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眼は今日も陸を駆ける

#4


それから、夏休みに入る。
葫盧井「これから夏休みなので、しっかり記録会に向けて練習しましょう。」
全員「はい!」
張りのある声が聞こえる。
暑苦しい中、陸上部は今日も陸を駆ける。
ハードル、スキップ、メディシン、ミニハードル、スパイク・・・
今はもう聞き慣れた言語だ。
優しい先輩達がいるおかげで、何も部活がしんどい分けじゃ無い。
でも、あの顧問の顔はいつ見ても怖えなぁ・・・。
あの威圧感はいつ見てもたまらんよ・・・。
そんな中、俺はあることを考えていた。
戸部(俺はこのまま、短距離を続けていいんだろうか・・・)
  (正直、みんなよりダントツで遅い俺が、このまま走ったって意味はない。)
  (なにか、俺の長所を活かせることは・・・・!)
その時、
日村「にしても、昨日の鬼ごっこはきつかったな・・・。」
宮村「戸部捕まえるの大変やったわ。」
戸部「まあまあ、俺は体力があるからな・・・・・・!」
そうだ、俺は体力があるんだ。
人より多いんだ。じゃあ、俺は・・・
戸部「おれ、長距離行くわ。」
宮村「え?長距離?」
戸部「短距離は無理やから、長距離行くわ。」
日村「まあ・・確かにな。いいんちゃう?」
戸部「俺,頑張るわ!!」
そして、今日から長距離の練習が始まった。
先輩「まずは、ここを五周して、その後グラウンドの50mを往復5回。」
戸部「はい!あざます!」
おほほぉ、キッツぅ。
でも、練習して、長距離ランナーになるんだ!



戸部「はぁっ・・はぁっ・・・!」
全てのメニューを走り切った。
いやバリしんどい。リアルに死ぬかと思った・・・。
でも、なんだろう。
今まで短距離の練習よりも、楽しかった。
やっぱり、俺は長距離向けなんだ・・・!
戸部「しゃあ、今日も頑張ったぞ・・・!

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作者メッセージ

どうも戸部夏実です!
去年の話になると、若干うろ覚えかもしれませんね〜。
でもね、なんか書くんですぜ。

2024/09/18 21:01

戸部夏実 ID:≫.psyZPMB6Zfrw
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