めろんぱーかーに愛されてます。【リメイクver.】
side kamome
りりりりり、と目覚ましチャイムの小さな音が俺だけの部屋に響く。ワンコールで、ほんの少しの音だが、そばに置いて寝ていた俺を起こすのには十分だった。
「はーっ。起きるか。」
カーテンを開けると、明るい太陽が俺を照らす。この行為、日光を朝に浴びる事はいつもの日課。部屋から少し歩いて、リビングとダイニングの部屋のドアをがちゃりと開けると○○が朝食の用意をしていた。
「あ、かもめさんっ!おはようございます!」
朝から元気いっぱいの声で俺に挨拶をする。よくそんな元気でいれるなあ、と思うと口角が上がった。
「おはよ。ご飯手伝うよ。」
と言うと、○○は嬉しそうな顔をして「ありがとうございます!」と笑ってまた、朝食の用意を始める。
「かもめさんっ!これ、持っていってくれますか?」
○○に、茶碗を複数個渡された。そして、明らかにたくさんのご飯が盛られている茶碗が1つだけある。一応確認するために、この茶碗は誰のものか○○に問いかけておく事にした。
「ああ。えっと、誰がどーみてもわかる大盛りがかいにゃんだな?」
「ふふ、そうです!ささ。そろそろみなさんが起きてきます...!急ぎましょ。」
てきぱきと急ぐように朝食の用意をしていたのは、全てあいつらのためらしい。この行動全てが、○○の性格を体現させる物のようだ。2人ぼっちでいられるのも束の間、誰かがドアを開けてこちらに向かってくる。
「おはよ、かもめんに○○!」ギュッ
勢いはないものの、翔ちゃんが○○に抱きついた。危ないという事を察知した○○は、かいにゃんを振り払おうとする。それを見ていた俺は、なんとなくイラつきを少し覚えた。
「ちょ、翔さん...!」
「さんじゃなくてぇ〜?」
「...しょ、翔......て、何言わせてるんですか!?」
まるで新婚のようないちゃつきに、ちょっとだけ羨ましいと思う。俺だってあんな事を○○にしてみたいのだ。だが、今の俺はあくまでも○○と一緒に料理を作っている身。今無理にやる事ではない、と考えて○○が作った朝食を運んだ。
「●●〜。おはよ〜。頭なでて〜。」
「そらくんっ。いいよ〜っ。」 ナデナデ
「●●大好き〜。」
猫の名を冠するからか、猫のように自由気ままに甘えたがる。というか、今のそらちゃんは猫というより、犬のようだ。それより、そらちゃんは○○が来た時から朝にしっかり起きるようになった。朝、ちゃんと起きる事は健康だからこちらとしても嬉しいのだが、まるで同性のように甘えて、○○も甘やかす。もしかしたら男性という事を言っていないのかもしれない。こちらからするとどうでもいいが。
「○○〜!!おはよっ!」ギュッ
なろぴが○○に抱きつく。○○になろぴすらも○○にはべったりだ。連れてきた時からそんなにはしていたものの、当初はまさかここまでのめりこむとは思いもしなかった。もちろん、のめりこんだのは他のみんなだけではなく俺も含まれている。
「...はよ。」ギュ
翔ちゃんが嫉妬したのか、○○の服の袖を掴んだ。それを一部始終見ていた○○は、やれやれだと言わんばかりになろぴを見る。
「なろ屋さん...。どこかわかってるんですか...。かいとさん、かしこいですねっ...!」ナデナデ
なろぴにはお説教気味に言ったものの、隣で大人しく突っ立っていただけのかいにゃんには、甘えさせる事を許可した。○○は髪型を崩さないように優しくかいにゃんを撫でる。
「は!?かいてぃーずるいんだけど!!」
なろぴはとても大きな声を出してかいにゃんを睨んだ。だが、困ったように眉毛を下げさせながら○○はなろぴの頭も撫でる。
「なろ屋さんもね〜。」ナデナデ
「大好き〜!」
かいにゃんとなろぴ、もう既にどうやって○○に甘えればいいとかいう術を覚えてしまったようだ。次、○○に甘えるのは朝起きてきたばかりのにょきをだった。
「みなさんおはようございます!」
「のっきさん。おはようございます!」
2人はにこにこと笑いながら井戸端会議のように話し始める。
「●●さん。この前は看病してくださってありがとうございました!」
「えぇ...あれは私が余計に悪くしちゃったから...。」
「いえいえ、すぐ治ったので!w」
「よかったですっ!」
にょきをはスキンシップをしない代わりに、言葉で愛を漂わせてきている。もうイラつきが溢れてしまって、俺は限界が来てしまった。なぜなら、こんなにも愛しい人に俺だけ甘えられないなんて耐えられないから。俺だけまともに○○に接点なんてないし、言っても一緒に自転車に乗ったぐらいだ。
「○○っ!」ギュッ
なんとかして、○○に俺は抱きついた。○○はいきなりの事で驚いたのか、「ふぇっ!?かもめさんっ?」とおどおどして言う。
「...みんな甘えててずるいなって思った..から今日は俺が甘える日だ...」
「えぇぇ...!」
俺は今日だけでなく、毎日○○を溺愛する事となった。
