翌日。
「やってきました、[漢字]能力[/漢字][ふりがな]スキル[/ふりがな]判定式〜！」
「なんか、あいつみたいな喋り方だな……。流石娘」
「はにゃ？」
楽しみだな……！みんなを見返せると思うと、スキップして歌いたくなるくらい。[水平線]受付に行くと、32って書いてある番号札を貰った。ここからは、父は別室に移動する。
「じゃ、健闘を祈っとくな」
「いえっさー！」
[大文字][太字][大文字][大文字]「32番さんどうぞ！」[/大文字][/大文字][/太字][/大文字]
わぁ、声大きいね。私は専用の部屋に移動する。
「この[漢字]魔法石[/漢字][ふりがな]マジックスター[/ふりがな]に触れるんだ。対応する[漢字]能力[/漢字][ふりがな]スキル[/ふりがな]の属性色が光るぞ」
「は、はいっ！」
緊張するなぁ。狙いのが、来るといいな。
「お嬢さんは……[漢字]補助[/漢字][ふりがな]サポート[/ふりがな]ですな」
「さ、[漢字]補助[/漢字][ふりがな]サポート[/ふりがな]？」
光ったのは白い石───[漢字]補助[/漢字][ふりがな]サポート[/ふりがな]だった。
[漢字]補助[/漢字][ふりがな]サポート[/ふりがな]は、固有[漢字]能力[/漢字][ふりがな]スキル[/ふりがな](その人独自の[漢字]能力[/漢字][ふりがな]スキル[/ふりがな])が多い属性。何が出るかはわからないらしい。
わかるのは、父譲りの[漢字]戦士[/漢字][ふりがな] ウォリア[/ふりがな]でも母譲りの[漢字]魔法使い[/漢字][ふりがな]マジックユーザー[/ふりがな]でもないって事……
更に別室に移動した。ここで、[漢字]補助[/漢字][ふりがな]サポート[/ふりがな]のどの[漢字]能力[/漢字][ふりがな]スキル[/ふりがな]を持っているかを見るらしい。
「これは……[漢字]案内人[/漢字][ふりがな]ガイド[/ふりがな]ですな」
「[漢字]案内人[/漢字][ふりがな]ガイド[/ふりがな]？」
固有のやつらしいから、何ができるか確かめないと……[水平線]「エマ、お帰り」
「た……ただい、ま」
目に涙を浮かべながら言う。これから、私はどうなるのか……想像したくない。
「[漢字]案内人[/漢字][ふりがな]ガイド[/ふりがな]……だった」
「[漢字]案内人[/漢字][ふりがな]ガイド[/ふりがな]？固有のやつ？」
「う、うん……」
「[漢字]案内人[/漢字][ふりがな]ガイド[/ふりがな]、なぁ……聞いた事ないし、使ってみたらいいんじゃね？」
「わかった……」
まぁ、やってみないと。戦えるようなやつでは、なさそうだけど……[水平線]結果は、よくわかんなかった。なんか変な声が聴こえただけ。
「……本当は言いたくない。でも、これ以上ここで粘ってもしかたないし……エマ、だったら───」