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この小説は、なろっこさっきー様の「めろんぱーかーに愛されてます。」のリメイクになります。なろっこさっきー様から許可は得ています。ご了承ください。
ご本家絶対読んでね。
捏造含まれます。
11話・15話、事故の表現があります。不快だと思われるかもしれませんので、もし読む場合はご注意ください。
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めろんぱーかーに愛されてます。【リメイクver.】

#25

25話 宵闇の女神

side サムライ翔

『千年に一度現れる女神の生まれ変わり』
 それが俺の愛しい人。そして、またの名を前世の恋人。俺に前世の記憶があるのは生まれつきで、前世の記憶があるせいで頭が良く、巷で言うところの進学校に入学させられた。その時、俺は恋愛というものに興味を抱き始める。そこで出会ったのが[漢字]花奈[/漢字][ふりがな]はな[/ふりがな]だった。そんな遊び感覚で思い出してしまったが、花奈といる時は必ず金の星が出ていた。何故だろうか。それはきっと、俺の今の想い人が女神と花奈の生まれ変わりだから。容姿も性格も、花奈をコピーペーストしたようだ。花奈の容姿はやわらかな雰囲気を放っていて、パステルカラーの水色の髪と瞳を持っている。そして、○○もやわらかな雰囲気で、それにパステルカラーの桃色の髪と茶色の瞳を持っていた。今の容姿は、女神のように美しく花奈の容姿とそっくり同じになっている。そして、性格もそうだった。性格は天使のように優しく相手を思いやる。そして花奈も○○も、2人を見ていた俺からすればどちらも女神に値する人間だった。

 そして、○○は無事に退院した。

「...!皆さんっ!迎えに来てくれたんですねっ!」

 そう○○は微笑む。髪色がピンクから水色になり、穏やかな雰囲気が増した。

「あれっ、今日はかもめさんが運転するんですか?」

 ○○に言われて我に帰る。○○に話すのを忘れていたが、俺の車が定期検診で今は使えない。だから、免許をとっているかもめんの車で移動することになったのだ。

「ああ!」
「初めて見ます!かっこいいですね...。」

 俺たちは無意識のうちにに頬をあからめる。かもめんだって、誰だって。

_お家_

「○○〜っ!!退院おめでとうっ!!」

 なろっちが○○に抱きつく。○○もそれに応えるようになろっちの頭を撫でた。

「ありがとうございますっ!なろ屋さん!」
「ほんまに、傷残らんでよかったわ。」

 俺はそう言う。○○は「ふふっ。頑丈ですのでっ!」ドヤ顔で喋った。久しぶりのそんな顔を見て、可愛さが増したような気がする。○○のもとへのっきたんは駆け寄って行った。

「あの...。魔法の副作用とか、感じていませんか...?」

 のっきたんが不安そうにそう言う。○○は元気づけるように眩しい笑顔をのっきたんに向けた。

「はいっ!のっきさんのおかげで今私ここにいるので!」

 のっきたんは嬉しそうに目を細め、○○に頭を差し出す。

「○○〜。久しぶりだからなでてよ〜っ。」ぎゅっ

 のっきたんもなろっちのように○○に抱きついた。○○の肩が少し跳ねたが、優しくのっきたんの頭を撫で始める。

「...久しぶりすぎてやり方忘れてびっくりしました...。」
「いいな.......。」

 それを見守っていた厨二病が言葉をこぼした。その言葉をも聞き逃さなかった○○は、ちょいちょいと厨二病に手招きをする。

「....かいとさんも、ほらっ」

 照れくさそうに大人しく厨二病は撫でられていた。

「/////」
「なぁ、俺も〜。」

 かもめんも○○の側に近寄り、頭を撫でることを催促する。もちろん、○○はかもめんも撫でていた。

「かもめさんも〜っ。」

 ○○がなんだかペットブリーダーみたいだと思ったことは、心に秘めておくことにする。
 ひとりひとり対応しきっている○○には、宵闇の女神という名がぴったりだ。

 こうして幸せが続いて、[太字]前の世界みたいに寂しく消えてしまいませんように。[/太字]

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作者メッセージ

ちょっとだけ難しい例えに挑戦してみたくて…。あと、「ミントガムのCMのように爽やか」という例え使ってみたいですねー。

2024/09/09 19:53

おんせんめぐり ID:≫1twJnxLLHxnQU
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