めろんぱーかーに愛されてます。【リメイクver.】
side こーく
久しぶりにかもめさんから連絡が来てここにやってきた。何処かは知らないが、普通の家よりかは少し大きい程度の一軒家。そして俺がいるのはこの家の裏戸。そして、同じようにかもめさんに呼ばれてやってきたと思われるのが、スマイリーくんとラメリィさんだ。何故このメンバーが呼ばれたのかは知る由もないが、しばらくするとなろくんが俺たちに向かって何かを叫んだ。
「こーくてゃん、スマイリーくん、ラメリィさん!逃さないで!」
何を逃したらならないのだろうか、その疑問の答えは、すぐにわかる。
「!?なんだ、お前たちっ!どけっ!」
裏戸から出てきたのは、50歳前後の男。その男は、高校生ぐらいの眠った女の子をおんぶしている。何が何だかわからず、誘拐かと俺は困惑していた。
「ごめんけど、ここ通せない。」
相変わらずの対応力で、スマイリーくんはすぐに返事を返す。流石だと思いつつ、男は焦った様子で俺たちを押し除けようとしてきた。
「いいから、どけ!急いでいるんだっ!」
「だから、ここ通せないんだってば。」
ラメリィさんも乗っかって男に反論する。俺だけ何もしないというのは後味が悪い。そして、俺も気張って男を挑発した。
「ここ通してほしかったら、その女の子、渡しな?」
上手く男に言い返せたのではないか、と心の中で自画自賛していると、聴き慣れた声が俺の耳に飛び込んできた。
「せやな。通らせてほしいんやったら返せ?○○を。」
かっこいい関西弁を言い放ったのは翔くん。それに、男が抱えている女の子はどこかで見たことのあるような風貌。推測だが、●●ということは女神の生まれ変わりなのだろうか。よく見ると、パステルカラーの水色の髪に整った容姿。俺の中で合点がいく。あくまでも俺の予想になるが、●●さんは家族とではなくなろくんと過ごしていて、女神だと発覚した今利用するべき存在へと●●さんが成れた為、今更なろくんたちから誘拐したというところなのだろう。
「とにかく、返してもらうな。」
かいてぃーがそう言いつつ、軽やかな足取りで●●さんを奪い去っていった。●●さんを取り戻すことができたらしい。
「あっ!!!しまった、くそっ!おい、春香たちっ!!」
変に騒ぐこいつに、俺は腹を立てていた。恨めしい、他人に吐いてはいけないであろう言葉と気持ちから腹の底から這い上がってくる。
「おい、うるさいんだよ、猿。お前はしばらくここから動くな?」
そう言い、俺は男を掴み倉庫の方へ投げた。そして倉庫のシャッターが、がらがらがら、と威勢のいい音を立てて下がる。そして、倉庫の中にいた男は閉じ込められてしまった。
「.....は?お、おいっ!だ、出してくれよ、なぁ、なぁっ!」
「フハッ、ごめんねっ。鍵かけちゃったよ〜。出してほしかったらもう絶対に俺らの前に現れないで?お前も、お前の家族も。じゃあ、ばいばい〜♡」
「おいっ、は?約束するから、出してくれよ?おい、出せよ!!」
なんの約束を結ぶのかは、条件をはっきりさせてからだ。こいつの声すらうるさい雑音に聞こえてしょうがない。俺の苛つきが最高潮へと達する。
「..........は?倉庫叩いとけばあんたの家族が助けに来てくれるんじゃない。」
できるだけ冷徹に、感情を出さないように突き放すように男に言葉を送ってやった。
「おぉ、こーくてゃん怖いなw」
「そう〜?いらついたからああしただけだから〜。...てか!てか!かいてぃーが抱いてるそこの女の子!だれ〜っ?」
俺が明るくそう言うと、ラメリィさんも「あ〜。確かに。最近テレビで見た顔してる。」と言った。そして、スマイリーさんが「それな?」と同意を示す。
そして、なろくんが説明してくれた●●さんはやはり女神の生まれ変わりだった。
