- 閲覧前にご確認ください -

この小説は、なろっこさっきー様の「めろんぱーかーに愛されてます。」のリメイクになります。なろっこさっきー様から許可は得ています。ご了承ください。
ご本家絶対読んでね。
捏造含まれます。
11話・15話、事故の表現があります。不快だと思われるかもしれませんので、もし読む場合はご注意ください。
nmmn

この小説は夢小説です。
下のフォームに作者さんの指定した語句を入力してお読みください。

お名前設定

お名前変更フォーム

下記フォームに必要事項を入力し「登録」ボタンを押してください

名前(下の)
めろぱかに呼んでほしい名前

文字サイズ変更

めろんぱーかーに愛されてます。【リメイクver.】

#51

51話 君の1番でありたい。

side なろ屋

 無駄に大きい心臓の音が僕の耳に張り付く。どくん、どくん、と。今でも、あのことを信じられない。もう昨日のことになるはず。まだのきの言うことを信じられずに現実逃避している。

「なろ屋さん...大丈夫?」

 そらちゃんが心配そうに僕の顔を覗き込んだ。「大丈夫だよ」と笑って言葉を返したが、きっとその笑顔は引きっつっていたのだろう。すると、そらちゃんは顔を覗き込むのをやめ、淡々と正しいことを話し始めた。

「みんな、さ。信じられないのとかはわかるけど、今僕らがこうしてたらあと少ししかない、限られた時間をこんなふうにもてあましてたら、絶対後悔するよ?........さっき、僕考えたんだ。僕がのっきさんの立場になったら、絶対今みたいな空気が流れてたらやだ。もっと笑顔で見送ってほしい、って絶対思う。」

 本当に、そうじゃなきゃのきを未練たらたらで送り出してしまうことになる。だが、笑顔になれと言われてもそんな単純じゃない。笑顔になれるなら、とっくの昔に笑顔になっているから。笑顔になれないから今は、困っているのだ。のきだって、こんな雰囲気で送り出すのはこちらとしてもあちらとしても苦い思い出になるに違いない。

「........みなさん。のっきさんと、楽しめることをしましょう...!」

 ○○が目をはらしてそう言う。のきからいろいろ聞いたあと、○○は泣きじゃくっていたのだ。きっと、のきのことを一番気にかけていたのは○○だったのだろうというのは明白で、わかりきっていること。

「......せやな。やっぱちょっとは沈んじゃうけど、とにかく笑顔で見送ろ!」

 翔くんが明るく笑う。その声を聞いたかもめんは立ち上がって、のきの部屋へと足を動かしていった。

「じゃあ、とりあえずにょきを呼んでくるな。」

 そして、○○が微笑んで僕に言う。

「........なろ屋さん...。言いたいことは、言っときましょうね。」

 先ほどから喋っていなかった僕を気にかけたのだろうか。パステルカラーの水色の瞳を揺らしながら僕に向かってにっこり笑いかけた。

「ありがと.......○○...。」

 やはり、本当の笑顔というものは見せられない。のきがいなくなるという現実から逃げてしまいたかった。だが、このままじゃいけない。このままじゃ、いけないのだ。現実というものは残酷だが、悲しみを盾にし逃げていれば永遠に自分は弱き心の持ち主になってしまう。それに僕はなりたくないのだ。

「みなさん.....」

 のきがかもめんとともにリビングへとやってくる。僕はのきの1番近くにいたい。かけがえのない存在でありたい。親友としてずっと一緒にいたい。独占欲にも近い感情や、悲しみが混じってどんな表情をすればいいのかわからない。そのせいか、またずっと大きな心臓の音が鳴る。僕は、のきに抱きついた。あの時のように、一番目で。

このボタンは廃止予定です

2024/10/16 10:22

おんせんめぐり ID:≫.pmKPLYwPahCs
続きを執筆
小説を編集
/ 56

コメント
[2]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL