そこには[太字]瑠奈[/太字]が居た

有流「ｯ⁉︎」

急だったから，
幻覚か現実かも一瞬わかんなくなるほどだった

有流「本物，，，，[小文字]なのか？[/小文字]」

[太字]がしゃんっ[/太字]

手から刀がずり落ちる

瑠奈「有流ｯ！」

[斜体]トッタッタッ[/斜体]
[太字]どてっ[/太字]

瑠奈「いてっ」

有流「瑠奈ｯ！！」

[斜体]トッタッタッタッ[/斜体]
戦闘中なのを忘れて瑠奈の近くに駆け寄る

[斜体]スッ[/斜体]

瑠奈「めっちゃ傷だらけじゃん、どうしたの?」

瑠奈が我のキズを触る

有流「瑠奈''ｯ我ｯ！」

我は必死に涙を堪える

瑠奈「大丈夫だから、ね?」

-一方別の方-

在最「，，，，ヒナ，」

ヒナ「リアさんどうしたんですか?」

在最「，，，，もうさ，戦闘やめにしようか，」

ヒナ「えっ?いいんですか，」

在最「うん，大丈夫，」
在最「あの雰囲気で襲いかかるのはムリだ！」

リアは戦闘中の狂気的な笑みとは違い、
何か爽やかな感じの笑みを浮かべた

在最「だからさ，もうやめにしよう，」

ヒナ「，，，，言ってきますね」

[斜体]トッタッタッタッ[/斜体]


ヒナ「お二人方，」

有流「ｯ！」

[斜体]チャキッ[/斜体]

ヒナ「大丈夫です，」

[斜体]カランッ[/斜体]

ヒナ「襲ったりしません，」

有流「，，，，何、」

ヒナ「もうやめにしましょう，」

有流「，，，，え?」

ヒナ「文字通りです，二人手を引きましょうということです，」

有流「，，，，」

瑠奈「，，，いいですよ，」

有流「えっ?」

瑠奈「何があったのか知らないけど，此処は根に持っちゃダメだよ，」

有流「，，，，，，分かった，瑠奈が言うなら，，」

ヒナ「，，ありがとうございます」

ヒナ「家までお送りしますね，お二人を，」

有流「えっ?」

[明朝体][太字]パチンッ[/太字][/明朝体]

瑠奈「うわぁっ⁉︎」

[斜体]シュンッ[/斜体]

ヒナ「それでは，また会う日まで，」

[斜体]スタスタスタスタッ[/斜体]