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獣狩り

#2


校内に入ると、すでに複数人の能力者たちがいた。
会話をしているもの、能力を見せ合っているもの、そして・・・
???「おーい、龍鬼!」
向こうから読んできたのは、「自然」の生命
釜崎 翼(かまさき つばさ)
翼「おはよう。お前今日ちょっと早いじゃん。」
飯盛「はぁ?お前が今日遅いだけだ。」
何気ない会話を交わし、教室へ向かう。
教室には、珍しく幼馴染が来ていた。
そこには、「水」の生命 瑞浪 芽依(みずな めい)と、
「魔導書」の生命 大山 鍊(おおやま れん)
昔からの大親友だ。
鍊「おはよう。今日はテストだから早く来てしまったよ。」
芽依「テストと言っても、今日はアレだからね。」
そうか、もうそんな時期か。
飯盛「そうだな・・今日は[判別テスト]だからな。」


判別テスト・・・中学3年生の夏休み前、最後のクラスを決めるためのテスト。
このテストによってクラスが最高クラスになれば、「あれ」ができる。
午前7時まで練習をして、そこから朝のホームルーム。
そして、少しの休憩を通して、テスト本番。
テスト内容は、能力での造形物の作成、そして、
Level4値の「獣」を仕留める。
今まで15歳でLevel4値の獣を倒した者は、あまり居ないらしい。
なんせ、今の最大値はLevel8だからだ。
まずは、他の奴からテストが始まった。
この待ち時間、暇なんだよな〜。能力の使用も禁止だし・・あ、
「やめろぉ!死にたくない!死にたくなぁい!」
ザシュッ・・・・
「ゔぉおえ!うおえぇ!」
隣の奴が吐いた。そりゃそうだ。
人が死んだんだから。
別になれてるわけじゃない。人が死ぬのを見るのは人生で初めてだ。
だが、誰も涙は流さない。この学校の絶対の掟。
[人が死んでも涙は流さない]
こういう試験で人が死ぬのは毎年のようだ。
だからこそ、ここで死ぬ仲間にへの敬意のため、涙を流すのは許されない。
そして、次の順番は俺だ。
芽依「龍鬼」
飯盛「?」
芽依「・・・死なないでね。」
そう言われたら、死ぬわけには行かない。

まずは、能力での造形物の作成。俺の能力は氷。簡単だ。
手始めに、自分の像を作成する。
その後、ドラゴンを作成。
「おぉ〜、素晴らしいぞい。では、次は獣を相手にな。」
目の前には、さっき食った人間の血痕が口の周りについている歪な獣。
俺を次の獲物のようにな目で見ている。それは叶わない願いなのに。
お前と俺じゃ、


相性が悪すぎる。

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作者メッセージ

どうも戸部夏実です!
2作目です!
1,000文字を超えましたが、読んでくれると嬉しいです!
これからも、よろしくお願いします!

2024/07/20 22:49

戸部夏実 ID:≫.psyZPMB6Zfrw
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