煽り散らかしている

及川「ホント、ツワモノと名高い
    龍も落ちたものだね
    廃れてるにも程があるよ〜」

黒叉が固まり反応を
やめてピタリと止まる 
その時、黒叉の中で
なにかがプツリと切れた

黒叉〔…もういい〕
黒叉〔なんでもいいや算段とか〕
黒叉〔んなもん確実じゃなくても
    できるよな、お前なら〕





黒叉〔俺達なら〕

黒叉が瞼をゆっくり閉じる
突然刃がメリメリと音を立てる
そうかと思えばバリンッ!!!と
刃先が割れた
黒叉が上顎に圧力を
かけ噛み砕いたのだ    
そのままの勢いで横に転げ
立ち上がり、ペッと血と血に
混じった鉄片を吐き飛ばす

黒叉「ったく…血の味しか
     しねぇ…気色悪い」

睨みをきかせる

及川「…脱したからなに?
     結果は変わら
       ないんじゃない?」
及川「相方はあの有様だよ?」
黒叉「るっせぇ殺すぞカス!!!」

黒叉が及川目掛けて走り直進する

及川〔…?直進?ホントに万策尽きた?
      …なんだこの違和感…〕

剣を投げ捨て拳銃を取り出し
一発撃った、それが黒叉の腕をかする
絶賛丸腰の黒叉が体術の体勢に入る













なんてことはせず、姿勢を低くして
及川の足の間を滑り抜けて
何かに手をかける
 
及川「…!!…君の目的は
   それだったってことね…!!」
黒叉「さっさと復活
    しやがれ…バカ弟!!!」

黒叉が手にかけたのは
白羅が投げ飛ばした床に 
刺さっているナイフだった
そのナイフを松川…いや、白羅
目掛けて投げ飛ばす

松川「!!」

松川は反射で白羅から離れた
そして飛んできたナイフを
顔に刺さるすれすれで
刃を握りしめる白羅

白羅「…はぁ〜…何回言ったら
         分かるわけ?」
及川、松川「!?」
白羅「お前が!!おとーとだっつーの!!」

そう話しながら立ち上がって
居る白羅の四肢は何故か
正常に機能していた
 
松川「いやいやいや…バケモン
     にも程があるでしょ…」
及川「どうやら程度ってものが
    ないバケモンらしいね」
白羅「黒叉っ!!そっち変われっ!!」
黒叉「わーってるわアホ!!!」

白羅は走り飛び跳ね
黒叉は自分のベストの速さで
走りすれ違い、相手をスイッチさせる
各々の戦闘態勢に0,数秒でつき
拳銃を構え銃撃戦から始り互角な
死闘を繰り返しながら正しい手順で
攻略をしていく黒叉、壁を蹴り宙を
舞うように壁を這いながらあっという
間に死角を突いてトドメの一撃を
決めようする白羅の2人の殺意に
満ちた空気をガラリと帰るように
談話室の扉が音を立て開く
その瞬間、怒号が飛んだ

??「…おい」







[太字][大文字]岩泉「なにしてやがる
    クソ及川ァーッ!!!!!!」[/大文字][/太字]
及川「!!?な、なんで
    岩ちゃんがここに!!?」
及川「遠方任務のはずじゃ…!!?」
岩泉「そっちが面倒事起こすから
    秒で終わらせて飛んで
     帰ってきたわボゲェッ!!!」
及川「面倒事って!!俺は別に!!」
岩泉「独断でやんじゃねぇ
      って言ったべや!!!」
及川「…んぅ…!!…言い返せない…!!」
岩泉「松川ァ!!金田一!!国見!!!
    お前らもお前らだ!!!
       制止しろや!!!」
松川「えぇ…?俺らも怒られんのこれ?」
金田一「えっ、あ、すんません!!!」
国見「俺悪くない…」
花巻「まっかわ達はまた
    巻き込まれたんかw」
松川「上司からのパワハラと
     同義でしょ、この加担」
及川「ちょっとまっつん!?!?」
岩泉「よぉし及川、お前は
     マジ後でしばく」
及川「なんでっ!!!」
月島「ギリ間に合いましたね」
山口「お待たせしてすみません!!」
黒叉「外の奴らは殺してないな」
月島「まぁ、そう言われたんで」
山口「ホントに気絶だけで
     よかったんですか?」
黒叉「これ以上の関係
      悪化は避けたい」
山口〔とてもそんなふうには
    思ってなさそうな顔してる
    っていうのは…
     …黙っておこう。うん。〕

響輝「○○ー!!!!」
響輝「無事でよかったねー!!!」
●●『ええ、お陰様でね』
●●『黒叉と白羅には
       特に助けられたわ』
響輝「もー!!くろちとしろち
    だけなん!!?ウチらのこと
    もーっと褒めてくれても   
        いいんだよー?」
●●『はいはい、よくできました』

頭をぽんぽんと撫でる●●
露骨に喜ぶ響輝だった

花巻「よっ白羅、元気してたー?」
白羅「元気だけど君の相方のお陰で
   身体中ボロボロだっつーの!!」
花巻「まじかwどんくらいやったん?」
松川「右足以外をポキっと、ね?」
花巻「うっそピンピンしてると
    思ったらめちゃくちゃ
    ボロボロじゃねーかw」 
白羅「弾は当たってないからねー」
花巻「つかなんで立ってんだよw」
白羅「めちゃ痛いけど頑張って
    立ってんのよこっちは」
花巻「マジウケるwでも
    悪かったねーうちの松川くんが」
白羅「いーよー!!久しぶりにちょっと
    追い詰められて楽しかった!!」
松川「Мの方?」
白羅「誰がМだっ」
黒叉「つか、お前青城の幹部と
     知り合いだったのかよ」
白羅「まーねー」
白羅「何かのパーティーみたいな会に
    潜入した時にどっちも一般の
    招待客だと思って一緒に
    飲んで、その後プラベで会って
    組織壊滅任務の時に会って
    お互いマフィアだったのねーって」
花巻「まぁ、どことかはお互い
    黙秘してたからなー、俺は
    なんとなく気付いてたけど」
白羅「わお。」
黒叉「はぁ…」
松川「お疲れさん」
山口〔…●●誘拐事件は
    黒叉さん白羅さんの連携と
    青城に知り合いがいたことに
    よる奇跡から一件落着
     幕を下ろした…のかな?〕













??「ねーねー!!――クン!!見た
   アイツら!!ひゃーw
     マジおっもろー!!w」
??「見てたも何も、一緒に見てた
   んだから分かってるっつの」
??「…しかし、噂には
   聞いてたがヤバいな、龍」
??「そうだね~、――クンが
   聞いたら何ていうかな〜?」
??「どうする?さっそく
    報告しに行くか?」
??「…いーや、これから崩れていく
   この無様な幸せを目に焼き
   付けてから俺は行くよ
   どうする?――クンも一緒に見る?」
??「…相変わらず悪趣味なのな」 
??「俺はそんな趣味ねーけど 
  お前一人にしてきたら多分また
   後輩達からの信頼が
     失われるから残るわ」
??「まっ!!そんなこと気にしてるの?」
??「るっせー」

このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

お久しぶりですー
この話に結構詰め込んだなー
(自称)
これからの龍と最後に登場した 
謎の組織はこれからどうなって
いくのでしょうねぇ…

2024/11/24 10:59

のん ID:≫upKx/dE9wxWbw
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