自殺した君は戻らない
#1
君は居ない。
僕は負野 今(おいの いま)。親友は、終柄乃 美奈(おえの みな)。親友は女だ。
美奈「ねぇ。今君!」
今「なに〜?」
美奈「今日一緒にお弁当食べよ!」
今「いいよー!何時にどこ集?」
美奈「12時15分に屋上集!」
今「おっけー!授業長引く可能性あるけどいい?」
美奈「いいよ!」
今「じゃあな!」
美奈「じゃあね!」
そういって共にお弁当を食べる約束をした。
今日も授業が長引いた。急いで屋上に行くと、
美奈「やっときたー!まったんだよー!」
そういって頬をふくらませる姿はなんとも愛らしい。
今「じゃあ食べよっか!」
そういった。
美奈「ねぇ。花火、みたい?」
急に美奈はそういった。
美奈「皆は見たいって!今君は?」
今「花火?」
美奈「うん。花火。」
なんだか嫌な予感がして、
今「別に。」
そういった。
美奈「けど、、、多数決で、花火。打ち上げるね。」
美奈はそういって柵のほうえと駆け寄っていってこちらを向いてこういった。
美奈「みんなは花火見たいんでしょ?じゃあ知ってる?[太字]逆さ花火。[/太字]」
その言葉をきいて、僕の悪い予勘はあたっていたんだ、と。
美奈は僕が止めようと走って手を伸ばし、君の手を掴む、、、、前に。飛び降りた。そっと下を見ると、想像したくもない光景だった。思わず後ろに下がると
[太字]カサッ[/太字]
と音がした。紙が落ちているのだ。拾って見ると、
遺書
と描かれていた。
[中央寄せ][明朝体]自殺[/明朝体][/中央寄せ]
自殺という言葉が頭の中で何度も繰り返される。とりあえず遺書を見てみることにした。
====================================
遺書
私の死は自殺です。理由は学校の人々にいじめられているからです。とてもつらいです。物を隠されたり、投げられたり、怪我をさせられたり、落書きをされたり、水をかけられたり、、、もう、嫌になってきました。前までは耐えれていた。けれど、なぜか、急に、耐えれなくなってきて、、、心がポキっと折れた音がしたんです。
親へ
私がいじめについて訴えても何もしてくれず、「勝手な思い込みでしょ。忙しいから話しかけないで。」そう言ったお父さん。お母さん。貴方達のせいで私は死んだと言ってもいいほどです。私のことを何もしてくれなかった。この世が私には合ってない世界だった。貴方達に罰がくだりますように。
先生へ
貴方も何もしてくれませんでしたね。どうせ私のことをゴミとしか思ってないクズ。何もしてくれなかったくせに「いじめがあったなんて知らなかった。」「いじめがあるなら早くに言ってほしかった。そうすれば問題解決にむけていろいろな取組をしたのに、、、」なんていってるんでしょうね。ずっと私は毎日言いました。怪我をした手で、水をかけられた髪で、傷ついた心で。毎日訴えました。あなたは何も見ていなかった。いや、見て見ぬふりだった。貴方が担任?馬鹿馬鹿しい。この学校に入って、このクラスに入って、担任にであったことが一番の不幸でした。
いじめっ子へ
貴方達が私を死のふちに追いやりました。私がいらなかったんでしょう?私が嫌いだったんでしょう?私が目障りだったのでしょう?私にイラついてたんでしょう?じゃあこれでいいでしょう?貴方達が心を改心してくれますように。でも、私から見ると、全然改心しそうにはありませんね。
親友:負野 今 君へ
急に自殺してしまってごめんなさい。でも、もう耐えられなかったんです。上の文章を見て分かる通り、誰も助けてくれませんでした。私はいじめのことを貴方に言い出せなかった。言いたくなかった。言って、貴方がはなれていってしまっては嫌だから。ごめんなさい。本当にごめんなさい。貴方がずっと一緒に居てくれるのはわかってた。頭の中ではわかっていても、、、言い出せなかったんです。ごめんなさい。ごめんなさい。本当にごめんなさい。
====================================
