次の日の放課後・・・
飯盛「校長先生」
校長「おお、なんじゃ？」
飯盛「この村で[大文字]1番強い[/大文字]人を紹介してください。」
校長「1番・・・ねぇ・・・」
芽依「知っていますか？」
校長「確か、[大文字]2人[/大文字]おるんじゃ。」
翼「2人！？誰ですか？」
校長「1人は、ちょっと任務で外に行っとるんじゃが、もう1人は・・・」
1時間後・・・
ピンポォん
？？「はーい・・・ん？お前ら誰？」
飯盛「俺たち、校長先生に紹介されて来ました。あのっ・・・！」
全員「[大文字]強さを教えてください！！！[/大文字]」
？？「だるい。眠い。帰れ。」
一瞬でスパッと言われた。
飯盛「えぇ、でも、俺たちは強くなりたいんです！」
？？「ああ？だるいって。ああ、じゃあ・・・」
　　「俺に勝てたら教えてやる。」
翼「いいぜ！ボコボコにしてやる！」
？？「大丈夫か？そんなイキリ散らかして・・・」
芽依「とにかく、あの公園にでも行って、戦いましょう。」
？？「おお、姉ちゃんやる気あるねぇ。勝てる気かい？」
芽依「勝てなくても・・教えさせますよ。」
そうして、公園に向かった。
鍊「あの、ちなみにお名前は・・・？」
？？「ああ、言ってなかったな。」
大寸葉「俺は[漢字]大寸葉大和[/漢字][ふりがな]おおすはやまと[/ふりがな]。19歳。よろしくな！」
飯盛「大和さん、よろしくお願いします！」
樋口「じゃあ、行くわよ。よぅい・・・・スタート！！！」
その瞬間、大和の足元から謎の液体が出てきた。
その液体は、龍鬼に向かってくる。
飯盛「はあ！」
氷の壁が出てきた。しかし、
大寸葉「甘いよ〜。」
氷の壁を液体が貫通した。
飯盛「まずいっ！ほっ！」
すぐに右に避ける。
飯盛「氷流、氷出！」
氷の小さい山がたくさん出てくる。
大寸葉「ふぅ・・・後ろ、気をつけたら？」
飯盛「ええ？後rっ」
その瞬間、後ろから液体が押し寄せ、思い切り飛ばされた。
飯盛「っ！！」
大寸葉「周りをしっかり見ないと〜。」
芽依「一体、何の生命なの・・・？」
大寸葉「改めて自己紹介をしよう。俺の生命は・・・」
　　　「[大文字][漢字]水錬金[/漢字][ふりがな]みずれんきん[/ふりがな][/大文字]の生命だ。」
鍊「水・・・錬金？」
翼「ただの錬金術師じゃなさそうだ・・・。」
大寸葉「俺はな、水とあらゆる物質を合成させて、操ることができるんだ。」
　　　「今操ってたのは、水と鉄を合成させた液体だ。」
　　　「強度は鉄そのまま、動かし方は水そのままといったものだ。」
樋口「だから最強と言われてるのね・・・」
大寸葉「まあ、体力はそんな使わないしな。少なくとも、俺の下で特訓をすれば・・・」
　　　「[大文字]100%強くなれる。[/大文字]」
飯盛「！」
芽依「龍鬼、もう、分かってるわね。」
飯盛「ああ・・・！」
翼「痛そうだなぁ。」
鍊「僕が何とかするって！」
樋口「ちょっとワクワクするわね。」
大寸葉「覚悟はできたかい？」
飯盛「・・・特訓、[大文字]お願いします！！！[/大文字]」
こうして、大寸葉の下での特訓が始まった。