めろんぱーかーに愛されてます。【リメイクver.】
side なろ屋
「っ、はぁ、はぁっ...」
僕は今、○○が入院している病院へと脚を動かしていた。翔くんの車が使えないため、自分の意思で走り10分ほどのところの病院へと急ぐ。自分の脚の速さがあれば、病院が閉まってしまうよりも前に着けるだろう。なんとかして、僕は病院が閉まってしまう前に着くことができた。ドアを勢いよく開け、入院している部屋へと走る。看護師さんの走らないでくださいという声も、アナウンスも、泣きじゃくる子供の声すらも、今の僕には関係のないことだった。
「○○っ!!」
ドアを開ければ、○○はベットに寝転び「.....スー、スー...。」と落ち着いた綺麗な顔で静かな寝息を立てている。
「.........寝てる?」
寝てても可愛い○○の寝顔をまじまじと僕は見た。その美しい顔の○○は目を腫らして眠っている。どうしてだろう、と僕が疑問を持つと、かさりと音を立てて棚から小さな手紙が降りてきた。その手紙を拾い上げると、そこには________
「え...?僕の、名前?」
そこには、○○の字できっかり『なろ屋さんへ』と書かれている。自分の名を書かれている状況に、少しだけ心踊らせながら長方形の封筒を開けた。
『なろ屋さんへ
この手紙を読んでくれているってことは、病院に来てくれたってことですよね。
ありがとうございます。嬉しいです。
のっきさんから聞いたんですが、なろ屋さん、自分を深くせめてこんでいるんですよね。ごめんなさい。私がもっと周りを見ていたら、こんなことにもならなかったし、皆さんに心配をかけることもなかったのに、本当にごめんなさい。
でも、病院に来てくれたんですよね。自分で言うのもあれですが、私と会いたくて来てくださったんですよね。ありがとうございます。
私は今、なろ屋さんたちへの記憶がないのでこれから刻んでいきたいと私は思っています。ごめんね、ありがとう。●●より』
この手紙を読んだ時、僕の目頭が明らかに熱くなった。そんな僕の心の奥底から一瞬のうちに湧いてきたのは、○○と腹を割って、目を合わせて話したいという深い欲望。悪いとは思うが、眠っていた○○を起こそうと身体を揺する。
「○○。起きてっ。」
「.......っ、あれ。えっと、あなたは...。」
「なろ屋だよ.....。」
「、あ...」
「手紙、読んだ。ありがとう。僕たちとまた、思い出を作ってくれるんだよね?ありがとう、ほんとにありがとう。大好きだよ...。」
僕は、悪いことだが○○をベットからおろしお姫様抱っこをした。
「えっ!?」
スキンシップに慣れてしまってあまり反応しなかった○○が反応するのを見ると、出会ったばかりの頃を思い出してしまう。記憶があった頃が酷く懐かしい。
「○○。大好きだよ。今からあとちょっとだけ、僕だけの、真夜中のシンデレラね...。」
叱られてもいい。今は○○への気持ちを露わにさせて。ガラスの靴を何処かで落としてしまった君。落としてしまった君を守る人がいないなら僕が守ってあげる。
貴女だけと僕だけの舞踏会。ならば、僕にエスコートさせてください。
「っ、はぁ、はぁっ...」
僕は今、○○が入院している病院へと脚を動かしていた。翔くんの車が使えないため、自分の意思で走り10分ほどのところの病院へと急ぐ。自分の脚の速さがあれば、病院が閉まってしまうよりも前に着けるだろう。なんとかして、僕は病院が閉まってしまう前に着くことができた。ドアを勢いよく開け、入院している部屋へと走る。看護師さんの走らないでくださいという声も、アナウンスも、泣きじゃくる子供の声すらも、今の僕には関係のないことだった。
「○○っ!!」
ドアを開ければ、○○はベットに寝転び「.....スー、スー...。」と落ち着いた綺麗な顔で静かな寝息を立てている。
「.........寝てる?」
寝てても可愛い○○の寝顔をまじまじと僕は見た。その美しい顔の○○は目を腫らして眠っている。どうしてだろう、と僕が疑問を持つと、かさりと音を立てて棚から小さな手紙が降りてきた。その手紙を拾い上げると、そこには________
「え...?僕の、名前?」
そこには、○○の字できっかり『なろ屋さんへ』と書かれている。自分の名を書かれている状況に、少しだけ心踊らせながら長方形の封筒を開けた。
『なろ屋さんへ
この手紙を読んでくれているってことは、病院に来てくれたってことですよね。
ありがとうございます。嬉しいです。
のっきさんから聞いたんですが、なろ屋さん、自分を深くせめてこんでいるんですよね。ごめんなさい。私がもっと周りを見ていたら、こんなことにもならなかったし、皆さんに心配をかけることもなかったのに、本当にごめんなさい。
でも、病院に来てくれたんですよね。自分で言うのもあれですが、私と会いたくて来てくださったんですよね。ありがとうございます。
私は今、なろ屋さんたちへの記憶がないのでこれから刻んでいきたいと私は思っています。ごめんね、ありがとう。●●より』
この手紙を読んだ時、僕の目頭が明らかに熱くなった。そんな僕の心の奥底から一瞬のうちに湧いてきたのは、○○と腹を割って、目を合わせて話したいという深い欲望。悪いとは思うが、眠っていた○○を起こそうと身体を揺する。
「○○。起きてっ。」
「.......っ、あれ。えっと、あなたは...。」
「なろ屋だよ.....。」
「、あ...」
「手紙、読んだ。ありがとう。僕たちとまた、思い出を作ってくれるんだよね?ありがとう、ほんとにありがとう。大好きだよ...。」
僕は、悪いことだが○○をベットからおろしお姫様抱っこをした。
「えっ!?」
スキンシップに慣れてしまってあまり反応しなかった○○が反応するのを見ると、出会ったばかりの頃を思い出してしまう。記憶があった頃が酷く懐かしい。
「○○。大好きだよ。今からあとちょっとだけ、僕だけの、真夜中のシンデレラね...。」
叱られてもいい。今は○○への気持ちを露わにさせて。ガラスの靴を何処かで落としてしまった君。落としてしまった君を守る人がいないなら僕が守ってあげる。
貴女だけと僕だけの舞踏会。ならば、僕にエスコートさせてください。
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