入れ替わりサイト
令とあいは目を覚ますと、パソコンの背景のような草原と青空が広がった場所にいた。
あいが「令くんだ!」と最初に気付き、令のところへ駆け寄った。
「ねぇ、令くん。tap novel版の『入れ替わりサイト』が十万tap行ったらしいの」とあいは興奮した口調で話す。
令は真面目そうに「すごいな。入れ替わりって、こんなに人気なんだな」と言い、一呼吸置いて「でも、あのサイトは二度と使うなよ? 苦労するから」と言った。
「そうだね。遊び本意でやってはいけないね」とあいが言った。
すると、「なになにー?」と小学一年生の敦樹が来た。
「えっとね、私たちが出るお話が沢山の人が……見てるらしいよ」あいはどうやって説明しようか悩んでいたのだ。
「ちなみにですね、閲覧数は二千人突破しましたよ!」
作者の貴志 柚夏は割り込んで言った。
「うわっ、作者」とあいと令が口を揃えた。
「この人が作ったひとー?」と敦樹が質問し、それから「なんか、友達少なそー」と言った。
「え⁉︎」
確かに、当たりだけれども、と柚夏は心の中で思っていた。
だけど、小学校低学年の子に生みの親である柚夏に「友達少なそう」と言われたのがショックだったのだ。
「やめな。敦樹くん。合ってるけど……」
「確かにな」
柚夏は怒り、「二人とも! いや、三人! 私が作ったんだぞ! みんなを!」
「ふふ。楽しそうですね」
「この四人を会わせたのは私ですよ?」
「またお会いしましょう」
ありがとうございましたー!
あいが「令くんだ!」と最初に気付き、令のところへ駆け寄った。
「ねぇ、令くん。tap novel版の『入れ替わりサイト』が十万tap行ったらしいの」とあいは興奮した口調で話す。
令は真面目そうに「すごいな。入れ替わりって、こんなに人気なんだな」と言い、一呼吸置いて「でも、あのサイトは二度と使うなよ? 苦労するから」と言った。
「そうだね。遊び本意でやってはいけないね」とあいが言った。
すると、「なになにー?」と小学一年生の敦樹が来た。
「えっとね、私たちが出るお話が沢山の人が……見てるらしいよ」あいはどうやって説明しようか悩んでいたのだ。
「ちなみにですね、閲覧数は二千人突破しましたよ!」
作者の貴志 柚夏は割り込んで言った。
「うわっ、作者」とあいと令が口を揃えた。
「この人が作ったひとー?」と敦樹が質問し、それから「なんか、友達少なそー」と言った。
「え⁉︎」
確かに、当たりだけれども、と柚夏は心の中で思っていた。
だけど、小学校低学年の子に生みの親である柚夏に「友達少なそう」と言われたのがショックだったのだ。
「やめな。敦樹くん。合ってるけど……」
「確かにな」
柚夏は怒り、「二人とも! いや、三人! 私が作ったんだぞ! みんなを!」
「ふふ。楽しそうですね」
「この四人を会わせたのは私ですよ?」
「またお会いしましょう」
ありがとうございましたー!