めろんぱーかーに愛されてます。【リメイクver.】
side のっき
私だって、さよならしたくてさよならするわけじゃない。永遠にここでみんなと笑いあっていたい。しょうもないことで笑えていた日々がどんなに幸せだったのだろうか。
「のっきさん、こっちです!」
優しく笑いかけてくれる●●さんに対して、恋に落ちるのは確実だったのだろう。運命に近いものだった。
「えっ、のきすごいね」
「神なん?やばすぎやろw」
「僕だって〜、ほら!」
「そらちゃん別の意味でやばw」
「結論、にょきをがすげぇw」
明るい雰囲気を保ち続けれる彼らと会うことも必然。ただ家出しただけの私に対して優しく手を差し伸べ、拾ってくれた。人生の中の思い出の大部分が彼らとのモノになる。そして私という存在を形作ってくれたもの彼らだ。
「のき!」
リビングの扉を開けて早々、なろきゅんが抱きついてくる。一体、なにがあったのだろうか。それは高望みに近いものかもしれないが、もしかしたら私が帰ってしまうからかもしれない。
「な、なろきゅん?どうしたんですか?」
なろきゅんを迎え入れながら私はなろきゅんの言葉を待つ。しばしの沈黙の直後、なろきゅんは口を小さく開いた。
「.............僕は、のきにいなくなってほしくない。それが、どれだけ短い期間でも。.......でも、今僕が自分の気持を制御できないと、結局のきが傷つく。....だから、僕は今からのきと...みんなと最高な思い出をつくる!」
曇りなき眼でなろきゅんはそう言う。視線は私に真っ直ぐに向いている。そして翔くんが笑いながら大きな声を発した。
「........なろっちもそう言ってることやし!みんなで楽しむかぁ!」
悲しみの雰囲気を塗り替えながら笑う。これでさえ、なんだかんだ愛おしい思い出になるのだろう。それに、なぜだかとても楽しい。
「おーっ!とりあえずパーティーだね!」
「なんでもいいから楽しもうな....!」
猫組(そらちゃん&かいてぃー)が2人手を合わせて嬉しそうにきらきらと目を輝かせてこちらに熱い視線を送ってきている。
「じゃあ早速ですけど、準備しましょう!」
●●さんがいつもの優しく柔らかい笑顔を浮かべて言った。
「にょきをも、いいよな?」
かもめくんがにやりと笑ってこちらを見る。
[大文字]「もちろんっ、楽しみましょう!」[/大文字]
私は、小さい頃魔国から家出してきた。そしてこの「地球」という星へふらふらと身寄りもないに関わらずやってきたのだ。身寄りがないから助けてくれる人間など存在しない。だが、そんな私を拾ってくれたのがなろきゅんだった。今では私の恩人。どこから来たのかもわからない私に優しく声をかけて優しく笑いかけてくれた。感謝してもしきれない。その恩をいつか返そうと思っているのに、ずっと恩は返せないまま。ずっと、返さなければいけないというのに、今回だってまた借りを作ってしまった。ここにいるみなさんに、優しく見送ってくれるのは、一番の恩だというのに。
●●さんには、何回も癒しをもらった。
なろきゅんには、何回も救ってくれた。
翔くんには、何回も笑ってわらいあえた。
そらちゃんには、何回も手を差し伸べてくれた。
かいとくんには、何回も楽しませてくれた。
かもめくんには、何回も私の支えになってくれた。
その借り、いつか返したいというのに。私が帰ってくる半年後、またみなさんと笑いあい、支えあえることを願って。
私は、みなさんに別れを告げ魔国へと旅立った。
私だって、さよならしたくてさよならするわけじゃない。永遠にここでみんなと笑いあっていたい。しょうもないことで笑えていた日々がどんなに幸せだったのだろうか。
「のっきさん、こっちです!」
優しく笑いかけてくれる●●さんに対して、恋に落ちるのは確実だったのだろう。運命に近いものだった。
「えっ、のきすごいね」
「神なん?やばすぎやろw」
「僕だって〜、ほら!」
「そらちゃん別の意味でやばw」
「結論、にょきをがすげぇw」
明るい雰囲気を保ち続けれる彼らと会うことも必然。ただ家出しただけの私に対して優しく手を差し伸べ、拾ってくれた。人生の中の思い出の大部分が彼らとのモノになる。そして私という存在を形作ってくれたもの彼らだ。
「のき!」
リビングの扉を開けて早々、なろきゅんが抱きついてくる。一体、なにがあったのだろうか。それは高望みに近いものかもしれないが、もしかしたら私が帰ってしまうからかもしれない。
「な、なろきゅん?どうしたんですか?」
なろきゅんを迎え入れながら私はなろきゅんの言葉を待つ。しばしの沈黙の直後、なろきゅんは口を小さく開いた。
「.............僕は、のきにいなくなってほしくない。それが、どれだけ短い期間でも。.......でも、今僕が自分の気持を制御できないと、結局のきが傷つく。....だから、僕は今からのきと...みんなと最高な思い出をつくる!」
曇りなき眼でなろきゅんはそう言う。視線は私に真っ直ぐに向いている。そして翔くんが笑いながら大きな声を発した。
「........なろっちもそう言ってることやし!みんなで楽しむかぁ!」
悲しみの雰囲気を塗り替えながら笑う。これでさえ、なんだかんだ愛おしい思い出になるのだろう。それに、なぜだかとても楽しい。
「おーっ!とりあえずパーティーだね!」
「なんでもいいから楽しもうな....!」
猫組(そらちゃん&かいてぃー)が2人手を合わせて嬉しそうにきらきらと目を輝かせてこちらに熱い視線を送ってきている。
「じゃあ早速ですけど、準備しましょう!」
●●さんがいつもの優しく柔らかい笑顔を浮かべて言った。
「にょきをも、いいよな?」
かもめくんがにやりと笑ってこちらを見る。
[大文字]「もちろんっ、楽しみましょう!」[/大文字]
私は、小さい頃魔国から家出してきた。そしてこの「地球」という星へふらふらと身寄りもないに関わらずやってきたのだ。身寄りがないから助けてくれる人間など存在しない。だが、そんな私を拾ってくれたのがなろきゅんだった。今では私の恩人。どこから来たのかもわからない私に優しく声をかけて優しく笑いかけてくれた。感謝してもしきれない。その恩をいつか返そうと思っているのに、ずっと恩は返せないまま。ずっと、返さなければいけないというのに、今回だってまた借りを作ってしまった。ここにいるみなさんに、優しく見送ってくれるのは、一番の恩だというのに。
●●さんには、何回も癒しをもらった。
なろきゅんには、何回も救ってくれた。
翔くんには、何回も笑ってわらいあえた。
そらちゃんには、何回も手を差し伸べてくれた。
かいとくんには、何回も楽しませてくれた。
かもめくんには、何回も私の支えになってくれた。
その借り、いつか返したいというのに。私が帰ってくる半年後、またみなさんと笑いあい、支えあえることを願って。
私は、みなさんに別れを告げ魔国へと旅立った。
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