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オタクは今日も恋をする

#12

第16話 プレゼント

文章通り、私は慎二くんの席に行った。
「ちょっとここ、人が多いから移動しよう」
私は腕を掴まれた。みんなは私達を見ていた。
「まさか、告る?」 
みんなが騒ぎ立てた。
「ちょっと、みんな見てたよ。」
と慌てた様子で私は言った。
「大丈夫。」
慎二くんが言った。

やって来たのはあまり使われていない階段の踊り場だった。
「あの、結月は3次元からきたんだよな。だから、俺を忘れないようにこれを作ったんだ。受け取って。」

……忘れないように?……

渡されたのはお守りだった。
「ありがとう。私にもあるんだ。これ、受け取って。」
丁度渡そうと思ったシャーペンとお守りがあった。
「被っちゃったね」
私と慎二くんは笑いながら教室に戻った。

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2023/10/22 14:12

貴志柚夏 ID:≫92AMLsj.b0ZNg
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