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この小説に登場する人物・団体・事件等は、全て架空のものです。

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二次創作
スノードロップ、そしてマリーゴールドへ

#36


[中央寄せ]*[/中央寄せ]

俺は今、[漢字]ある場所[/漢字][ふりがな]・・・・[/ふりがな]にいる。

「…お久しぶりです」
「よお、久しぶりだな」

俺の形式的な挨拶に、ただ嬉しそうに手を振り返す彼が、前よりもほんの少し幼く見えた。

[中央寄せ]*[/中央寄せ]

「…お前がいなくなってから、もう1年だっけな」
「はい、まあ」
「あー…」と、彼は次の言葉を探す。

「…不便になったよ、随分」
「…そうでしたか」
「お前がいねえとロクに仕事が回ってこなくてな」
「甚爾さん、1人でも仕事できるのに」
「ハハッ、ま、俺ァ信用がねえからかもな」
ケラケラと笑う彼は、1年前まで俺のバディであった、禪院甚爾…もとい、伏黒甚爾だ。
そして、

「んな事より、久我」


[中央寄せ]"お前、殺し辞めて、術師になったんだってな"[/中央寄せ]



[中央寄せ][太字]彼の異名は"術師殺し"である[/太字][/中央寄せ]



別に悪いことをした訳でもないのに、彼に図星をつかれるとぶわっと全身に鳥肌が立つ。昔からだ。
この人には[漢字]すべて[/漢字][ふりがな]・・・[/ふりがな]見透かされている。
そう錯覚するほど。

「…甚爾さんは最近、いい仕事ないんですか?」
「おい、話逸らしてんじゃねえ」
誤魔化せない。
「はぁ…」
「そうです。俺は1年前のあの時、術師になりました」
「…盤星教本部に呪霊が出たときか」

「ま、いいんじゃねえの」
「え、マジすか?」
「何がだよ」
「いや、術師になったの、絶対詰められると思ってました」
「そこまで掘り下げるほど興味ねーわ」
それはそれで悲しい。
「まあ…これからも仲良くしましょうね、甚爾さん」

「お前からそれ言われんの、結構気持ち悪いな」
「サラッとひどいこと言いますよね、アンタ」

[中央寄せ]*[/中央寄せ]

あー暇。
夜蛾センが忙しいから、自習になった。
でもまあ、俺らが真面目に自習なんかやる訳もなく、今は3人で指スマをしている。
因みにさっきまでは教室でグリコしてた。

ガラガラ
「うーす」
扉が開き、女性の声が聞こえる。
夜蛾センじゃないな。
「おい、白い方の男」
「開口1番でソレ?」
正体は九条センパイ。
「いいからちょっと来い。話がある」

作者メッセージ

文字数777でした。
ラッキートリプルセブン✌️

2024/12/12 21:08

Ariadne ID:≫1p5msoFl29r8c
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