ぼっちケーション
後日。学校にて。
「ふんふんふ~ん♪ とくらあ」
俺は休み時間に1人気ままにブラブラしてるわけだけんど、なんつーか、あれだな。ときめき探さなけりゃあいけねーってやつかこれ?
「あ、大月君~いたいた」
わお。来たぜ来たぜ天使がよ。
「こんにちはです。桜川先輩」
俺は爽やかに挨拶をキメた。どの辺が爽やかなのかは個人の主観によるよな。
「今日私ね、バイトがあるから、部活は出れないんだ~」
桜川先輩はほわほわ~っとしながらそんなことを俺に告げた。
「ほーん。そうですか。なら今日は活動は休みっすか?」
「んーん。聚楽ちゃんと一緒に魔法を探索してほしいんだ~」
聚楽たそと? それはまたときめきマジックイベントですな~。
「何がときめくのでしょうか?」
「うああ!?」
背後に急に現れた聚楽たそ。俺は驚きの声を上げた。マインドスキャンも発動してるんか~い!
「あ、聚楽ちゃんちょうどよかった~今日ね」
「はい」
桜川先輩がにっこりして言った。
「大月君と一緒に魔法をきゃっちっちしてほしいんだ~」
きゃっちっちって言い方かわよ~。
「別に構いませんが」
聚楽たそは至ってクールに答える。てか待てよ、つーことはそれってつまりデ
「違いますね」
おい~、最後まで言わせろい~。
こちとら非モテぼっち男子高校生だぞ。
可愛い彼女とデートしたいっつーのは当然のことでござんしょ?
「うんうん。じゃ、2人ともよろしくね~」
手をパタパタしながら笑顔で去って行く桜川先輩。
「では大月君。また放課後に」
クルリと踵を返してツカツカと去って行く真壁さん。
「お、おう……」
そんでもってその場でギクシャクして返事する俺だった。
「ふんふんふ~ん♪ とくらあ」
俺は休み時間に1人気ままにブラブラしてるわけだけんど、なんつーか、あれだな。ときめき探さなけりゃあいけねーってやつかこれ?
「あ、大月君~いたいた」
わお。来たぜ来たぜ天使がよ。
「こんにちはです。桜川先輩」
俺は爽やかに挨拶をキメた。どの辺が爽やかなのかは個人の主観によるよな。
「今日私ね、バイトがあるから、部活は出れないんだ~」
桜川先輩はほわほわ~っとしながらそんなことを俺に告げた。
「ほーん。そうですか。なら今日は活動は休みっすか?」
「んーん。聚楽ちゃんと一緒に魔法を探索してほしいんだ~」
聚楽たそと? それはまたときめきマジックイベントですな~。
「何がときめくのでしょうか?」
「うああ!?」
背後に急に現れた聚楽たそ。俺は驚きの声を上げた。マインドスキャンも発動してるんか~い!
「あ、聚楽ちゃんちょうどよかった~今日ね」
「はい」
桜川先輩がにっこりして言った。
「大月君と一緒に魔法をきゃっちっちしてほしいんだ~」
きゃっちっちって言い方かわよ~。
「別に構いませんが」
聚楽たそは至ってクールに答える。てか待てよ、つーことはそれってつまりデ
「違いますね」
おい~、最後まで言わせろい~。
こちとら非モテぼっち男子高校生だぞ。
可愛い彼女とデートしたいっつーのは当然のことでござんしょ?
「うんうん。じゃ、2人ともよろしくね~」
手をパタパタしながら笑顔で去って行く桜川先輩。
「では大月君。また放課後に」
クルリと踵を返してツカツカと去って行く真壁さん。
「お、おう……」
そんでもってその場でギクシャクして返事する俺だった。