そんな事になっていたことを僕は何も知らなかった。だが、怒りが湧いてきた。いじめっ子に、担任に、親に、、、自分に。
美奈「もういいの。普通に生きて。今君。」
そう、美奈が囁いた気がして振り返るとこちらを見ている児童、先生が居た。先生は、、、美奈のクラスの担任だった。
先生「な、、、なにがあったんだ、、、?」
震える声で[漢字]先生[/漢字][ふりがな]クズ[/ふりがな]はそういった。
今「美奈が自殺しました。」
先生「なんでそんなに冷静なんだ、、、?」
今「、、、冷静だと思いますか?」
先生「それもそうだな、、、」
そして[漢字]先生[/漢字][ふりがな]クズ[/ふりがな]は柵の方へ近づき下を見た。
先生「うっ、、、ひどい光景だ、、、」
今「先生がそうさせたんですよ。」
[漢字]先生[/漢字][ふりがな]クズ[/ふりがな]は一瞬ポカンとした表情を見せてからこういった。
先生「何を言っているんだい。もしや君が美奈さんを落としたのかい?」
今「[大文字][太字]お前らがそうさせたって言っただろ!!![/太字][/大文字]」
気付けば怒鳴っていた。
先生「その意味がわからないんだ。」
今「あとでこれを見せてあげますよ。」
先生「何だそれは、、、?」
今「美奈の遺書です。」
先生「それは本当か、、、?」
今「それより先に呼ばないんですか?」
先生「何をだ?」
今「はぁ、、、、そんなのもわからないんですか?警察ですよ。警察。」
先生「あぁ!!!そうだった!警察、警察、、、」
警察到着
警察官「今君。君は自殺した子とどういう関係だったのかな?」
今「親友でした。」
警察官「自殺した子がなにか残した物はなかったかい?」
今「ありますよ。僕もさっき見ました。」
そう言って警察官に美奈の遺書を渡した。
警察官「遺書、、、か。」
今「はい。では。」
そう言って僕は屋上から降りた。
友達A「今、、、美奈のことは気の毒だな、、、」
友達B「今、くじけずがんばれ!」
今「うん。」
次の日
もう、美奈が居ない世界なんて嫌だ。でも、美奈が僕に生きろといった。僕はもうこんな子を見たくない。だからいい先生になっていじめをクラスからなくすんだ。
その日から、猛勉強を始め、今までは学年10位ほどだったのが学年1位になるほど勉強をした。復習もしたし、先取り勉強もした。
そして、何年かが経ち。教育職員免許をとった。そして先生になった。
今「皆さん。お弁当、購買を自由に食べてください。」
皆「はーい!」
[太字]ガヤガヤ[/太字]
その日、なんとなく屋上に行ってみた。普段なら職員室で食べるのに。
そして屋上に上がると、他のクラスの生徒が皆に「花火みたい?」と、聞いているのだ。皆は「今?今ならみたい!」と、みたい意思だった。だが、その『花火』の意味には悪い印象しか無い。
[太字]ギィィィ[/太字]
屋上の古いドアが開く音がした。
少女「もー!遅かった!待ったんだよ!」
そういって頬を膨らませた。
少年「ごめんごめん、、、じゃあ、、、食べよっか!」
少女「ねぇ。魔麻(まお)君。花火、、、みたい?」
少年「うん!花火ってきれいだよね!」
少女「じゃあさ。逆さ花火って知ってる?」
その言葉を聞いた時、動かないと、と思っては居たが体が金縛りにあったかのように動かせなかった。
少年「ん?それって逆さ富士の花火版でしょ?」
少女「そっちの意味に取っちゃったか。違うの。実際に見せてあげるよ。」
そういって少女は柵の方へ向かった。それと同時に僕の足も走っていた。
そして、少女が柵を超えて飛んだその時。
僕は少女の手を掴んでいた。
少女はなぜ?というような顔をし、そのまま固まってしまった。僕はそのまま少女を引き上げた。
少年「お前っ、、、ばかっ!!!」
少女「でも、でも、先生もだれも助けてくれなかった。から、、、」
少年「それでも!希望はある!だから、、、もう、、、」
今「少女。自殺だけはやめておけ。自ら命を断つのは、やめておけ。」