りりりりり、と目覚ましチャイムの小さな音が俺だけの部屋に響く。ワンコールで、ほんの少しの音だが、そばに置いて寝ていた俺を起こすのには十分だった。
「はーっ。起きるか。」
カーテンを開けると、明るい太陽が俺を照らす。この行為、日光を朝に浴びる事はいつもの日課。部屋から少し歩いて、リビングとダイニングの部屋のドアをがちゃりと開けると○○が朝食の用意をしていた。
「あ、かもめさんっ!おはようございます!」
朝から元気いっぱいの声で俺に挨拶をする。よくそんな元気でいれるなあ、と思うと口角が上がった。
「おはよ。ご飯手伝うよ。」
と言うと、○○は嬉しそうな顔をして「ありがとうございます!」と笑ってまた、朝食の用意を始める。
「かもめさんっ!これ、持っていってくれますか?」
○○に、茶碗を複数個渡された。そして、明らかにたくさんのご飯が盛られている茶碗が1つだけある。一応確認するために、この茶碗は誰のものか○○に問いかけておく事にした。
「ああ。えっと、誰がどーみてもわかる大盛りがかいにゃんだな?」
「ふふ、そうです!ささ。そろそろみなさんが起きてきます...!急ぎましょ。」
てきぱきと急ぐように朝食の用意をしていたのは、全てあいつらのためらしい。この行動全てが、○○の性格を体現させる物のようだ。2人ぼっちでいられるのも束の間、誰かがドアを開けてこちらに向かってくる。
「おはよ、かもめんに○○!」ギュッ
勢いはないものの、翔ちゃんが○○に抱きついた。危ないという事を察知した○○は、かいにゃんを振り払おうとする。それを見ていた俺は、なんとなくイラつきを少し覚えた。
「ちょ、翔さん...!」
「さんじゃなくてぇ〜?」
「...しょ、翔......て、何言わせてるんですか!?」
まるで新婚のようないちゃつきに、ちょっとだけ羨ましいと思う。俺だってあんな事を○○にしてみたいのだ。だが、今の俺はあくまでも○○と一緒に料理を作っている身。今無理にやる事ではない、と考えて○○が作った朝食を運んだ。
「●●〜。おはよ〜。頭なでて〜。」
「そらくんっ。いいよ〜っ。」 ナデナデ
「●●大好き〜。」
猫の名を冠するからか、猫のように自由気ままに甘えたがる。というか、今のそらちゃんは猫というより、犬のようだ。それより、そらちゃんは○○が来た時から朝にしっかり起きるようになった。朝、ちゃんと起きる事は健康だからこちらとしても嬉しいのだが、まるで同性のように甘えて、○○も甘やかす。もしかしたら男性という事を言っていないのかもしれない。こちらからするとどうでもいいが。
「○○〜!!おはよっ!」ギュッ
なろぴが○○に抱きつく。○○になろぴすらも○○にはべったりだ。連れてきた時からそんなにはしていたものの、当初はまさかここまでのめりこむとは思いもしなかった。もちろん、のめりこんだのは他のみんなだけではなく俺も含まれている。
「...はよ。」ギュ
翔ちゃんが嫉妬したのか、○○の服の袖を掴んだ。それを一部始終見ていた○○は、やれやれだと言わんばかりになろぴを見る。
「なろ屋さん...。どこかわかってるんですか...。かいとさん、かしこいですねっ...!」ナデナデ
なろぴにはお説教気味に言ったものの、隣で大人しく突っ立っていただけのかいにゃんには、甘えさせる事を許可した。○○は髪型を崩さないように優しくかいにゃんを撫でる。
「は!?かいてぃーずるいんだけど!!」
なろぴはとても大きな声を出してかいにゃんを睨んだ。だが、困ったように眉毛を下げさせながら○○はなろぴの頭も撫でる。
「なろ屋さんもね〜。」ナデナデ
「大好き〜!」
かいにゃんとなろぴ、もう既にどうやって○○に甘えればいいとかいう術を覚えてしまったようだ。次、○○に甘えるのは朝起きてきたばかりのにょきをだった。
「みなさんおはようございます!」
「のっきさん。おはようございます!」
2人はにこにこと笑いながら井戸端会議のように話し始める。
「●●さん。この前は看病してくださってありがとうございました!」
「えぇ...あれは私が余計に悪くしちゃったから...。」
「いえいえ、すぐ治ったので!w」
「よかったですっ!」
にょきをはスキンシップをしない代わりに、言葉で愛を漂わせてきている。もうイラつきが溢れてしまって、俺は限界が来てしまった。なぜなら、こんなにも愛しい人に俺だけ甘えられないなんて耐えられないから。俺だけまともに○○に接点なんてないし、言っても一緒に自転車に乗ったぐらいだ。
「○○っ!」ギュッ
なんとかして、○○に俺は抱きついた。○○はいきなりの事で驚いたのか、「ふぇっ!?かもめさんっ?」とおどおどして言う。
「...みんな甘えててずるいなって思った..から今日は俺が甘える日だ...」
「えぇぇ...!」
俺は今日だけでなく、毎日○○を溺愛する事となった。
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