めろんぱーかーに愛されてます。【リメイクver.】
side そらねこ
僕はその時ちゃんと起きていたので状況は理解していた。
「なんでだっ....!!」
かもめさんが怒りを露わにして机を殴る。いなくなったのはびっくりするが、なんでそんなに怒るのかが、僕からすれば理解できなかった。
「ちょ、かもめん落ち着いて。とにかく、探しに行こう。」
なろ屋さんが全員に号令をかけた。その判断に、誰も反対する者はいない。窓を外を見ると、雨が土砂降りだ。雨粒があたってしまうと痛いだろう。それに落雷だってありそうだ。翔さんが、がちゃりと音を立てて玄関のドアを開ける。
「じゃあ手分けすんで。北方面は俺とかもめん、東方面はなろっちとそらくん、西方面はのっきたんとかいと。探し終わったらまたここに集合して南の範囲を全員で一気に探すでっ!」
「了解」のひとことを返し僕たちはかっぱを着て僕たちは各々の方向へと走り出していった。のっきさんは大変だろう、元陸上部のかいとさんの足についていけそうにない。自分はゆっくりしているなろ屋さんと一緒で安心だ、と思い込んでいたのも束の間。
「ちょっとそらちゃん!ぼーっとしてないでっ!走って!!」
そう言いながらなろ屋さんはとてつもなく速いスピードで雨の中を駆けていった。なろ屋さんのスピードについていけそうにないが、僕もなろ屋さんの後を追いかけていく。辺りを見回していると、とあるものを見つけてしまった。それは_______________
「○○を.....探しています...?」
そう書いてある張り紙が電柱に貼られていたのだ。僕は目を丸くしてその張り紙を暫く見つめる。そして、あの人への懐疑は確信へと変わった。
「............ぜ、絶対、これはった人だよ
犯人は....!」
ラミネートされている張り紙を剥がして、僕はそれを手に持ってなろ屋さんのあとを追いかける。僕たちは東方面を走り回った。ごっそりと体力が減ったものの、自分たちの家へと帰った。その時には既にみんな帰って来ている。僕はによによと笑ってみんなに報告する。
「ねぇっ、僕、犯人の手がかり、見つけちゃったよ。」
「えっ!?おい、ほんまか!?」
驚いたような顔をして翔さんは僕に近づいた。
「.............聞かせてください、その、手がかりとやら。」
翔さんの大きな声と真反対に、のっきたんはが静かに、クールに冷たい声でそう言う。
「僕、見たんだ。○○を探してますって書いてあるはり紙。それに、ちゃんとかいてあったよ。『ご連絡は、●●の家族まで』って....!」
僕は張り紙をひらひらと振ってみせる。
猫みたいにおっとりしてる、とよく言われるけど、猫は注意深くて思慮深いということを忘れないでほしいね。
僕はその時ちゃんと起きていたので状況は理解していた。
「なんでだっ....!!」
かもめさんが怒りを露わにして机を殴る。いなくなったのはびっくりするが、なんでそんなに怒るのかが、僕からすれば理解できなかった。
「ちょ、かもめん落ち着いて。とにかく、探しに行こう。」
なろ屋さんが全員に号令をかけた。その判断に、誰も反対する者はいない。窓を外を見ると、雨が土砂降りだ。雨粒があたってしまうと痛いだろう。それに落雷だってありそうだ。翔さんが、がちゃりと音を立てて玄関のドアを開ける。
「じゃあ手分けすんで。北方面は俺とかもめん、東方面はなろっちとそらくん、西方面はのっきたんとかいと。探し終わったらまたここに集合して南の範囲を全員で一気に探すでっ!」
「了解」のひとことを返し僕たちはかっぱを着て僕たちは各々の方向へと走り出していった。のっきさんは大変だろう、元陸上部のかいとさんの足についていけそうにない。自分はゆっくりしているなろ屋さんと一緒で安心だ、と思い込んでいたのも束の間。
「ちょっとそらちゃん!ぼーっとしてないでっ!走って!!」
そう言いながらなろ屋さんはとてつもなく速いスピードで雨の中を駆けていった。なろ屋さんのスピードについていけそうにないが、僕もなろ屋さんの後を追いかけていく。辺りを見回していると、とあるものを見つけてしまった。それは_______________
「○○を.....探しています...?」
そう書いてある張り紙が電柱に貼られていたのだ。僕は目を丸くしてその張り紙を暫く見つめる。そして、あの人への懐疑は確信へと変わった。
「............ぜ、絶対、これはった人だよ
犯人は....!」
ラミネートされている張り紙を剥がして、僕はそれを手に持ってなろ屋さんのあとを追いかける。僕たちは東方面を走り回った。ごっそりと体力が減ったものの、自分たちの家へと帰った。その時には既にみんな帰って来ている。僕はによによと笑ってみんなに報告する。
「ねぇっ、僕、犯人の手がかり、見つけちゃったよ。」
「えっ!?おい、ほんまか!?」
驚いたような顔をして翔さんは僕に近づいた。
「.............聞かせてください、その、手がかりとやら。」
翔さんの大きな声と真反対に、のっきたんはが静かに、クールに冷たい声でそう言う。
「僕、見たんだ。○○を探してますって書いてあるはり紙。それに、ちゃんとかいてあったよ。『ご連絡は、●●の家族まで』って....!」
僕は張り紙をひらひらと振ってみせる。
猫みたいにおっとりしてる、とよく言われるけど、猫は注意深くて思慮深いということを忘れないでほしいね。
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