校長「なに？今日も休み？」
先生「ええ。あの5人、ここんところずっと休みなんですよ。」
校長「そうか。最高クラスは、あの子達だけなんだけどな・・・」



大寸葉宅邸、庭・・・
飯盛「へああぁ！！」
大寸葉「はい遅い！！」
飯盛「ぐはっ！」
翼「今・・・だっ！」
　「自然流、[漢字]一突木[/漢字][ふりがな]ひとつき[/ふりがな]！」
大寸葉「なるほどね！」
　　　「でも、速度が足りねぇ！」
すぐに鉄水が翼を襲う。
翼「グフっ！いてぇ！」
芽依「水流、掴み水！」
大寸葉「！？」
　　　(顔の周りに水・・・！？呼吸が！)
芽依「窒息させる寸前まで耐える・・・！」
大寸葉「ダバ！(だが)」
芽依「ダニィ！？」
鍊「な！水の成分が・・・酸素に！？」
芽依「あ！その手があったのね・・・！」
大寸葉「ボベべボビュウバボンバイダイ。(これで呼吸は問題ない)」
樋口「本当に？」
樋口が大寸葉の顔をまとっている水に触れた。
大寸葉「！！」
樋口「私が触れたものは・・・[大文字]爆弾[/大文字]になるのよ？」
大寸葉「ばばああばあああ！！」
[大文字]どおおおおおおおぉぉぉぉぉおおおおおぉぉおおぉおおおぉぉぉぉぉん！[/大文字]
・・・パチパチパチパチ。
大寸葉「よし。ついに俺を殺せるレベルまで来たな。」
樋口「疲れたわよ〜。」
飯盛「手加減をしらねぇな・・・。」
大寸葉「でも、まだ改善点が残ってるからな。」
鍊「1週間泊まり込みでやってきてまだ残ってると・・・・！」
芽依「一旦休憩しましょ。」
そして、庭に面した椅子に6人が座り、アイスを食べ始めた。
翼「でもなぁ、あれが最速だったんだけどなぁ。」
大寸葉「もっと早くしないと。そうだ、鍊の力を借りれば？」
鍊「力を貸してあれです。」
大寸葉「じゃあ努力しないとなぁ！」
翼「あぁあぁああああぁぁ！(野◯村議員)」
芽依「うるさいわよっ！」ﾍﾟﾁｯ
翼「いったたああぁぁぁああ！！」
飯盛「ははっ・・・」
ああ、ずっとこうして居たい。
幸せに生きて居たい。
怪我とかせず、痛い思いもせず、好きな人と一緒に。
仲良く生きて居たい。
でも、俺らには使命を課してる。
天凱を殺さないと。
柳凛さん達の命を、無駄にはできない。
あいつは必ず、[大文字]俺が殺す[/大文字]。




天凱「さて・・・魂達は元気かな？」
階段をゆっくりと降りていく。
天凱「おお、しっかり保管されているじゃないか。」
　　「これも、お前のおかげだな。[漢字]炎雷[/漢字][ふりがな]ほむら[/ふりがな]。」
炎雷「いいんだ。お前の願いを叶えるのなら、それで。」
天凱「そうだ、お前の[大文字]分身[/大文字]はしっかり仕事してるか？」
炎雷「安心しろ。ちゃんと報告するようにしてる。」
天凱「それでこそお前だ。これからもよろしくな。」
炎雷「こっちこそ。」