ぼっちケーション
朝。俺はグースカピーと熟睡中だ。え? 学校?
ふっふっふ。今日はなあ……や、す、みだあああああ!
「すやぴ祭りじゃあああああ!」
すやぴ祭りとは、時間を気にせず、思う存分惰眠を貪り、キニナルあの娘とい~い事をする夢が見れるかもしれないすんばらしいイベントの事ですが何か?
「くおら! いつまで惰眠を貪ってんじゃい!」
ぎゃあー! お袋が俺のベッドを引っ剥がし、さらにお玉で持参した鍋の底をぶっ叩く!
きぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃん!
ぎょへー! 甲高い音がマイルームに響き渡ってるーー!
そして俺はあえなく起床したっつーわけだな。
数時間後。まあ、昼も食って、部屋でお勉強……なんぞするわけもなく、いそいそと鼻唄混じりに雑誌の袋とじをはさみでキレ~に切り取っていく。なんの袋とじかは秘密だぞ~。
「ふんふんふ~ん♪」
よっしゃ。キレ―に切り取れたぜい。
俺は綺麗に切り取れた袋とじの中身を堪能する。やっぱ肌色多めでうぃ~ね。
ピロロンピロロン。
「ん? 誰からだ?」
俺はスマホが鳴っていることに気付き、ほお。と1人感心する。いやね、高校入学祝いっつうこってマイスマホゲットしたのはいいんだけど、俺は華のぼっちだから連絡取る相手なんざいねーわけよ。あ、マイファミリーは別よ? あとは……マジでねーなー。いや、待てよ。ダメ元覚悟で桜川先輩と真壁さんに連絡先教えてよかわいこちゃ~んってのはしたけど……実際に来るなんて、まあ、あまり? 期待してもしょうがないっつーか?
俺はいそいそとスマホを見ると、そこには――
桜川先輩(可愛さヤバス)の文字が。
来たああああああああああ!
はいはいはいはいはい!
「はい、もしも~~~~~しあ!」
俺は高らかに電話に出て、ウキウキ気分に声を上げた。袋とじを天に掲げて。
『あ、もしもし? 大月君? ごめんね~~お休み中に』
おいおい天使ボイス来たって。
「ぜんぜっんだいじょぶっすよ! 何ですか? ドゥエートのお誘いっすか!?」
『あ、えっとね、魔法部の部活動なんだけど大月君は来る~~?』
ドゥエートは華麗にスルーされたが、俺はもちのろんこう答えた。
「大月、いっきま~~~~~~~~~~すぅあ!」
語尾が高まると、あ、が付く俺だ。
『わ~い、ありがとう! あ、場所はね……』
俺は場所を聞くと、うすと返事をする。
「持ち物とかって」
『あ~特にないけど……。自分の魔力を高めれそうなものがあればって感じかな?』
ほーん。なるほどな。
『じゃあ、待ってるね~~』
「わっかりました~~~~~~~~~~んなあ!」
俺は通話を終えて、急いで身支度をして、鏡を見て髪型をちょいちょいっと直して、家を出た。
ふっふっふ。今日はなあ……や、す、みだあああああ!
「すやぴ祭りじゃあああああ!」
すやぴ祭りとは、時間を気にせず、思う存分惰眠を貪り、キニナルあの娘とい~い事をする夢が見れるかもしれないすんばらしいイベントの事ですが何か?
「くおら! いつまで惰眠を貪ってんじゃい!」
ぎゃあー! お袋が俺のベッドを引っ剥がし、さらにお玉で持参した鍋の底をぶっ叩く!
きぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃん!
ぎょへー! 甲高い音がマイルームに響き渡ってるーー!
そして俺はあえなく起床したっつーわけだな。
数時間後。まあ、昼も食って、部屋でお勉強……なんぞするわけもなく、いそいそと鼻唄混じりに雑誌の袋とじをはさみでキレ~に切り取っていく。なんの袋とじかは秘密だぞ~。
「ふんふんふ~ん♪」
よっしゃ。キレ―に切り取れたぜい。
俺は綺麗に切り取れた袋とじの中身を堪能する。やっぱ肌色多めでうぃ~ね。
ピロロンピロロン。
「ん? 誰からだ?」
俺はスマホが鳴っていることに気付き、ほお。と1人感心する。いやね、高校入学祝いっつうこってマイスマホゲットしたのはいいんだけど、俺は華のぼっちだから連絡取る相手なんざいねーわけよ。あ、マイファミリーは別よ? あとは……マジでねーなー。いや、待てよ。ダメ元覚悟で桜川先輩と真壁さんに連絡先教えてよかわいこちゃ~んってのはしたけど……実際に来るなんて、まあ、あまり? 期待してもしょうがないっつーか?
俺はいそいそとスマホを見ると、そこには――
桜川先輩(可愛さヤバス)の文字が。
来たああああああああああ!
はいはいはいはいはい!
「はい、もしも~~~~~しあ!」
俺は高らかに電話に出て、ウキウキ気分に声を上げた。袋とじを天に掲げて。
『あ、もしもし? 大月君? ごめんね~~お休み中に』
おいおい天使ボイス来たって。
「ぜんぜっんだいじょぶっすよ! 何ですか? ドゥエートのお誘いっすか!?」
『あ、えっとね、魔法部の部活動なんだけど大月君は来る~~?』
ドゥエートは華麗にスルーされたが、俺はもちのろんこう答えた。
「大月、いっきま~~~~~~~~~~すぅあ!」
語尾が高まると、あ、が付く俺だ。
『わ~い、ありがとう! あ、場所はね……』
俺は場所を聞くと、うすと返事をする。
「持ち物とかって」
『あ~特にないけど……。自分の魔力を高めれそうなものがあればって感じかな?』
ほーん。なるほどな。
『じゃあ、待ってるね~~』
「わっかりました~~~~~~~~~~んなあ!」
俺は通話を終えて、急いで身支度をして、鏡を見て髪型をちょいちょいっと直して、家を出た。
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