めろんぱーかーに愛されてます。【リメイクver.】
side そらねこ
「あの...。ボールなかったんだけど...。」
○○に雰囲気がどことなく似ている、『春香』という人物がボールを取りに行った。外見からして恐らく○○の妹なのであろう。ボールなんてあるわけがないのに、丁寧に探しに行く○○の妹心の中で小馬鹿にすると同時にのっきさんが○○の妹に返事を返した。
「当たり前ですよ。だってこれはトラップですから。」
「.........は?」
○○の妹は相当にマヌケな顔をする。本当にこいつは○○と比べると少しだって価値がないことを理解した。油断していたその時の出来事。束縛でもして口封じをしていた方が良かったかもしれない。
「ママ〜〜〜ッ!」
そいつはいきなり大声を出して自分の母親を呼んだ。まずい、こいつ1人ならばどうにでもなるが母親すらも呼ばれてしまえば○○を奪還するという目標は遠退くだろう。
「どうしたの、春香...って、その人達は.....?」
この子供の母親らしき人物が僕たちの元へとやってきた。そして、今にも泣き出してしまいそうな顔で母親へと駆け寄った。
「この人たち、お姉ちゃんを奪い返しに来たんだよ。」
お姉ちゃんを奪い返しに来た、ということならば確実にこいつらが犯人で間違いない。だが、僕はその失礼な態度に怒り心頭でそれを考えるどころじゃなかった。
「あんたたち、何言ってるの?●●は私の娘なの。返すって何?w」
○○の母親は、僕たちを鼻で嘲笑う。どこまでも無礼で下衆な行為と言動に吐き気を催すほどの奴らに向かって僕はついつい反発してしまい、大声を出してしまった。
「だってお前ら、○○のこともう空気と同じような感じで扱ってきてたんでしょ?だったらなおさら返してほしいなんて言うなよ!?」
本音を怒りに任せ言ってしまい、少し僕は反省した。そしてのっきさんは僕を擁護するように淡々と感情を出さずに話す。
「この子の言うとおりですよ。どうせあなた達は●●さんが女神だと発覚してマスコミなどのお金を儲けるために私達から●●さんを奪ったんでしょう。」
のっきさんの言うことが正論すぎて僕は何も話せなかった。そしてそれに噛み付くように○○の妹が口を挟んだ。
「.......はぁ?じゃあ私達の元にお姉ちゃんがいるっていう証拠は?」
「あんたたち、馬鹿なの?フツーに張り紙はってたじゃん。僕たちと○○が一緒に暮らし始めて約2ヶ月。...にもかかわらず張り紙だって真新しいし。顔写真は女神の生まれ変わりと発覚した写真を使用している。女神と発覚した以上利用価値は存分に高くなる。そーゆーことじゃないの?」
「っ、ち、違うわよっ!!あなたっ!!」
母親は慌てふためき『あなた』と叫んだ。もしかして、と最悪な事態が脳裏によぎる。そして言っても無駄だろうに「なろ屋さん、サムライ翔さんっ!!!構えててっ!!」と叫ぶ。そして、聞き慣れたのっきさんのものではない声が聞こえた。
__________「そらちゃん。聞こえてるよ。おっけー。みんなで全ドアを囲うね。」
なろ屋さんたちにしっかり届いていたようで、返事をしてくれた。一旦は安心出来ると胸を撫で下ろす。
side ???
「やば。かもめさんに呼ばれてきたけど、なんでドアの前なんだろう。」
「僕もそれがわかれば頭こんがらがってないよ。」
僕たちはどこの家かは知らないが裏戸に立っていた。何故ここに呼ばれたのかは知らないが、緊急事態らしく急いでこちらにやってきたのだ。
[大文字]ガチャッ[/大文字]
裏戸のドアが開く。そこにいたのは_______________
「あの...。ボールなかったんだけど...。」
○○に雰囲気がどことなく似ている、『春香』という人物がボールを取りに行った。外見からして恐らく○○の妹なのであろう。ボールなんてあるわけがないのに、丁寧に探しに行く○○の妹心の中で小馬鹿にすると同時にのっきさんが○○の妹に返事を返した。
「当たり前ですよ。だってこれはトラップですから。」
「.........は?」
○○の妹は相当にマヌケな顔をする。本当にこいつは○○と比べると少しだって価値がないことを理解した。油断していたその時の出来事。束縛でもして口封じをしていた方が良かったかもしれない。
「ママ〜〜〜ッ!」
そいつはいきなり大声を出して自分の母親を呼んだ。まずい、こいつ1人ならばどうにでもなるが母親すらも呼ばれてしまえば○○を奪還するという目標は遠退くだろう。
「どうしたの、春香...って、その人達は.....?」
この子供の母親らしき人物が僕たちの元へとやってきた。そして、今にも泣き出してしまいそうな顔で母親へと駆け寄った。
「この人たち、お姉ちゃんを奪い返しに来たんだよ。」
お姉ちゃんを奪い返しに来た、ということならば確実にこいつらが犯人で間違いない。だが、僕はその失礼な態度に怒り心頭でそれを考えるどころじゃなかった。
「あんたたち、何言ってるの?●●は私の娘なの。返すって何?w」
○○の母親は、僕たちを鼻で嘲笑う。どこまでも無礼で下衆な行為と言動に吐き気を催すほどの奴らに向かって僕はついつい反発してしまい、大声を出してしまった。
「だってお前ら、○○のこともう空気と同じような感じで扱ってきてたんでしょ?だったらなおさら返してほしいなんて言うなよ!?」
本音を怒りに任せ言ってしまい、少し僕は反省した。そしてのっきさんは僕を擁護するように淡々と感情を出さずに話す。
「この子の言うとおりですよ。どうせあなた達は●●さんが女神だと発覚してマスコミなどのお金を儲けるために私達から●●さんを奪ったんでしょう。」
のっきさんの言うことが正論すぎて僕は何も話せなかった。そしてそれに噛み付くように○○の妹が口を挟んだ。
「.......はぁ?じゃあ私達の元にお姉ちゃんがいるっていう証拠は?」
「あんたたち、馬鹿なの?フツーに張り紙はってたじゃん。僕たちと○○が一緒に暮らし始めて約2ヶ月。...にもかかわらず張り紙だって真新しいし。顔写真は女神の生まれ変わりと発覚した写真を使用している。女神と発覚した以上利用価値は存分に高くなる。そーゆーことじゃないの?」
「っ、ち、違うわよっ!!あなたっ!!」
母親は慌てふためき『あなた』と叫んだ。もしかして、と最悪な事態が脳裏によぎる。そして言っても無駄だろうに「なろ屋さん、サムライ翔さんっ!!!構えててっ!!」と叫ぶ。そして、聞き慣れたのっきさんのものではない声が聞こえた。
__________「そらちゃん。聞こえてるよ。おっけー。みんなで全ドアを囲うね。」
なろ屋さんたちにしっかり届いていたようで、返事をしてくれた。一旦は安心出来ると胸を撫で下ろす。
side ???
「やば。かもめさんに呼ばれてきたけど、なんでドアの前なんだろう。」
「僕もそれがわかれば頭こんがらがってないよ。」
僕たちはどこの家かは知らないが裏戸に立っていた。何故ここに呼ばれたのかは知らないが、緊急事態らしく急いでこちらにやってきたのだ。
[大文字]ガチャッ[/大文字]
裏戸のドアが開く。そこにいたのは_______________
このボタンは廃止予定です