ぼっちケーション
俺の名前は大月知隆《おおつきともたか》16歳、華のぼっちだ。みんなよろしくな! 盛り上がってるかいアリーナ!! ……ってことで俺自身は特に取り立てて何か凄く格好いい! めっちゃ頭いい! なんてこたあなく。運動神経ヤバ! 超絶オモロー! ってこともない。実に何の変哲もないただのフッツーで平凡な高校生を自称している。
はるばる高校に入学したはいいんだが、まあ中々上手くはいかねーってこって人間関係の構築に失敗。晴れて俺は華のぼっちへとクラスチェンジしたってわけよ。羨ましいだろ? ……え? いやいや強がりなんかじゃないって。クスン。
俺はあてどもなく校舎の渡り廊下をトコトコしていると掲示板に貼り紙がしてあるのを見つけた。
「ん? 何だこれ?」
その貼り紙にはこう記してあった。
〖さあ来たれ! 若人よ! 我が叡智の結集せし魔法部へと!〗
「魔法部?」
俺はこの時はまだ、まさかぼっちの俺にあんなイベントが起きるなんて思いもしていなかった。なんつってな!
全く……神様、あんたってやつは。最高だぜ。そう思いたい俺だ。ちなみに今の時間帯は放課後。授業はちゃんとウトウトしながら出ている。偉いだろ? サボってはいない俺を誰か褒めてくれ。
はるばる高校に入学したはいいんだが、まあ中々上手くはいかねーってこって人間関係の構築に失敗。晴れて俺は華のぼっちへとクラスチェンジしたってわけよ。羨ましいだろ? ……え? いやいや強がりなんかじゃないって。クスン。
俺はあてどもなく校舎の渡り廊下をトコトコしていると掲示板に貼り紙がしてあるのを見つけた。
「ん? 何だこれ?」
その貼り紙にはこう記してあった。
〖さあ来たれ! 若人よ! 我が叡智の結集せし魔法部へと!〗
「魔法部?」
俺はこの時はまだ、まさかぼっちの俺にあんなイベントが起きるなんて思いもしていなかった。なんつってな!
全く……神様、あんたってやつは。最高だぜ。そう思いたい俺だ。ちなみに今の時間帯は放課後。授業はちゃんとウトウトしながら出ている。偉いだろ? サボってはいない俺を誰か褒めてくれ。
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