ぼっちケーション
休日の公園の昼下がりって人が結構いるんだよな。ジョギングしているお姉さん、犬の散歩をしている爺さん、イチャイチャしているバカップル等々。
そんな中で俺はと言うと……。
「いっくよ~! 燃え盛れ! 太陽の名の下に! ファイアーボール!」
「行きます。アイスニードル!」
ファイアーボールをメラメラ~と放出するは桜川先輩。アイスニードルをシュババ! と飛び出させるは真壁さん。
「ばっちこおーーーーーーい!」
そして俺は防御魔法を展開して待ち受けています。
ズガガガガガガガ! ドガガガガガガガガガ!
多い多い多い! 結界張ってるからつったって飛ばしすぎじゃねえか?
「だいじょぶー? 大月君ー?」
桜川先輩が俺に手を振りながら声を掛けてくる。大丈夫だよマイエンジェル。
「朽ち果てましたか?」
真壁さんが可愛らしく首をコテンとしながら言う。セリフ当てミスってね?
「ふい~何とか持ちこたえやした~」
どんなもんじゃい! 俺はサイドチェストのポーズをする。ちなみに防御魔法は〖バリア〗っつー名前で単に攻撃を防ぐ代物。〖リフレクター〗っつーのもあってそれは魔法を反射しちゃうっていう代物だ。桜川先輩にさっき教えてもらっちゃったん。
「おお~。大月君耐久力あるねー! 男らしいよ!」
桜川先輩が俺を褒めてくれる。俺を男として意識してくれるんすか?
「やりますね。次からはちょっと本気でいかせていただきましょう」
真壁さんが俺を見て氷ニヤリする。あるぅえ? 今の手加減してたにょん?
「とことんやったりますよ!」
俺はいいとこ見せますアピールを継続中だ。
「じゃあ、やろっか聚楽ちゃん!」
「ええ。灼熱と極寒の地獄を味わわせてあげましょう」
何だか楽しげなお二人に俺は冷や汗をタラリ。
「お、お手柔らかにお願いしや~す」
「燃え盛れ! 太陽の名の下に! 燃え広がれ! 紅蓮の心を持って! ビッグファイアーボール!」
「サウザンドアイスニードル」
ボボボボボ~! ジャキジャキジャキ!
え~と、まあ軽く説明すっとね?
桜川先輩が巨大な火の玉作って~。
真壁さんが多分千本ある氷柱をこちらに向けている状態。これだけでも十分すんげーけど、まさかこれを?
「「合体!」」
息の合った掛け声で桜川先輩と真壁さんが複合魔法を発動する!
「「ビッグサウザンドイフリート!!」」
炎と氷柱が合わさったやべー代物だ。受け止めきれんのか俺? まあ、やれるだけやってみるか。
そんな中で俺はと言うと……。
「いっくよ~! 燃え盛れ! 太陽の名の下に! ファイアーボール!」
「行きます。アイスニードル!」
ファイアーボールをメラメラ~と放出するは桜川先輩。アイスニードルをシュババ! と飛び出させるは真壁さん。
「ばっちこおーーーーーーい!」
そして俺は防御魔法を展開して待ち受けています。
ズガガガガガガガ! ドガガガガガガガガガ!
多い多い多い! 結界張ってるからつったって飛ばしすぎじゃねえか?
「だいじょぶー? 大月君ー?」
桜川先輩が俺に手を振りながら声を掛けてくる。大丈夫だよマイエンジェル。
「朽ち果てましたか?」
真壁さんが可愛らしく首をコテンとしながら言う。セリフ当てミスってね?
「ふい~何とか持ちこたえやした~」
どんなもんじゃい! 俺はサイドチェストのポーズをする。ちなみに防御魔法は〖バリア〗っつー名前で単に攻撃を防ぐ代物。〖リフレクター〗っつーのもあってそれは魔法を反射しちゃうっていう代物だ。桜川先輩にさっき教えてもらっちゃったん。
「おお~。大月君耐久力あるねー! 男らしいよ!」
桜川先輩が俺を褒めてくれる。俺を男として意識してくれるんすか?
「やりますね。次からはちょっと本気でいかせていただきましょう」
真壁さんが俺を見て氷ニヤリする。あるぅえ? 今の手加減してたにょん?
「とことんやったりますよ!」
俺はいいとこ見せますアピールを継続中だ。
「じゃあ、やろっか聚楽ちゃん!」
「ええ。灼熱と極寒の地獄を味わわせてあげましょう」
何だか楽しげなお二人に俺は冷や汗をタラリ。
「お、お手柔らかにお願いしや~す」
「燃え盛れ! 太陽の名の下に! 燃え広がれ! 紅蓮の心を持って! ビッグファイアーボール!」
「サウザンドアイスニードル」
ボボボボボ~! ジャキジャキジャキ!
え~と、まあ軽く説明すっとね?
桜川先輩が巨大な火の玉作って~。
真壁さんが多分千本ある氷柱をこちらに向けている状態。これだけでも十分すんげーけど、まさかこれを?
「「合体!」」
息の合った掛け声で桜川先輩と真壁さんが複合魔法を発動する!
「「ビッグサウザンドイフリート!!」」
炎と氷柱が合わさったやべー代物だ。受け止めきれんのか俺? まあ、やれるだけやってみるか。