ぼっちケーション
「オッケー! じゃあ魔法の発動方法をざっくりさっくり言っちゃうね!」
クッキー混ざってる? 桜川先輩お菓子作るのかな?
「うす」
「落ち着いてやってください。暴発したら命の保証は出来ません」
怖すぎるだろ! 冗談だよな? 真壁さん。
「お、おいおい暴発って……!」
俺が若干の心配を露わにすると、桜川先輩がテへっと小さく舌を出して左手で頭をコツン。
「さっき部室で暴発しちゃったんだよね~~」
あの爆発の原因それ? いやでも……
「おふたりとも、無事だったっすよね?」
「咄嗟に防御魔法展開したから」
スゲーー……。
「大月君も展開してたんじゃない?」
無意識に? だから無事だったのか……。
「魔法はとにかくイメージしてから魔力を練り練りして放出するって感じかな~~」
「原理はともかく魔法が実際にあるってのは分かりました」
「じゃあもういけちゃうね!」
それはどうだろうか? やってみなくちゃ分からない。
「とりあえずやってみます」
俺は目を閉じてイメージする。思い浮かべる。さあ、征こう、想像の彼方へ――
「邪念を感じます」
ギクッ!!!!!!
「邪念?」
真壁さんの氷の眼差しを受ける冷や汗だらだらの俺に不思議そうに小首を傾げる桜川先輩。
「煩悩とも言います」
ギクギクゥ!!!!!!
「なんだかよく分かんないけど……大月君、めっちゃ足震えてるけどだいじょぶ? 暴発しない?」
結構ヤバめっすね。……でも俺はやると決めたらやる男! いざ魔法発動!
「アクアパラダーーーーーーーーーーイス!!!!!!」
カッ!!!!!! 瞬く閃光。つかこんな大声出たんだ俺。自分にびっくりだわ。
「ん……?」
う、うおおおおおお!!!!!!
目の前に広がる光景に俺は心の中で絶叫した!
クッキー混ざってる? 桜川先輩お菓子作るのかな?
「うす」
「落ち着いてやってください。暴発したら命の保証は出来ません」
怖すぎるだろ! 冗談だよな? 真壁さん。
「お、おいおい暴発って……!」
俺が若干の心配を露わにすると、桜川先輩がテへっと小さく舌を出して左手で頭をコツン。
「さっき部室で暴発しちゃったんだよね~~」
あの爆発の原因それ? いやでも……
「おふたりとも、無事だったっすよね?」
「咄嗟に防御魔法展開したから」
スゲーー……。
「大月君も展開してたんじゃない?」
無意識に? だから無事だったのか……。
「魔法はとにかくイメージしてから魔力を練り練りして放出するって感じかな~~」
「原理はともかく魔法が実際にあるってのは分かりました」
「じゃあもういけちゃうね!」
それはどうだろうか? やってみなくちゃ分からない。
「とりあえずやってみます」
俺は目を閉じてイメージする。思い浮かべる。さあ、征こう、想像の彼方へ――
「邪念を感じます」
ギクッ!!!!!!
「邪念?」
真壁さんの氷の眼差しを受ける冷や汗だらだらの俺に不思議そうに小首を傾げる桜川先輩。
「煩悩とも言います」
ギクギクゥ!!!!!!
「なんだかよく分かんないけど……大月君、めっちゃ足震えてるけどだいじょぶ? 暴発しない?」
結構ヤバめっすね。……でも俺はやると決めたらやる男! いざ魔法発動!
「アクアパラダーーーーーーーーーーイス!!!!!!」
カッ!!!!!! 瞬く閃光。つかこんな大声出たんだ俺。自分にびっくりだわ。
「ん……?」
う、うおおおおおお!!!!!!
目の前に広がる光景に俺は心の中で絶叫した!
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