二次創作
めろんぱーかーに愛されてます。【リメイクver.】
side kamome
「いきますね...。」
にょきをはそう言い、棒のようなステッキのようなものを手に何かを唱え始める。
「セルビアン...ラピスラズリ....!!」
そんな冗談のように感じられる言葉をにょきをは唱えた。この世では非現実的でメルヘン、ファンタジーと総称される事もある魔法を使っているのだろうか。にょきをは魔法だとか、UMAだとかそういうの信じるタイプだったな、等とどうでもいい事を思い出す。それにしても、何をやっている分からない上、雑音がにょきをの声に被りよく聞こえない。本当に意味がわからない為、俺たちは呆然とそれを見つめるしか出来なかった。
「っ___!みなさんっ、●●さんの手をにぎってください...!」
突然そう叫んで、また魔法とやらを使い始める。1番最初にかいにゃんが「わかった。」と言い○○の手を握り始めた。それに続いて俺も翔ちゃんもそらちゃんも手を握る。藁にも縋る思いで俺たちは一心不乱に○○の手を握り続けた。○○の目が覚める事を願って____
「ん................っ。」
○○の小さな声も、俺は聞き逃さなかった。
「あれ...ここ、は?」
ついに○○が目を覚ましたのだ。俺は○○に向かって大きな声で名前を呼ぶ。
「○○!?目、覚めたんかっ!?」
「えっ...?」
目が覚めて間もないからか、ぽけーっと口を半開きに目を白黒させて、俺たちをぐるっと見渡した。
「うわぁっぁぁんっ!!」
そらちゃんが嗚咽が出るぐらいに激しい泣き声をあげる。○○が不思議そうに目を開けてそらちゃんを見つめた。
「え...」
動揺を隠しきれない○○は、意味がわかっていないのか未だに首を傾げて俺たちを見回してを繰り返している。
「○○っ...!!」
かいにゃんが○○の手を強く握った。頭の上に?マークを浮かべている○○を気にする事なく、涙を流すだけだった。
「.......え」
次に翔ちゃんが頬を濡らす。○○の手を優しくぎゅっと握って俯いて真っ白な床に小さな水溜まりを作った。
「良かった、良かったよ...。」
「.........あn」
○○の言葉を遮り、悲しげに笑ったにょきをは口を開く。何もかもを理解しているように目を伏せて苦笑いをした。
[大文字]「みなさん、今の●●さんに何を言おうと無駄ですよ。」[/大文字]
その嘘であって欲しい言葉に、俺たちはついついにょきをに詰め寄ってしまった。
「......は?いやいや、なんでなん...?」
「.........のっきさん..。どういうことなの?」
「おい、説明してくれ.....。」
俺もみんなに続いて理由を問う。またにょきをは笑って口を動かした。
聞くべきじゃなかった、と全員が後悔したであろう。生き地獄に等しいそれは________
「いきますね...。」
にょきをはそう言い、棒のようなステッキのようなものを手に何かを唱え始める。
「セルビアン...ラピスラズリ....!!」
そんな冗談のように感じられる言葉をにょきをは唱えた。この世では非現実的でメルヘン、ファンタジーと総称される事もある魔法を使っているのだろうか。にょきをは魔法だとか、UMAだとかそういうの信じるタイプだったな、等とどうでもいい事を思い出す。それにしても、何をやっている分からない上、雑音がにょきをの声に被りよく聞こえない。本当に意味がわからない為、俺たちは呆然とそれを見つめるしか出来なかった。
「っ___!みなさんっ、●●さんの手をにぎってください...!」
突然そう叫んで、また魔法とやらを使い始める。1番最初にかいにゃんが「わかった。」と言い○○の手を握り始めた。それに続いて俺も翔ちゃんもそらちゃんも手を握る。藁にも縋る思いで俺たちは一心不乱に○○の手を握り続けた。○○の目が覚める事を願って____
「ん................っ。」
○○の小さな声も、俺は聞き逃さなかった。
「あれ...ここ、は?」
ついに○○が目を覚ましたのだ。俺は○○に向かって大きな声で名前を呼ぶ。
「○○!?目、覚めたんかっ!?」
「えっ...?」
目が覚めて間もないからか、ぽけーっと口を半開きに目を白黒させて、俺たちをぐるっと見渡した。
「うわぁっぁぁんっ!!」
そらちゃんが嗚咽が出るぐらいに激しい泣き声をあげる。○○が不思議そうに目を開けてそらちゃんを見つめた。
「え...」
動揺を隠しきれない○○は、意味がわかっていないのか未だに首を傾げて俺たちを見回してを繰り返している。
「○○っ...!!」
かいにゃんが○○の手を強く握った。頭の上に?マークを浮かべている○○を気にする事なく、涙を流すだけだった。
「.......え」
次に翔ちゃんが頬を濡らす。○○の手を優しくぎゅっと握って俯いて真っ白な床に小さな水溜まりを作った。
「良かった、良かったよ...。」
「.........あn」
○○の言葉を遮り、悲しげに笑ったにょきをは口を開く。何もかもを理解しているように目を伏せて苦笑いをした。
[大文字]「みなさん、今の●●さんに何を言おうと無駄ですよ。」[/大文字]
その嘘であって欲しい言葉に、俺たちはついついにょきをに詰め寄ってしまった。
「......は?いやいや、なんでなん...?」
「.........のっきさん..。どういうことなの?」
「おい、説明してくれ.....。」
俺もみんなに続いて理由を問う。またにょきをは笑って口を動かした。
聞くべきじゃなかった、と全員が後悔したであろう。生き地獄に等しいそれは________
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