ぼっちケーション
「アクアリフレクター!」
俺はぎゅっと〖あるもの〗を握りしめながら魔法を唱える。魔力アップだぜ!
ズガガガガガガガアアアアアア!
激しい魔法同士の鍔迫り合いが勃発。熱い寒い熱い
寒い熱い~~~~~~~~~~! なんじゃこりゃ!
ずばあああああん! 魔法同士が弾け飛んでなんだかキラキラしてらあ。
「ぐへっ」
勢いに押され尻餅をつく俺。なんとか相殺できたようだな。
「おお~、大月君やるね~」
はへ~としながら桜川先輩は目をパチパチさせる。あどけないぜ!
「ほお、黒焦げにも氷漬けにもなりませんでしたか」
フムンと推理していますポーズを決める真壁さん。どっちもなったらヤバいって。
「まあ、なんとかかんとかって感じすね」
ういしょっと俺は立ち上がる、土埃パタパタ。
「ところで」
真壁さんが俺の右手を凝視する。
「何を握り締めているのですか?」
あ、聞いちゃうそれ?
「なんか肌色多めだね~」
桜川先輩が見たまんまを言う。やっべー。
「俺の……魔力アップアイテムでっす」
俺はさっとすぐさまポケットにそれをしまう。サンキュー肌色。
「……まあ、いいでしょう。少し休憩にしましょうか」
「賛成ー!」
真壁さんがそう提案すると、桜川先輩がはいはーいと手をあげて応じる。元気いっぱいに休憩取ろうってか。まあ、休憩は大事だよな。いやマジで。
俺はぎゅっと〖あるもの〗を握りしめながら魔法を唱える。魔力アップだぜ!
ズガガガガガガガアアアアアア!
激しい魔法同士の鍔迫り合いが勃発。熱い寒い熱い
寒い熱い~~~~~~~~~~! なんじゃこりゃ!
ずばあああああん! 魔法同士が弾け飛んでなんだかキラキラしてらあ。
「ぐへっ」
勢いに押され尻餅をつく俺。なんとか相殺できたようだな。
「おお~、大月君やるね~」
はへ~としながら桜川先輩は目をパチパチさせる。あどけないぜ!
「ほお、黒焦げにも氷漬けにもなりませんでしたか」
フムンと推理していますポーズを決める真壁さん。どっちもなったらヤバいって。
「まあ、なんとかかんとかって感じすね」
ういしょっと俺は立ち上がる、土埃パタパタ。
「ところで」
真壁さんが俺の右手を凝視する。
「何を握り締めているのですか?」
あ、聞いちゃうそれ?
「なんか肌色多めだね~」
桜川先輩が見たまんまを言う。やっべー。
「俺の……魔力アップアイテムでっす」
俺はさっとすぐさまポケットにそれをしまう。サンキュー肌色。
「……まあ、いいでしょう。少し休憩にしましょうか」
「賛成ー!」
真壁さんがそう提案すると、桜川先輩がはいはーいと手をあげて応じる。元気いっぱいに休憩取ろうってか。まあ、休憩は大事だよな。いやマジで。