文字サイズ変更

ぼっちケーション

#29

ぼっち、ファミレスの女神様に出会う。

 後日。学校にて。
「ふんふんふ~ん♪ とくらあ」
 俺は休み時間に1人気ままにブラブラしてるわけだけんど、なんつーか、あれだな。ときめき探さなけりゃあいけねーってやつかこれ?
「あ、大月君~いたいた」
 わお。来たぜ来たぜ天使がよ。
「こんにちはです。桜川先輩」
 俺は爽やかに挨拶をキメた。どの辺が爽やかなのかは個人の主観によるよな。
「今日私ね、バイトがあるから、部活は出れないんだ~」
 桜川先輩はほわほわ~っとしながらそんなことを俺に告げた。
「ほーん。そうですか。なら今日は活動は休みっすか?」
「んーん。聚楽ちゃんと一緒に魔法を探索してほしいんだ~」
 聚楽たそと? それはまたときめきマジックイベントですな~。
「何がときめくのでしょうか?」
「うああ!?」
 背後に急に現れた聚楽たそ。俺は驚きの声を上げた。マインドスキャンも発動してるんか~い!
「あ、聚楽ちゃんちょうどよかった~今日ね」
「はい」
 桜川先輩がにっこりして言った。
「大月君と一緒に魔法をきゃっちっちしてほしいんだ~」
 きゃっちっちって言い方かわよ~。
「別に構いませんが」
 聚楽たそは至ってクールに答える。てか待てよ、つーことはそれってつまりデ
「違いますね」
 おい~、最後まで言わせろい~。
 こちとら非モテぼっち男子高校生だぞ。
 可愛い彼女とデートしたいっつーのは当然のことでござんしょ?
「うんうん。じゃ、2人ともよろしくね~」
 手をパタパタしながら笑顔で去って行く桜川先輩。
「では大月君。また放課後に」
 クルリと踵を返してツカツカと去って行く真壁さん。
「お、おう……」
 そんでもってその場でギクシャクして返事する俺だった。

作者メッセージ

今日は桜川先輩はバイトか~。聚楽たそとデ、魔法部の部活動か~。腕が鳴るぜ~。

2025/08/03 13:25

トモットモ ID:≫ 1kcHZ8RkVmlW.
続きを執筆
小説を編集

パスワードをおぼえている場合はご自分で小説を削除してください。(削除方法
自分で削除するのは面倒くさい、忍びない、自分の責任にしたくない、などの理由で削除を依頼するのは絶対におやめください。

→本当に小説のパスワードを忘れてしまった
▼小説の削除を依頼する

小説削除依頼フォーム

お名前 ※必須
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
削除の理由 ※必須

なぜこの小説の削除を依頼したいですか

ご自分で投稿した小説ですか? ※必須

この小説は、あなたが投稿した小説で間違いありませんか?

削除後に復旧はできません※必須

削除したあとに復旧はできません。クレームも受け付けません。

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL
/ 29

コメント
[6]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL