【参加型】魂は灯の如く【怨霊&後方部隊募集!!】
「お腹すいた…」
なんて呟いて,洗面所で顔を洗っている少年。少し疲れた顔をしている。
「次の任務…いつだっけな。」
目を擦りながらリビングに戻り,カレンダーを見つめる。
ふと机においてあるデジタル時計を目にすると,「10:36」少年は焦った顔をして着替え始める。
「ヤバいって…。」
ボソボソとヤバいだの遅刻だの言いながら,パジャマから少し重厚感がある任務服に着替える少年。
机にあった一口サイズのアンパンを頬張り,物凄い勢いで走り出し,その勢いで寮の扉を蹴飛ばして会議室へ向かう。
「はぁッはぁ…。ちょっと待って…。疲れた…。」
会議室に着いた少年は疲れ切って,その場に座り込む。
「あれ。君が遅刻なんて珍しいね?真琴。」
近くに立っている男は包み込む様な笑みでそんな言葉を口にする。
真琴「珍しいも何も…昨日の任務キツかったせいなんだけど…?ねぇ。金魚隊長。」
息切れしながらも,しっかりと男,いや金魚の方を見る。その目には少し怒りがこもっている。
金魚「あ,あれ〜…そんなキツかった〜…?」
そんなはずない。とでも言いたげに金魚は言う。少し目を逸らしているので,わざとなのかもしれない。
真琴「…殺す気かよ…。って思ったわ。…わざと?あれ。」
疑うような目で金魚を見つめる。怒りの目を向けられた金魚は言う。
金魚「ご,ごめんってば…!真琴ならいけるかな〜って思ったんだよ!」
「でもどうせ余裕で倒してるくせに。」
そう言われた真琴は図星のような顔をしてから,少し笑って
真琴「まぁ,そうだね?皆が居たしさ。」
「ぁ,キツかったのはガチだからな?」
こう言う。「地獄だった。」と小声で呟いたのは金魚には聞こえているのだろうか。
金魚「ま,行こうか。皆待ってるよ。」
真琴「はいはい。分かってるよ。」
2人は会議室をあとにして,前方部隊と後方部隊のメンバーを呼びに行く。
これからどうなるのだろうか。
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