久しぶりにかもめさんから連絡が来てここにやってきた。何処かは知らないが、普通の家よりかは少し大きい程度の一軒家。そして俺がいるのはこの家の裏戸。そして、同じようにかもめさんに呼ばれてやってきたと思われるのが、スマイリーくんとラメリィさんだ。何故このメンバーが呼ばれたのかは知る由もないが、しばらくするとなろくんが俺たちに向かって何かを叫んだ。
「こーくてゃん、スマイリーくん、ラメリィさん!逃さないで!」
何を逃したらならないのだろうか、その疑問の答えは、すぐにわかる。
「!?なんだ、お前たちっ!どけっ!」
裏戸から出てきたのは、50歳前後の男。その男は、高校生ぐらいの眠った女の子をおんぶしている。何が何だかわからず、誘拐かと俺は困惑していた。
「ごめんけど、ここ通せない。」
相変わらずの対応力で、スマイリーくんはすぐに返事を返す。流石だと思いつつ、男は焦った様子で俺たちを押し除けようとしてきた。
「いいから、どけ!急いでいるんだっ!」
「だから、ここ通せないんだってば。」
ラメリィさんも乗っかって男に反論する。俺だけ何もしないというのは後味が悪い。そして、俺も気張って男を挑発した。
「ここ通してほしかったら、その女の子、渡しな?」
上手く男に言い返せたのではないか、と心の中で自画自賛していると、聴き慣れた声が俺の耳に飛び込んできた。
「せやな。通らせてほしいんやったら返せ?○○を。」
かっこいい関西弁を言い放ったのは翔くん。それに、男が抱えている女の子はどこかで見たことのあるような風貌。推測だが、●●ということは女神の生まれ変わりなのだろうか。よく見ると、パステルカラーの水色の髪に整った容姿。俺の中で合点がいく。あくまでも俺の予想になるが、●●さんは家族とではなくなろくんと過ごしていて、女神だと発覚した今利用するべき存在へと●●さんが成れた為、今更なろくんたちから誘拐したというところなのだろう。
「とにかく、返してもらうな。」
かいてぃーがそう言いつつ、軽やかな足取りで●●さんを奪い去っていった。●●さんを取り戻すことができたらしい。
「あっ!!!しまった、くそっ!おい、春香たちっ!!」
変に騒ぐこいつに、俺は腹を立てていた。恨めしい、他人に吐いてはいけないであろう言葉と気持ちから腹の底から這い上がってくる。
「おい、うるさいんだよ、猿。お前はしばらくここから動くな?」
そう言い、俺は男を掴み倉庫の方へ投げた。そして倉庫のシャッターが、がらがらがら、と威勢のいい音を立てて下がる。そして、倉庫の中にいた男は閉じ込められてしまった。
「.....は?お、おいっ!だ、出してくれよ、なぁ、なぁっ!」
「フハッ、ごめんねっ。鍵かけちゃったよ〜。出してほしかったらもう絶対に俺らの前に現れないで?お前も、お前の家族も。じゃあ、ばいばい〜♡」
「おいっ、は?約束するから、出してくれよ?おい、出せよ!!」
なんの約束を結ぶのかは、条件をはっきりさせてからだ。こいつの声すらうるさい雑音に聞こえてしょうがない。俺の苛つきが最高潮へと達する。
「..........は?倉庫叩いとけばあんたの家族が助けに来てくれるんじゃない。」
できるだけ冷徹に、感情を出さないように突き放すように男に言葉を送ってやった。
「おぉ、こーくてゃん怖いなw」
「そう〜?いらついたからああしただけだから〜。...てか!てか!かいてぃーが抱いてるそこの女の子!だれ〜っ?」
俺が明るくそう言うと、ラメリィさんも「あ〜。確かに。最近テレビで見た顔してる。」と言った。そして、スマイリーさんが「それな?」と同意を示す。
そして、なろくんが説明してくれた●●さんはやはり女神の生まれ変わりだった。
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