黒フード「風切」
全員「！」
その瞬間、黒フードの両手から大きな風で作られた斬撃が飛んできた。
柳凛「まずい！飯盛、伏せろ！！」
飯盛「へっ！？」
頭を強く地面に打った。
そしたら、急に上から強い風が吹いてきた。
飯盛「ぐぅっ・・！」
飯盛(他のみんなはどうなった・・・！？)
　　(あいつは・・[漢字]天凱[/漢字][ふりがな]てんがい[/ふりがな]は・・・何なんだ！？)
そして、10秒ほど経った。
飯盛「うっ・・柳凛さん、大丈夫ですk・・・」
上を見た瞬間、鳥肌がたった。
柳凛さんの腹が半分裂けている。
飯盛「あっ・・えっ・・はっ・・・・柳凛さん・・・・！」
柳凛「グフっ・・・ガホッ、あぁ、大丈夫・・・」
柳凛さんが血を吐いた。
飯盛「すいませんっ・・俺のせいで・・・！」
柳凛「黙れ、今集中してる・・・・。」
周りの木たちが切り倒されている。
かなり太いものだったのに、かなり切れ味がいい技だ。
黒フード「お前ら、いるのは気づいてたんだぜ。」
　　　　「特に四天王、お前らのエネルギーは分かりやすいよ。」
花束「私たち・・・ですって？ｶﾞﾌｯ」
花束は、右胸下あたりが半分裂けている。
現剛は、左足が切断され、霧川は、左手が切断された。
天凱「お前らの予想どうり、俺は藤原天凱だ。」
芽依「天凱・・・・・・！」
天凱「俺の目的はただ一つ。それは・・・」
鍊「まさか・・・！？」
天凱「四天王、お前らの能力の奪取だ！」
翼「そんなっ・・・！」
柳凛「そんな事・・・させねぇ！」
四天王たちが動き出す。
花束「私が回復させる！[漢字]朱雀流[/漢字][ふりがな]すざくりゅう[/ふりがな]、」
　　「［[漢字]再生炎[/漢字][ふりがな]リポロダクションファイア[/ふりがな]］！」
たちまち、周りの四天王たちの傷が再生した。
天凱「ははっ！再生能力持ちか！」
　　「風流(ふうりゅう)、風爆(ふうばく)！」
現剛「ここは俺に任せろ！俺に防げない技はない！」
　　「玄武流(げんぶりゅう)、秘伝！玄甲(げんこう)！」
たちまち、大きな甲羅が出てきた、
天凱の風爆を、完全にふさいだ。
飯盛「俺らも何かしないと・・・！」
芽依「そうね・・・！」
その時、
天凱「風流、風切！」
柳凛「なっ！？」
また、風の斬撃が出てきた。
また木が倒れて行った。
翼「何なんだよあいつ！」
鍊「少なくとも、僕らで敵う相手じゃない・・！」
そして、木の幹から向こうを除いた。
そこには、四天王たちが無惨に裂けている姿があった。
飯盛「そんなっ・・・！」
翼「嘘・・・・だろ・・・？」
天凱「これで・・四天王たちの力が・・・・！」
その時、四天王の死体から、生命が抜き取られた。