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【参加型】魂は灯の如く【怨霊&後方部隊募集!!】

#3


「隊長達遅いね。何かあったのかな」

感情が籠っていない声でそう呟く少女。だが,その声の裏には,心配と優しさがある。

「そうだな。でもアイツらの事だから大丈夫だろ。多分。」

「千秋は心配症だなぁw」

少し荒っぽい口調でそういう少女。その少女は感情が籠っていない少女の事を千秋と呼ぶ。

「あは。そんな事言ってさ~。葵響も心配なんでしょ?顔に出てるよ?」

千秋「死莵に同感。ぶっちゃけ葵響が1番心配してると思うんだけど?」

葵響「ぁ~。うるさいなぁ。仲間の心配くらいしても良いだろ!!」

千秋と一緒に話している少年,....いや,死莵はニコニコ笑って,葵響の様子を楽しんでいるように見える。

葵響「もー!!何なんだよッ!!」

📞プルルルルルプルルルルル

千秋「葵響~。電話鳴ってるよ。」

死莵「隊長からじゃない?なんか来ないし。ま、とりあえず出てみよ!!!」

葵響「もしもし~。葵響ですが?」

葵響に急にかかってきた電話。だが,皆誰からの電話がなんてとっくに分かっていた。

📞『あ,葵響?ごめんね~。』

死莵「やっぱり隊長だ!」

千秋「ホントだ....」

📞金魚『死莵達もいるの?遅れちゃってごめんね~。』

葵響「なんで送れてるんだ?大丈夫か?」

またもや葵響は心配したようか声で問いかける。本当に心配をしていたのかもしれない。

📞金魚『それがね~。真琴が遅刻しちゃって..』

千秋「真琴が?珍しい。」

📞金魚『理由がさ~!寝b..真琴?!はいはい!!言わないから携帯返して!!』

死莵「寝坊ねぇ。ま,そんな時もあるさ!!」

葵響「珍しwww」

📞真琴『あ?!お前さ...昨日の任務g...』

📞プツッピーピーピーピーピーピー

葵響は少し笑ったような,安心したような顔で,躊躇いもなく通話終了ボタンを押した。

千秋「え、切ったの?」

死莵「なんで?!」

葵響「面倒な事になりそうだったから?」

千秋「はぁ...まぁいいや。隊長達来るまで何してる?」

死莵「お菓子食べよ?!」

葵響「さんせ~い!! 」

この様子を見る限り,怨霊討伐部隊は仲がとーっても良いらしい。まぁ,ちょっと変な奴も多いけど。

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作者メッセージ

🐢投稿すんません!!
後方部隊あと一人!!
怨霊応募待ち...

2024/07/25 13:46

ゆず湯 ID:≫3piZk89bQORtI
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