家に帰宅して、カバンを片付けてピアノのレッスン用のカバンを手に取に取って家を出た。

「こんにちわ」

「しぃちゃん、こんにちわ。いつも通り始めるよ」

「はい！」

ピアノのレッスンが終盤になってきた頃に…

[下線]ガチャッ[/下線]

「ただいま」

「おかえり」

「あっ！れいくん！」

「雫ちゃん、もうそろそろ終わる？」

「うん」

「じゃぁ、後で家まで送って行くね」

「ありがと」

ピアノのレッスンの先生の息子さんの、[漢字]椎羅樹玲[/漢字][ふりがな]しいらぎれい[/ふりがな]くん。

私は、小さい頃からピアノを習っているから、幼少期からの友達。それから、幼少期から習っているので、先生は私の事をしぃちゃん．と呼んでいる。

[下線]レッスン終了[/下線]

「じゃぁ、雫ちゃん送っていくね」

「ピアノ楽しい？」

「もちろん！先生も優しくてなんでも褒めてくれるしぃ、ホントに楽しいよ！」

「ふっ笑、よかったね笑」

そんな、たわいもない話をしていたら…

んっ？向こうから歩いてくるのは…？？

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