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青い薔薇を咲かせましょう

#4

003

__さて、バーバラの部屋に来たはいいものの、何を話すべきか。前に読んだ本の話でもしようかしら。いや、それとも班の活動について?それじゃ堅苦しすぎるわよね……。どうしましょう。[漢字]私[/漢字][ふりがな]レイリー[/ふりがな]は他のシャドーの事なんか知らないし、話の範囲が少なすぎるわ……。本当にどうしましょう……。
悩んでる間にも時間は経って、皆が黙りこくっている間に、ちょっとだけ時間が過ぎた。
「あの、レイリー」
悩んでいると、急にバーバラが[漢字]私[/漢字][ふりがな]レイリー[/ふりがな]の名前を呼んだ。
「どうしたの?」
「来てくれたのは良いのですが、[漢字]私[/漢字][ふりがな]バーバラ[/ふりがな]にも仕事があるので」
「あぁ……。あぁ、そうよね。分かっているわ、バーバラは星つきだものね」
「ええ。そろそろ仕事の時間なので、また後で来てくれませんか」
「分かったわ……。それじゃあ、また後で。レイ」
バーバラはそろそろ仕事をするらしい。やはり、星つきは大変そうだ。結局何も話せずに、[漢字]私[/漢字][ふりがな]レイリー[/ふりがな]たちは自分の部屋に戻っていった。

[水平線]
「ねぇ、レイ」
「なんでしょうか、レイリー様」
「バーバラと上手くお話できないわ……。どうすればいいのかしら」
部屋に帰った後、掃除をしているレイに質問をしてみる。レイは私の質問に、こう答えた。
「うーん、バーバラ様の好きな物を知ってみてはどうですか?」
好きな物を知る。レイの回答はかなりためになるものだった。やっぱり、レイは生き人形の中でも賢い子だ。さすが、[漢字]私[/漢字][ふりがな]レイリー[/ふりがな]の生き人形。
「なるほど、好きな物ね!分かったわ、ありがとう、レイ」
「レイリー様のお役に立てて何よりです」

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作者メッセージ

お久しぶりの更新でございます!


レイちゃん視点は悩みが多くなっちゃって書くのに時間がかかるので、今回からレイリー様の視点で書いていきたいと思います!

2024/09/28 21:20

夢野 シオン@水野志恩SS ID:≫7tLEh4qnMjetA
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