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私の能力『案内人』〜それじゃ、世界救ってきますっ!〜

#2

2話『救世主はすぐそこに』

[明朝体][斜体]トントン[/斜体][/明朝体]
「あ、また来た」
「そうなの?」
「お邪魔しま〜す!」
扉を開けてやってきた女性。彼女はアリッサさん(母は『アリーって呼んでいいよ?アリーもさん付けは好まないし』と言っていた)。
父は[漢字]仕事[/漢字][ふりがな]長期の旅[/ふりがな]で家を留守にする事が多い。母が亡き今、まだ一人暮らしは厳しいと思われる年齢の私を、一人で家に置いていく事は難しかった。
そんな時に協力してくれたのが、アリッサさん。侯爵夫人という身分だけど、母達と共に戦った仲間。今は家族からの承認を得て、週3,4回くらい母代わりとして来てくれている。私なんかの為にそこまでしてくれるなんて、と一度は断った事もあったけど、アリッサさんが『マイロに頼まれたのもあるけど、自分でもやりたいって気持ちが大きかったから。そこまで考えなくてもいいよ?』って言ったのもあり、今も続いている。
「あ、そういえば明日は、[漢字]能力[/漢字][ふりがな]スキル[/ふりがな]判定式だよね」
[漢字]能力[/漢字][ふりがな]スキル[/ふりがな]判定式。それは、誰しもが神から授かる[漢字]能力[/漢字][ふりがな]スキル[/ふりがな]が分かる式のこと。人によって強かったり弱かったりするらしいけど……
「これでエマの運命が変わるんだろ?まぁ、良くても、[小文字]悪くても……[/小文字]」
「う、うん」
[漢字]能力[/漢字][ふりがな]スキル[/ふりがな]は、基本的に血筋だったり遺伝子的感じで決められている。例外も時々あるみたいだけど、母譲りの魔術関係か、父譲りの勇者じゃないかな!って父とアリッサさんは言ってる。
「楽しみだな……!」
良い[漢字]能力[/漢字][ふりがな]スキル[/ふりがな]がでれば、散々な事を言ってきたみんなを見返せる───そう、思っているから。それに[漢字]能力[/漢字][ふりがな]スキル[/ふりがな]があれば、色々と便利だって言うしね。
「明日にならないとわかんないし、とりま寝といたら?」
「そうだね。じゃ、おやすみ〜!」
「おやすみ」

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作者メッセージ

まほですっ!お久しぶりです!急に創作意欲が出てきたので、書く事にしました!次回から投稿頻度も上げられると思うので、こうご期待くださいませ!
あと、1話投稿時点で『いいね』が3件、『コメント』が1件ございました!ありがとうございます!
では、次回もお楽しみに!おつまほ!

2024/08/07 06:41

まほ ID:≫rpoi0PiB/Rzt.
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