終わり
美奈「ねぇ。今君!」
今「なに〜?」
美奈「今日一緒にお弁当食べよ!」
今「いいよー!何時にどこ集?」
美奈「12時15分に屋上集!」
今「おっけー!授業長引く可能性あるけどいい?」
美奈「いいよ!」
今「じゃあな!」
美奈「じゃあね!」
そういって共にお弁当を食べる約束をした。
今日も授業が長引いた。急いで屋上に行くと、
美奈「やっときたー!まったんだよー!」
そういって頬をふくらませる姿はなんとも愛らしい。
今「じゃあ食べよっか!」
そういった。
美奈「ねぇ。花火、みたい?」
急に美奈はそういった。
美奈「皆は見たいって!今君は?」
今「花火?」
美奈「うん。花火。」
なんだか嫌な予感がして、
今「別に。」
そういった。
美奈「けど、、、多数決で、花火。打ち上げるね。」
美奈はそういって柵のほうえと駆け寄っていってこちらを向いてこういった。
美奈「みんなは花火見たいんでしょ?じゃあ知ってる?[太字]逆さ花火。[/太字]」
その言葉をきいて、僕の悪い予勘はあたっていたんだ、と。
美奈は僕が止めようと走って手を伸ばし、君の手を掴む、、、、前に。飛び降りた。そっと下を見ると、想像したくもない光景だった。思わず後ろに下がると
[太字]カサッ[/太字]
と音がした。紙が落ちているのだ。拾って見ると、
遺書
と描かれていた。
[中央寄せ][明朝体]自殺[/明朝体][/中央寄せ]
自殺という言葉が頭の中で何度も繰り返される。とりあえず遺書を見てみることにした。
====================================
遺書
私の死は自殺です。理由は学校の人々にいじめられているからです。とてもつらいです。物を隠されたり、投げられたり、怪我をさせられたり、落書きをされたり、水をかけられたり、、、もう、嫌になってきました。前までは耐えれていた。けれど、なぜか、急に、耐えれなくなってきて、、、心がポキっと折れた音がしたんです。
親へ
私がいじめについて訴えても何もしてくれず、「勝手な思い込みでしょ。忙しいから話しかけないで。」そう言ったお父さん。お母さん。貴方達のせいで私は死んだと言ってもいいほどです。私のことを何もしてくれなかった。この世が私には合ってない世界だった。貴方達に罰がくだりますように。
先生へ
貴方も何もしてくれませんでしたね。どうせ私のことをゴミとしか思ってないクズ。何もしてくれなかったくせに「いじめがあったなんて知らなかった。」「いじめがあるなら早くに言ってほしかった。そうすれば問題解決にむけていろいろな取組をしたのに、、、」なんていってるんでしょうね。ずっと私は毎日言いました。怪我をした手で、水をかけられた髪で、傷ついた心で。毎日訴えました。あなたは何も見ていなかった。いや、見て見ぬふりだった。貴方が担任?馬鹿馬鹿しい。この学校に入って、このクラスに入って、担任にであったことが一番の不幸でした。
いじめっ子へ
貴方達が私を死のふちに追いやりました。私がいらなかったんでしょう?私が嫌いだったんでしょう?私が目障りだったのでしょう?私にイラついてたんでしょう?じゃあこれでいいでしょう?貴方達が心を改心してくれますように。でも、私から見ると、全然改心しそうにはありませんね。
親友:負野 今 君へ
急に自殺してしまってごめんなさい。でも、もう耐えられなかったんです。上の文章を見て分かる通り、誰も助けてくれませんでした。私はいじめのことを貴方に言い出せなかった。言いたくなかった。言って、貴方がはなれていってしまっては嫌だから。ごめんなさい。本当にごめんなさい。貴方がずっと一緒に居てくれるのはわかってた。頭の中ではわかっていても、、、言い出せなかったんです。ごめんなさい。ごめんなさい。本当にごめんなさい。
====================================
そんな事になっていたことを僕は何も知らなかった。だが、怒りが湧いてきた。いじめっ子に、担任に、親に、、、自分に。
