文字サイズ変更

幽霊さんと夏の大冒険

#4

少しだけ

蓮斗視点
帰り道、俺は考えていた。
颯が、幽霊に恋をした…(いやまだ確定じゃないかもだけど)
蓮「ほんと信じられねぇなぁ....。」
颯は昔から人を恋愛的に好きになることはなかった。
もちろん告られたことは何度か見たことがあるが、全部断っていた。
理由を聞くと必ず
『俺は人を好きになれない気がするから。』と『今は恋愛したくない。』って。
蓮「もう...日が落ちる。もしかしたら、あの幽霊…いや凜華が…。」
少しだけ、夕日が落ちるのを待とう。
あいつは”夕焼け時”以外ならどこにでも姿を現せれるはずだ。
その瞬間、陽が落ちた。
凜「やっと姿を現せたわ...本当嫌だ...。」
蓮「待ってたぜ。んで、お前に聞きたいことがあるんだけど..?」
凜「なにかしら?」
蓮「いろいろとあるんだが...まず一つ目。」
蓮「お前、颯のことどう思ってる?」
凜「さぁね。私にもよくわからない。...でも。」
[太字]不思議なやつだとは思ったわ。[/太字]
凜「まだ年も浅いくせに、ずっと生きてきたみたいな...すべて見透かしてるみたいな感じで変なやつだと思ったわ。」
蓮「…あいつは昔から変だよ。ずぅっと。」
蓮「急に変なことを言うんだ。さっきお前が言ったすべて見透かしてる感じがあるんだ。…だからそれでいじめられることも少しな。」
[明朝体]凜「…まるで、人に操られているみたいね。」[/明朝体]
蓮「そう..!!そうなんだよ!急にあいつなのにあいつじゃなくなっているみたいで少し不気味なんだよ...。でもいつものあいつは普通なんだ。」
凜「…私は今幽霊。もしかしたら彼はナニカに憑りつかれているかもしれない。
だから明日、私が調べる。」
蓮「…普通に俺らを見てて幽霊いるなーとかわからねぇのか?」
凜「えぇ。私の場合はね。幽霊によるわ。でも私は…少し手間がかかるの。」
凜「まぁその手間で簡単にその幽霊と話せるんだけどね。」
蓮「だったらそっちの方がいいじゃねぇか?」
凜「まぁそうね。」
蓮「…それと。」
蓮「お前はなにが目的で[漢字]現世[/漢字][ふりがな]ここ[/ふりがな]にいるんだ?」
凜「それは…明日伝えるわ。颯もいる方がきっといいでしょ?」
凜「わざわざ一人ずつ伝えるのは面倒だしね。だからまとめて二人に伝える。」
蓮「…そうか。」
凜「…まだなにかあるのかしら?」
蓮「お前は…生前なにをしてたんだ?なんで俺らに自分の未練を達成させようとしてるんだ?」
凜「生前は…明日いう。未練と一緒にね。それと…なぜ声をかけたか。それは二つあるわ。」
凜「一つは単純に私のことが見えるから。もう一つは_________。」

[明朝体]そういう運命だったから。[/明朝体]

※ダブルクリック(2回タップ)してください

作者メッセージ

いえーい
ってことで4話です
今日はド深夜にこれを合わせて3つ投稿してますよ
えらくないですか???????????????

2024/08/02 01:21

rary@ぼちぼち活動開始中 ID:≫.pW3N8u9QP9cU
続きを執筆
小説を編集
/ 4

コメント
[2]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL