初日の部活は酷かったなぁ・・・。
いきなり［非常識］なんて・・・
先輩達も、大変そうだなぁ・・・。
よし、部活行きますか！
戸部「あ、こんにちは！」
村尾「こんにちは。」
この人は[漢字]村尾凌[/漢字][ふりがな]むらおりょう[/ふりがな](偽名)先輩。2年で唯一の男子先輩だ。
てか、2年の先輩は1人、３年の先輩は・・・[大文字]0！？[/大文字]
おいおい、どういう事だよ・・・
戸部「あの、先輩。」
村尾「どうしたん？」
戸部「なんで3年生の先輩に、男子はいないんですか？」
村尾「ああ・・葫盧井先生と揉めてな、それでや・・・」
え、何あの教師。怖すぎやしキモすぎぃ。
戸部「やばいっすね・・・」
村尾「まあ、あの人陸上競技連盟の偉い人やからな。」
　　「それなりに影響力あるんちゃう？」
え、あの人お偉いさんなん？いや笑てまいそう・・w
戸部「女子のキャプテンさん達、すごいっすねぇ。」
村尾「ほんまやで。あの先生を3年間やで？」
　　「絶対やばいって・・」
戸部「ですよね。」
村尾「しかもあの人、中学生の頃、修学旅行中の２日目に、」
　　「陸上の記録会あるからって途中で帰ったんやで？」
戸部&宮村&日村「？？？？？？？？？？？？？？？？？？？」
え？ガチで？あの人相当やばいな。色んな意味で・・・・
あの顧問、陸上と付き合ってんのかっていうぐらい陸上好きやん。
村尾「さ、準備しよか。」
戸部「はい！」
今日も涼しい風を受け、地をかける。
顧問は怖いけど、部活はこのまま行きたいな・・・
そんなクラブ生活にも、ヒビが入る。
それはまだ先の話・・・・
6月中旬、初めての記録会があった。
戸部「初めてやのになんで雨やねん！！！！！」
日村「うざいなぁ・・・」
雨が少し降ってる中、俺たちは初めての100mを走った。
記録は、俺は16秒・・・・・
ドベ中のドベ中のドベだ。
戸部(遅すぎる・・・恥ずい。)
村尾「よし、いくで。」
戸部「え？どこ行くんですか？」
村尾「タイム更新したら、葫盧井先生に言いに行かんとあかんねん。」
戸部&宮村&日村「？？？？？？？？？？？？？？？？？」
戸部「な・・・何を言えば・・・？」
村尾「タイム、よかった所、ダメだった所を言えばいいよ。」
宮村「ガチかぁ・・・・」
日村「怖すぎやろ・・・・」
いやいや、もし更新したの俺らだけやったら、終わりやん。
この先、永遠に更新し続けたら、俺だけが言いに行く羽目になる！
職員室行くのも無理やのに・・・おわったぁぁぁぁぁぁぁ！！！