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キャラ崩壊ありやで☆
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死ネタあり☁︎

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二次創作
Prologue&短編集!!【現在は短編集のみ】

#84

「 あの日、俺は君になりたかった 」

[明朝体]

[大文字][太字]「あの日、俺は君になりたかった」[/太字][/大文字]


🗣️「 それは嫉妬でもあり、歪んだ憧れでもあった 」


#stpr#stxxx#黄#赤#すれ違い




⇱赤星 莉犬

➴天才になりたい





⇱黄瀬 るぅと

➴馬鹿になりたい
























[小文字]~ 莉犬𝚜𝚒𝚍𝚜 ~[/小文字]







先生「またお前かッ」










────赤星ッッ!!!



莉犬「 ごめんなさいッッ ごめんなさいッ [小文字][小文字](泣)[/小文字][/小文字] 」



馬鹿な俺は

いつもいつも誰かに迷惑をかけて怒られる。



父「一体何度言ったら分かるんだ!!!」

母「なんでそんなこともできないの!!」


莉犬「ごめッ...、んなさッ[小文字](泣)[/小文字]」

母「もう喋らないで!!!!」

莉犬「ッ...」


ああ、なんで俺は人に迷惑をかけることしかできないんだろう…。



莉犬「 う、ッ [小文字]ぐすっ…[/小文字] 」




泣くことしかできない俺は


ただのお荷物でしかない。





莉犬( もしも、俺がみんなが驚くほどの天才だったら。


























[中央寄せ]──…みんなは俺に優しくしてくれたのかなッ、??[小文字][小文字](泣)[/小文字][/小文字])[/中央寄せ]




同情でもなんでもよかった。




『 そんなことないよ 』



ただ、この言葉を誰かにかけてほしかった。



ありのままの俺でも愛してくれるって言ってほしかった。














周りを見渡しても、誰もいない。




俺を救ってくれるヒーローはどこにもいない。




──…どこにも、居なかったんだ。

















☁︎☁︎☁︎















そんな惨めで滑稽な日々を過ごしている中、俺は天才に会った。






るぅと「初めまして!るぅとです!」






どこか幼なげで元気な君は




















──────テストはいつも満点に近くて。
























────────運動神経も抜群で。

















莉犬「いいなぁ…[小文字][小文字](泣)[/小文字][/小文字]」














──────そんな君を、俺は羨ましく見ていた

















☁︎☁︎☁︎



















ただ、無意識に1人になりたいと思った。






莉犬「 ……… 」







何も考えず、誰もいない屋上へ向かった。











( ガッ、チャン



古くからあるはずの壊りかけの鍵は、

何故だか、いつも以上に生々しく感じた。
















[小文字]( ひゅ 〜[/小文字]



風が吹く。

重苦しく、静かな風が。











莉犬「 ……… 」















澄んだ青空。


周りを見渡すけれど

下校時間はとっくに過ぎていて、

俺以外は誰もいない。





莉犬( …このまま、死ねたらいいのに )


[小文字][小文字]( かしゃん[/小文字][/小文字]


小さくフェンスを鳴らして

身体を風に任せる。


下を向けば、何メートルもあるその高さに…思わず驚いてしまった。



莉犬( 屋上って、こんなに高かったんだー… )



そんなどうでもいいことを考えながら


ここで時間を潰そうと思った。











































…大体、1時間くらいは経っただろうか。


莉犬( そろそろ、帰らないとヤバいよなぁ… )


そう思いながら、カバンを持って家に帰ろうとする。



( がしゃんッ



後ろから聞こえた大きな物音に驚いて、


思わず、振り向いてしまう自分がいた。



るぅと「 …あれ、?もしかして、先客がいました? 」



奥のドアから現れたのは、あの"天才くん"だった。


莉犬「 なんで、ここに… 」


"天才"がここにくる理由なんて、一つもないはず。


"天才くん"は今頃、

家で家族に褒めてもらってたり、

習い事に行っていたりなど、

忙しくしているだろうとばかり考えていた。


るぅと「 あ─…、なんか死にたいなーって思っちゃって、w」


少し苦笑いしながら言う君は

──俺からしたら、とてつもないほど醜く、そのセリフが残酷に聞こえた。


莉犬「 なんでッ…?天才は生きてるだけで褒められるんだから、死にたいって思わないだろ…?! 」


るぅと「────!!!」



目を見開いて驚く君の表情は


──段々と、スローモーションで歪んでいく。



るぅと「──…天才も、以外と辛いんです」


莉犬「 えッ…? 」












────これは、


天才になりたかった"俺"と


馬鹿になりたかった"天才"との


すれ違いが起きた『 歪んだ憧れ 』の話。


[/明朝体]

このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

ま し ゅ ま ろからのリクエストです👍👍
これのシリーズ化?を書きたい方はコメントください!!
(※短編じゃなくて、小説でも、🉑)

2024/11/30 09:42

雪月華双子 ID:≫94SCXkg9r2d.U
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