獣狩り
村を出て5分後・・・
俺たちは順調に中心の森に向かっている。
さっきまで俺らがいた、「堺市村」を出ると、老朽化した建物を突き破る勢いの大木が大量にある。
そこから、周りに5,6キロあたりまで歩くと、別の村が出てくる。
その間までに、強い獣が出るので、それらを消すのが俺らの先輩の仕事だ。
霧川「結構中に入ったね。」
現剛「ああ・・・だが、妙だ。」
柳凛「だよな・・・なんでだ?」
芽依「ねえ、何か変なの?」
飯盛「変だろ。周り見ろよ。」
周りを見ると、Level3以下の獣たちが、じっとこちらを見ている。
そう、何故か[襲ってこない]のだ。
普通の獣なら、獲物を見つけた瞬間すぐに襲いかかってくる・・・・が、
こいつらは、なぜか襲ってこない・・・
飯盛「不気味だな・・・」
翼「急に来たら泣いてまうぞ・・・」
そうして、森の最中心部に来た。
そこには、綺麗な花畑があり、美しい蝶たちが舞っていた。
鍊「綺麗だ・・・・。」
花束「本当ね・・・来て良かった。」
柳凛「問題は今のところ、無いか・・・・・っ!」
その時、音もなくそこに人が立っていた。
花畑の中、何の草木も花も踏まずに、黒いフードを被った「誰か」がいた。
柳凛「散れ!」
その掛け声と同時に、全員が周りの大木の後ろへ散った。
柳凛・飯盛ペアから時計回りに、
花束・芽衣・樋口トリオ、現剛・翼ペア、そして、霧川・鍊ペア。
全員が、相手の動きを伺っていた。
柳凛「なんだあいつ・・急に来たぞ?」
飯盛「やばい敵だったらどうします・・・?」
柳凛「っ・・!」
柳凛(予想外だ・・・くそっ、やっぱり、俺が行くしか・・・!)
花束「あの敵・・・」
樋口「どうしました?」
花束「あの黒フード、エネルギー量が、計測不能なんだけど・・」
芽衣「え?ええ?うそ!そんなこと・・・」
花束「ないわけじゃない。[あいつ]じゃない限り・・・・!」
芽依「え・・・まさかっ!?」
世界中に蔓延る獣共。
その生みの親とも言われる生命がいる。
その生命は、前人類の時代、
「平安時代」からやってきた、
藤原家の先祖
【藤原天凱】(ふじわらのてんがい)
能力も、エネルギー量も分からずじまいの、アンノウン。
ただ、教師の中の歴史の教科書には少し載っている、伝説の極悪人。
街で平民を皆殺し、他県の天皇を暗殺、その時に能力を奪って行ったやばいやつ。
正直いること自体が少し怪しかったが、これで確信した。
飯盛「奴が・・・天凱・・・・・!」
その瞬間、黒フードが両手を横に広げた。
鍊「何か来る!」
黒フード「・・・風切」」
俺たちは順調に中心の森に向かっている。
さっきまで俺らがいた、「堺市村」を出ると、老朽化した建物を突き破る勢いの大木が大量にある。
そこから、周りに5,6キロあたりまで歩くと、別の村が出てくる。
その間までに、強い獣が出るので、それらを消すのが俺らの先輩の仕事だ。
霧川「結構中に入ったね。」
現剛「ああ・・・だが、妙だ。」
柳凛「だよな・・・なんでだ?」
芽依「ねえ、何か変なの?」
飯盛「変だろ。周り見ろよ。」
周りを見ると、Level3以下の獣たちが、じっとこちらを見ている。
そう、何故か[襲ってこない]のだ。
普通の獣なら、獲物を見つけた瞬間すぐに襲いかかってくる・・・・が、
こいつらは、なぜか襲ってこない・・・
飯盛「不気味だな・・・」
翼「急に来たら泣いてまうぞ・・・」
そうして、森の最中心部に来た。
そこには、綺麗な花畑があり、美しい蝶たちが舞っていた。
鍊「綺麗だ・・・・。」
花束「本当ね・・・来て良かった。」
柳凛「問題は今のところ、無いか・・・・・っ!」
その時、音もなくそこに人が立っていた。
花畑の中、何の草木も花も踏まずに、黒いフードを被った「誰か」がいた。
柳凛「散れ!」
その掛け声と同時に、全員が周りの大木の後ろへ散った。
柳凛・飯盛ペアから時計回りに、
花束・芽衣・樋口トリオ、現剛・翼ペア、そして、霧川・鍊ペア。
全員が、相手の動きを伺っていた。
柳凛「なんだあいつ・・急に来たぞ?」
飯盛「やばい敵だったらどうします・・・?」
柳凛「っ・・!」
柳凛(予想外だ・・・くそっ、やっぱり、俺が行くしか・・・!)
花束「あの敵・・・」
樋口「どうしました?」
花束「あの黒フード、エネルギー量が、計測不能なんだけど・・」
芽衣「え?ええ?うそ!そんなこと・・・」
花束「ないわけじゃない。[あいつ]じゃない限り・・・・!」
芽依「え・・・まさかっ!?」
世界中に蔓延る獣共。
その生みの親とも言われる生命がいる。
その生命は、前人類の時代、
「平安時代」からやってきた、
藤原家の先祖
【藤原天凱】(ふじわらのてんがい)
能力も、エネルギー量も分からずじまいの、アンノウン。
ただ、教師の中の歴史の教科書には少し載っている、伝説の極悪人。
街で平民を皆殺し、他県の天皇を暗殺、その時に能力を奪って行ったやばいやつ。
正直いること自体が少し怪しかったが、これで確信した。
飯盛「奴が・・・天凱・・・・・!」
その瞬間、黒フードが両手を横に広げた。
鍊「何か来る!」
黒フード「・・・風切」」
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