百合短編集
・[漢字]佐藤優香[/漢字][ふりがな]さとうゆか[/ふりがな]
このお話の主人公。優しく頑張り屋でおっちょこちょい。真宙のことが好き。
・[漢字]後藤真宙[/漢字][ふりがな]ごとうまひろ[/ふりがな]
クールでカッコイイ系女子。いつもはつんつんしてるけど実は優香のことが好き。
二人は両片思いです!
[水平線]
帰り道。後藤さんと帰っている途中私に名案が浮かんだ。
(そうだ!折角の帰り道だし、どっか行くとこないかな・・・あ!)
「ご、後藤さん!このあと用事とかある・・・?」
「ん?別にないけど。」
「ほ、ホントっ!?それならちょっと寄り道とか、どうかな?最近オープンした人気のクレープ屋さん出来てさ・・・!」
「ふーん、別に良いけど。」
「あ、ありがと!」
(やった〜っ!後藤さんと寄り道〜♪)
私がルンルンの様子を見た後藤さんがふっと軽く微笑んでいたところを私は気づかなかった。
[水平線]
夕方だったからかクレープはすぐ買えた。私達はテラス席に座った。
「いただきま〜す!・・・んんーっ!美味しーっ♪」
「はは、そんなに?」
「うん!ほら、後藤さんも食べ・・・」
私ははっとした。え!?私ったら何してるのっ!!??こんなの恋人同士がやることだよぉ!!
「あ、ごめんっ!私ったらつい・・・」
と慌てながら手を下げようとしたときだった。
パクッ
「・・・ほえっ?」
咀嚼音がした。目の前には私のクレープを頬張った後藤さんの姿が見て取れた。
「ん、ホントだ美味しい・・・って優香さん・・・?」
私は手にクレープを持ったまま硬直していた。すると後藤さんがツンツンと私の服を突付いたことが感じられたが気にも留めなかった。というかそっちまで頭が追いつかなかった。
すると後藤さんは察したのか、意地悪そうな顔をして微笑んだ。
「・・・もしかして、ドキドキした?」
「・・・っ。」
一瞬で顔が赤くなる。もう、こんなの反則だよ・・・っ。
「[小文字]そんなの耐えられないよ・・・っ。[/小文字]」
私は手で顔を隠しながら言った。
「ん?なんか言った・・・?」
声が籠もってしまったせいか、幸運なことに後藤さんには届いていなかった。
プシュー
そして私の頭は耐えきれず、完全にオーバーヒートしたため直すには数分掛かったのだった。
このお話の主人公。優しく頑張り屋でおっちょこちょい。真宙のことが好き。
・[漢字]後藤真宙[/漢字][ふりがな]ごとうまひろ[/ふりがな]
クールでカッコイイ系女子。いつもはつんつんしてるけど実は優香のことが好き。
二人は両片思いです!
[水平線]
帰り道。後藤さんと帰っている途中私に名案が浮かんだ。
(そうだ!折角の帰り道だし、どっか行くとこないかな・・・あ!)
「ご、後藤さん!このあと用事とかある・・・?」
「ん?別にないけど。」
「ほ、ホントっ!?それならちょっと寄り道とか、どうかな?最近オープンした人気のクレープ屋さん出来てさ・・・!」
「ふーん、別に良いけど。」
「あ、ありがと!」
(やった〜っ!後藤さんと寄り道〜♪)
私がルンルンの様子を見た後藤さんがふっと軽く微笑んでいたところを私は気づかなかった。
[水平線]
夕方だったからかクレープはすぐ買えた。私達はテラス席に座った。
「いただきま〜す!・・・んんーっ!美味しーっ♪」
「はは、そんなに?」
「うん!ほら、後藤さんも食べ・・・」
私ははっとした。え!?私ったら何してるのっ!!??こんなの恋人同士がやることだよぉ!!
「あ、ごめんっ!私ったらつい・・・」
と慌てながら手を下げようとしたときだった。
パクッ
「・・・ほえっ?」
咀嚼音がした。目の前には私のクレープを頬張った後藤さんの姿が見て取れた。
「ん、ホントだ美味しい・・・って優香さん・・・?」
私は手にクレープを持ったまま硬直していた。すると後藤さんがツンツンと私の服を突付いたことが感じられたが気にも留めなかった。というかそっちまで頭が追いつかなかった。
すると後藤さんは察したのか、意地悪そうな顔をして微笑んだ。
「・・・もしかして、ドキドキした?」
「・・・っ。」
一瞬で顔が赤くなる。もう、こんなの反則だよ・・・っ。
「[小文字]そんなの耐えられないよ・・・っ。[/小文字]」
私は手で顔を隠しながら言った。
「ん?なんか言った・・・?」
声が籠もってしまったせいか、幸運なことに後藤さんには届いていなかった。
プシュー
そして私の頭は耐えきれず、完全にオーバーヒートしたため直すには数分掛かったのだった。
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