めろんぱーかーに愛されてます。【リメイクver.】
side サムライ翔
「グッズ販売店・サムライ翔、kamomeのサイン会場こちらー!」
係委員の声が会場全体に響く。俺は「はぁ」とため息をつく。なぜこんなことをやっているのだろうかと思いながら。グッズを販売するだけでサインまでやるとは聞かせられていなかったため不満しか出てこない。そして、かもめんが俺にそっと耳打ちした。
「なぁ翔ちゃん。そろそろ約束の時間じゃない?」
そう言われて時計を見ると、もうみんなで○○のカフェに行くと決めた約束の時間。こればっかりはいくらなんでも人が待ってるとはいえ譲れない。
「おい!ちょっと抜けるけど戻ってくるから待っといて!」
俺はそう言いかもめんと共にサイン会場を後にした。そして足早に集合場所へと向かう。
「みんな〜!遅れたごめん!」
「もう遅かったですよ!この時間絶対こんでるんですから!」
のっきたんが少し強めの口調でそう言い放つ。かもめんが必死に「ごめん、ごめん!ちょっとめんどくさかったんだよ!」と困ったような笑顔で笑う。
「まぁとにかくさ〜!そろそろ行こ?○○が待ってるよ!」
なろっちは気にしていないらしく明るく言った。その気軽で明るい声に続いて、俺も口を開く。
「せやな!はよいこ!」
みんなで○○の教室へと向かっている最中、何故か声をかけられた。
「あのっ....!」
かいてぃーが無視せずちゃんと対応する。
「そのっ。王子コンテストに参加していただけませんか!?」
「.....王子コンテスト?それ、どんなやつ?」
王子コンテスト、という意味のわからないコンテストにそらちゃんが興味を持ってしまった。これは大変なことになる、と俺は本能で察した。そして話しかけてきた男が少し笑いながら言う。
「女神様に見合う王子...だからめろぱか様の皆様から決める勝負なんですけど...。」
「えぇぇっ!!やりたい、やりたい!ねっ、いいよね!?なろ屋さんたち!」
「僕らをおまけみたいに扱わないでくれる?....別に、僕は賛成だよ?」
なろっちが賛成とは、どういう風の吹き回しか気になる。そして皆次々に賛成の意を示す。
「俺も賛成やで。」 「私も」 「俺も」 「俺もだ」
「えっ...と。全員いいんですね?」
「俺らはいいけど、○○には言ったのか?」
「え?これ言っちゃだめなやつですから、言ってませんよ?」
言っちゃだめなやつ、というひとことが引っ掛かるが、大丈夫なのだろうかと少し心配だが、俺は大丈夫だと信じることにした。
「お話邪魔してごめんなさい!では、文化祭楽しんでくださいね!」
そうして男は足早に去っていく。
「ちょ、早く行こ!」
なろっちが急かすような声で言う。時間はあっと言う間にすぎていたらしく、急がないと○○のカフェに間に合わない。
「っ、はぁ、はぁ」
6人で全力疾走し、そして6人で列に並ぶ。予想通り混んでいて、暫く待たされた。そしてあたりを見渡すと、黒いワンピースのようなもの着て接客していた○○を見つける。
「いらっしゃ...あ。」
○○が俺たちを見つける。
「来たよ、○○!」
なろっちが1番に笑顔を浮かべる。すると、○○も負けんと言わんばかりににっこりと満面の笑みを浮かべて言った。
「いらっしゃいませっ!」
「グッズ販売店・サムライ翔、kamomeのサイン会場こちらー!」
係委員の声が会場全体に響く。俺は「はぁ」とため息をつく。なぜこんなことをやっているのだろうかと思いながら。グッズを販売するだけでサインまでやるとは聞かせられていなかったため不満しか出てこない。そして、かもめんが俺にそっと耳打ちした。
「なぁ翔ちゃん。そろそろ約束の時間じゃない?」
そう言われて時計を見ると、もうみんなで○○のカフェに行くと決めた約束の時間。こればっかりはいくらなんでも人が待ってるとはいえ譲れない。
「おい!ちょっと抜けるけど戻ってくるから待っといて!」
俺はそう言いかもめんと共にサイン会場を後にした。そして足早に集合場所へと向かう。
「みんな〜!遅れたごめん!」
「もう遅かったですよ!この時間絶対こんでるんですから!」
のっきたんが少し強めの口調でそう言い放つ。かもめんが必死に「ごめん、ごめん!ちょっとめんどくさかったんだよ!」と困ったような笑顔で笑う。
「まぁとにかくさ〜!そろそろ行こ?○○が待ってるよ!」
なろっちは気にしていないらしく明るく言った。その気軽で明るい声に続いて、俺も口を開く。
「せやな!はよいこ!」
みんなで○○の教室へと向かっている最中、何故か声をかけられた。
「あのっ....!」
かいてぃーが無視せずちゃんと対応する。
「そのっ。王子コンテストに参加していただけませんか!?」
「.....王子コンテスト?それ、どんなやつ?」
王子コンテスト、という意味のわからないコンテストにそらちゃんが興味を持ってしまった。これは大変なことになる、と俺は本能で察した。そして話しかけてきた男が少し笑いながら言う。
「女神様に見合う王子...だからめろぱか様の皆様から決める勝負なんですけど...。」
「えぇぇっ!!やりたい、やりたい!ねっ、いいよね!?なろ屋さんたち!」
「僕らをおまけみたいに扱わないでくれる?....別に、僕は賛成だよ?」
なろっちが賛成とは、どういう風の吹き回しか気になる。そして皆次々に賛成の意を示す。
「俺も賛成やで。」 「私も」 「俺も」 「俺もだ」
「えっ...と。全員いいんですね?」
「俺らはいいけど、○○には言ったのか?」
「え?これ言っちゃだめなやつですから、言ってませんよ?」
言っちゃだめなやつ、というひとことが引っ掛かるが、大丈夫なのだろうかと少し心配だが、俺は大丈夫だと信じることにした。
「お話邪魔してごめんなさい!では、文化祭楽しんでくださいね!」
そうして男は足早に去っていく。
「ちょ、早く行こ!」
なろっちが急かすような声で言う。時間はあっと言う間にすぎていたらしく、急がないと○○のカフェに間に合わない。
「っ、はぁ、はぁ」
6人で全力疾走し、そして6人で列に並ぶ。予想通り混んでいて、暫く待たされた。そしてあたりを見渡すと、黒いワンピースのようなもの着て接客していた○○を見つける。
「いらっしゃ...あ。」
○○が俺たちを見つける。
「来たよ、○○!」
なろっちが1番に笑顔を浮かべる。すると、○○も負けんと言わんばかりににっこりと満面の笑みを浮かべて言った。
「いらっしゃいませっ!」
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