めろんぱーかーに愛されてます。【リメイクver.】
side なろ屋
いつだって向日葵みたいな君は僕たちを幸福の絶頂へと誘ってくれる。だけれど、そんな君が僕たちを不幸の海へと突き落とした。
_数時間前_
「みなさんっ。少しお買い物に行くので、お昼遅くなりそうなんですけど、大丈夫ですか?」
○○たった1人で買い物に行かせられるわけがない。だから僕は、少し注意のような物を施した。
「ねぇ、○○。お昼おそくなるのはいいけど、一人でいくのはだめだよ。」
そう即答する。だけれど、どうしても○○は僕たちに迷惑を掛けたくないらしい。口をきゅっと閉じた状態で反論のような物を僕に返す。
「で、でも。今日休日だしみんなゆっくりしてたいでしょ?」
「ううんっ!○○が行くなら僕一緒に行きたいし!」
にっこり笑って言うと、○○は怪訝な顔をして「そ、そういうものなの...?」と困惑はあるものの受け入れてくれた。
「うん!ついていくね!」
僕は○○を1人ぼっちにさせたくがない為に、一緒に買い物に行く事にした。
ここで、○○を買い物に行かせず僕だけが行けばよかったのに。
「じゃあ。行ってきます。」
○○と僕は家を後にした。
「ねぇ〜。なにかうの〜?」
「そうだな...。今日の夕飯の材料とかですかね...。」
他愛もない会話を繰り広げる。夕飯は毎日○○が作ってくれ、身体を休める機械にもなりみんなと楽しく会話出来る場所でもある。だから僕は夕飯の時間が好きだ。
「なにつくるの〜?」
○○は落ち着いて「ハンバーグとかお腹にたまるもの作ろうと思ってますね!」と答える。絶対に美味しいものだ、と僕は確信した。
「ありがとうございます、がんばって作りますね!」
嬉しそうに笑う○○の笑顔は僕たちを幸せにしてくれる。話を盛り上げようと、僕は口を開いた。
「うんっ!あっ。そういえば〜。聞いて〜。この前翔くんg...」
話の途中で、[太字]キキーッ!!!![/太字]と車のブレーキの音が賑やかな街中に響く。どん!とまた音が響いた時、僕の前を歩いていた○○が血を流しコンクリートのぬるい地面に倒れていた。
「キャーッ!」 「女の子が倒れた!」 「救急車、救急車!!」
街中の人の慌てる声が聞こえる。何が起こっているのかわからない。ただ、目の前に血だらけになった○○が倒れているという事はわかった。
「○○!!○○!!どうしたの、どうしたの!!?」
そう呼びかけても、○○は一切反応を示さない。何気なかった呑気な晴天とゆっくり流れる雲の下で、僕は情け無く○○の目の前で1人泣く事しか出来ない。
彼女を、○○を1人ぼっちにさせてしまった。約束なんて、果たせなかった。これからもこうやって後悔していくのだろうなあ、溢れてくる感情と正反対にスッキリしていた頭はそれを理解していた。
いつだって向日葵みたいな君は僕たちを幸福の絶頂へと誘ってくれる。だけれど、そんな君が僕たちを不幸の海へと突き落とした。
_数時間前_
「みなさんっ。少しお買い物に行くので、お昼遅くなりそうなんですけど、大丈夫ですか?」
○○たった1人で買い物に行かせられるわけがない。だから僕は、少し注意のような物を施した。
「ねぇ、○○。お昼おそくなるのはいいけど、一人でいくのはだめだよ。」
そう即答する。だけれど、どうしても○○は僕たちに迷惑を掛けたくないらしい。口をきゅっと閉じた状態で反論のような物を僕に返す。
「で、でも。今日休日だしみんなゆっくりしてたいでしょ?」
「ううんっ!○○が行くなら僕一緒に行きたいし!」
にっこり笑って言うと、○○は怪訝な顔をして「そ、そういうものなの...?」と困惑はあるものの受け入れてくれた。
「うん!ついていくね!」
僕は○○を1人ぼっちにさせたくがない為に、一緒に買い物に行く事にした。
ここで、○○を買い物に行かせず僕だけが行けばよかったのに。
「じゃあ。行ってきます。」
○○と僕は家を後にした。
「ねぇ〜。なにかうの〜?」
「そうだな...。今日の夕飯の材料とかですかね...。」
他愛もない会話を繰り広げる。夕飯は毎日○○が作ってくれ、身体を休める機械にもなりみんなと楽しく会話出来る場所でもある。だから僕は夕飯の時間が好きだ。
「なにつくるの〜?」
○○は落ち着いて「ハンバーグとかお腹にたまるもの作ろうと思ってますね!」と答える。絶対に美味しいものだ、と僕は確信した。
「ありがとうございます、がんばって作りますね!」
嬉しそうに笑う○○の笑顔は僕たちを幸せにしてくれる。話を盛り上げようと、僕は口を開いた。
「うんっ!あっ。そういえば〜。聞いて〜。この前翔くんg...」
話の途中で、[太字]キキーッ!!!![/太字]と車のブレーキの音が賑やかな街中に響く。どん!とまた音が響いた時、僕の前を歩いていた○○が血を流しコンクリートのぬるい地面に倒れていた。
「キャーッ!」 「女の子が倒れた!」 「救急車、救急車!!」
街中の人の慌てる声が聞こえる。何が起こっているのかわからない。ただ、目の前に血だらけになった○○が倒れているという事はわかった。
「○○!!○○!!どうしたの、どうしたの!!?」
そう呼びかけても、○○は一切反応を示さない。何気なかった呑気な晴天とゆっくり流れる雲の下で、僕は情け無く○○の目の前で1人泣く事しか出来ない。
彼女を、○○を1人ぼっちにさせてしまった。約束なんて、果たせなかった。これからもこうやって後悔していくのだろうなあ、溢れてくる感情と正反対にスッキリしていた頭はそれを理解していた。
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