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君になんで自覚できなかったんだろう

#1


今日も朝が涼しい。
ここは2学期の綺羅中学校の3階の端っこの教室、1-Bの一番端っこ。
そんな陽キャでもない陰キャでもない私、[漢字]華麻 咲奈[/漢字][ふりがな]はなあさ さな[/ふりがな]が今日、はじめて恋を知った。

ストンと座って朝の準備を終わらせて寝ようとする。
「ねー!咲奈!」
この子は私の小学一年生からの親友、加藤 野々
「どしたの?野々。」
「ねー!聞いて聞いて!!」
「今聞いてんじゃん」
会話で分かる通り、野々は子供っぽくて可愛い子
「で?なんなの?」
「今日ね!席替えがあるらしいよ!!」
「え?!まじで?」
私たちの担任の先生は席替えが面倒くさいという生徒の気持ちに1ミリも触れない理由で
席替えを一回もしたことがなかった。
キーンコーンカーンコーン、キーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴り、野々も席に座りに行こうとすぐに立ち去る
ガラガラガラと扉だけがしんとした空気の中、音を立てる
「え~。今日はですね、席替えをしようと思います」
みんながその一言で一気に叫ぶ。
私は中学受験をしてないので、大体の人が小学校からあがってきたのでわかる
「じゃあ順番にくじ引いてけ~」
くじを出席番号順に引いていく。私は20番だった

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作者メッセージ

まじ短くてすみません

2024/07/14 22:30

れさ ID:≫pp1J7n5BdpDTA
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