美奈「もういいの。普通に生きて。今君。」
そう、美奈が囁いた気がして振り返るとこちらを見ている児童、先生が居た。先生は、、、美奈のクラスの担任だった。
先生「な、、、なにがあったんだ、、、?」
震える声で[漢字]先生[/漢字][ふりがな]クズ[/ふりがな]はそういった。
今「美奈が自殺しました。」
先生「なんでそんなに冷静なんだ、、、?」
今「、、、冷静だと思いますか?」
先生「それもそうだな、、、」
そして[漢字]先生[/漢字][ふりがな]クズ[/ふりがな]は柵の方へ近づき下を見た。
先生「うっ、、、ひどい光景だ、、、」
今「先生がそうさせたんですよ。」
[漢字]先生[/漢字][ふりがな]クズ[/ふりがな]は一瞬ポカンとした表情を見せてからこういった。
先生「何を言っているんだい。もしや君が美奈さんを落としたのかい?」
今「[大文字][太字]お前らがそうさせたって言っただろ!!![/太字][/大文字]」
気付けば怒鳴っていた。
先生「その意味がわからないんだ。」
今「あとでこれを見せてあげますよ。」
先生「何だそれは、、、?」
今「美奈の遺書です。」
先生「それは本当か、、、?」
今「それより先に呼ばないんですか?」
先生「何をだ?」
今「はぁ、、、、そんなのもわからないんですか?警察ですよ。警察。」
先生「あぁ!!!そうだった!警察、警察、、、」
警察到着
警察官「今君。君は自殺した子とどういう関係だったのかな?」
今「親友でした。」
警察官「自殺した子がなにか残した物はなかったかい?」
今「ありますよ。僕もさっき見ました。」
そう言って警察官に美奈の遺書を渡した。
警察官「遺書、、、か。」
今「はい。では。」
そう言って僕は屋上から降りた。
友達A「今、、、美奈のことは気の毒だな、、、」
友達B「今、くじけずがんばれ!」
今「うん。」
次の日
もう、美奈が居ない世界なんて嫌だ。でも、美奈が僕に生きろといった。僕はもうこんな子を見たくない。だからいい先生になっていじめをクラスからなくすんだ。
その日から、猛勉強を始め、今までは学年10位ほどだったのが学年1位になるほど勉強をした。復習もしたし、先取り勉強もした。
そして、何年かが経ち。教育職員免許をとった。そして先生になった。
今「皆さん。お弁当、購買を自由に食べてください。」
皆「はーい!」
[太字]ガヤガヤ[/太字]
その日、なんとなく屋上に行ってみた。普段なら職員室で食べるのに。
そして屋上に上がると、他のクラスの生徒が皆に「花火みたい?」と、聞いているのだ。皆は「今?今ならみたい!」と、みたい意思だった。だが、その『花火』の意味には悪い印象しか無い。
[太字]ギィィィ[/太字]
屋上の古いドアが開く音がした。
少女「もー!遅かった!待ったんだよ!」
そういって頬を膨らませた。
少年「ごめんごめん、、、じゃあ、、、食べよっか!」
少女「ねぇ。魔麻(まお)君。花火、、、みたい?」
少年「うん!花火ってきれいだよね!」
少女「じゃあさ。逆さ花火って知ってる?」
その言葉を聞いた時、動かないと、と思っては居たが体が金縛りにあったかのように動かせなかった。
少年「ん?それって逆さ富士の花火版でしょ?」
少女「そっちの意味に取っちゃったか。違うの。実際に見せてあげるよ。」
そういって少女は柵の方へ向かった。それと同時に僕の足も走っていた。
そして、少女が柵を超えて飛んだその時。
僕は少女の手を掴んでいた。
少女はなぜ?というような顔をし、そのまま固まってしまった。僕はそのまま少女を引き上げた。
少年「お前っ、、、ばかっ!!!」
少女「でも、でも、先生もだれも助けてくれなかった。から、、、」
少年「それでも!希望はある!だから、、、もう、、、」
今「少女。自殺だけはやめておけ。自ら命を断つのは、やめておけ。」
終わり
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