私の能力『案内人』〜それじゃ、世界救ってきますっ!〜
私は[明朝体][太字]不思議の森[/太字][/明朝体]に来た。
ここは、[明朝体]妖精[/明朝体]、[明朝体]エルフ[/明朝体]、[明朝体]半獣[/明朝体]とかの人外たちが暮らしているらしい。産まれてこのかた、人外に会ったこととかないからなぁ……両親はあるらしいけど。
訪れたのは[漢字]妖精の村[/漢字][ふりがな]フェアリービレッジ[/ふりがな]。その名の通り妖精が暮らす村。
『ひゃ〜、懐かしぃ〜!エマちゃんっ![漢字]小人化[/漢字][ふりがな]ドワーフィング[/ふりがな]っ!』
女神様がそう言うと、体が小さくなった。補助魔法の一種みたい。
周りを見れば、背中に羽を生やした小さな生き物───[漢字]妖精[/漢字][ふりがな]フェアリー[/ふりがな]が沢山空を舞っていた。羽が光に当たって、輝いている。
「女神様、なんか飛んでるけど」
『あ、そういや[太字]秋のお祭り[/太字]やってるんだっけ。寄ってみたら?まだ時間はあるし』
どうやら、秋の恵に感謝するお祭りらしい。例年観光客なども多く訪れる、賑やかな祭り。今年は、魔王が復活して観光客は少ないみたいだけど……
不思議の森にはあまり、魔王の被害が出ていないらしく、沢山のキノコとか木の実が並んでいる。
[大文字]「美味しそ〜!」
『わ〜!パスタとか、ピザとかあるっ!』[/大文字]
キョロキョロと辺りを見回しながら歩いていると、私に声が掛けられた。
[小文字]「……ちゃん?」[/小文字]
「?」
私が後ろを振り向くと、銀色の髪に青色の目をした、妖精の女の子が居た。年は……同い年か、少し下くらい?
「えっと、誰です?」
「あっ。あたし、[太字]ララ[/太字]!」
「私は、ソフィア。よろしくね」
[小文字]「……エマちゃんじゃなくて?[/小文字]ま、まぁ話は聴いてるよ!」
ほ、本名がばれた!?
[小文字]「め、女神様ばれちゃった……!」[/小文字]
『ん〜、別にいいよ?ララちゃんになら。あ、パーティメンバーね。にしてもおっきくなったなぁ……』
[小文字]「ならいっか。[/小文字]じゃ、じゃあ私はエマ。よろしくね」
そしたら納得した様に頷いた。
「所で、エマちゃんはどうしてここに?」
まぁ、聞かれるよね。第一、両親が住んでるところから離れた森に、魔王で騒がれてるご時世に来るなんて滅多にないもん。
「食料危機を救うために、[大文字]魔王退治にっ!」[/大文字]
「……![大文字]頑張ってね!エマちゃん![/大文字]」
「う、うん!」
応援を受けて、私はやる気が出てきた。
[小文字]「でも、気をつけて……エマちゃんのお母さんは、魔王の手下にやられたから……」[/小文字]
「えっ」
『……』
呆然とする。そんな話は、聴いたことが無かったから……
『ふぅ。今知ったけど、今の魔王は[漢字][太字]サタン[/太字][/漢字][ふりがな]魔王様[/ふりがな]じゃなくて、[太字]デーモン[/太字]って奴みたいだね。私がやられたのはデーモンの手下。やばいかも』
母───[漢字]全属性魔法師[/漢字][ふりがな]オールアトリビュートマジックユーザー[/ふりがな]───が、手下にやられるなんて……私が勝てる?無理があるよね……
[大文字]『やるっきゃない!手伝うからさ!ね!』[/大文字]
「……いえっさー」
ここまで来たら、取り返しがつかないもんね……
ここは、[明朝体]妖精[/明朝体]、[明朝体]エルフ[/明朝体]、[明朝体]半獣[/明朝体]とかの人外たちが暮らしているらしい。産まれてこのかた、人外に会ったこととかないからなぁ……両親はあるらしいけど。
訪れたのは[漢字]妖精の村[/漢字][ふりがな]フェアリービレッジ[/ふりがな]。その名の通り妖精が暮らす村。
『ひゃ〜、懐かしぃ〜!エマちゃんっ![漢字]小人化[/漢字][ふりがな]ドワーフィング[/ふりがな]っ!』
女神様がそう言うと、体が小さくなった。補助魔法の一種みたい。
周りを見れば、背中に羽を生やした小さな生き物───[漢字]妖精[/漢字][ふりがな]フェアリー[/ふりがな]が沢山空を舞っていた。羽が光に当たって、輝いている。
「女神様、なんか飛んでるけど」
『あ、そういや[太字]秋のお祭り[/太字]やってるんだっけ。寄ってみたら?まだ時間はあるし』
どうやら、秋の恵に感謝するお祭りらしい。例年観光客なども多く訪れる、賑やかな祭り。今年は、魔王が復活して観光客は少ないみたいだけど……
不思議の森にはあまり、魔王の被害が出ていないらしく、沢山のキノコとか木の実が並んでいる。
[大文字]「美味しそ〜!」
『わ〜!パスタとか、ピザとかあるっ!』[/大文字]
キョロキョロと辺りを見回しながら歩いていると、私に声が掛けられた。
[小文字]「……ちゃん?」[/小文字]
「?」
私が後ろを振り向くと、銀色の髪に青色の目をした、妖精の女の子が居た。年は……同い年か、少し下くらい?
「えっと、誰です?」
「あっ。あたし、[太字]ララ[/太字]!」
「私は、ソフィア。よろしくね」
[小文字]「……エマちゃんじゃなくて?[/小文字]ま、まぁ話は聴いてるよ!」
ほ、本名がばれた!?
[小文字]「め、女神様ばれちゃった……!」[/小文字]
『ん〜、別にいいよ?ララちゃんになら。あ、パーティメンバーね。にしてもおっきくなったなぁ……』
[小文字]「ならいっか。[/小文字]じゃ、じゃあ私はエマ。よろしくね」
そしたら納得した様に頷いた。
「所で、エマちゃんはどうしてここに?」
まぁ、聞かれるよね。第一、両親が住んでるところから離れた森に、魔王で騒がれてるご時世に来るなんて滅多にないもん。
「食料危機を救うために、[大文字]魔王退治にっ!」[/大文字]
「……![大文字]頑張ってね!エマちゃん![/大文字]」
「う、うん!」
応援を受けて、私はやる気が出てきた。
[小文字]「でも、気をつけて……エマちゃんのお母さんは、魔王の手下にやられたから……」[/小文字]
「えっ」
『……』
呆然とする。そんな話は、聴いたことが無かったから……
『ふぅ。今知ったけど、今の魔王は[漢字][太字]サタン[/太字][/漢字][ふりがな]魔王様[/ふりがな]じゃなくて、[太字]デーモン[/太字]って奴みたいだね。私がやられたのはデーモンの手下。やばいかも』
母───[漢字]全属性魔法師[/漢字][ふりがな]オールアトリビュートマジックユーザー[/ふりがな]───が、手下にやられるなんて……私が勝てる?無理があるよね……
[大文字]『やるっきゃない!手伝うからさ!ね!』[/大文字]
「……いえっさー」
ここまで来たら、取り返しがつかないもんね……
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