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この小説に登場する人物・団体・事件等は、全て架空のものです。

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スノードロップ、そしてマリーゴールドへ

#32


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ガラガラガラ

「夜蛾ちゃん終わったー?」

「丁度な」と、疲れた顔をした夜蛾ちゃんが言う。

「久我はどうした」

「隣でスタンバイ中」

「そうか。後はよろしくな、九条」

と、夜蛾ちゃんは私達に3人のことを全振りしてどっか行った。
え、てか何その言い方、怖…。なんかあったのか?まあいいや。

「じゃ、3人とも隣の教室においで」

「んでだよ」

「坊ちゃんにとっては新鮮な体験ができるんじゃない?」

「は?お前、俺に向かって何様だよ」

先輩様だよと言い返そうとしたくなるのを抑える。
…コイツ会話のキャッチボール苦手そうだなー…。
夜蛾ちゃんが投げ出すのも無理は無いか。

それにしても流石五条の坊ちゃんと言うべきか、呪力量も半端じゃない。六眼の恩恵か。
でも、千寿と同じでその膨大な呪力がダダ漏れ。
本人は気づいてないのかな。

「なんで君はすぐそうやってキレるんだよ…」

前髪…傑くんが坊ちゃんにお咎めをいれる。

「うるせえ前髪」

「は?」

「お前も大概じゃねえかw」

「外で話そうか、悟」

「へっ、ヤダね」

「おい喧嘩すんなよお前ら」私は忠告をいれる。

「センパーイ、早く行きましょ」茶髪の女の子…硝子ちゃんが男2人を避けてこちらへ来た。

「…硝子ちゃん、大変だったね」

「あ、分かります?」

[中央寄せ]*[/中央寄せ]

「じゃ、5秒だけここで待ってて」

「5秒?」

ガラガラガラ

後ろ手で戸を閉めたあと、小声で、教卓の近くに立っている千寿に呼びかける。

「[小文字]千寿![/小文字]」

すぐにパーティークラッカーが飛んできた。

「[小文字]いつでもOKです![/小文字]」

マジで仕事できるなコイツ…と思いながらパーティークラッカーの紐を手の中で弄る。

「[小文字]…ぁ、そうだ[/小文字]」

「[小文字][漢字]お面[/漢字][ふりがな]・・[/ふりがな]似合ってる(笑)[/小文字]」

「はッ!?//」

「よーし!入ってきて良いよ、3人とも!」

なんか千寿が後ろでブツブツ言ってるが、聞こえないことにする。

ガラガラガラ
パパンッ!

「ぅおッ…」「何これ…?」

あら、坊ちゃんの反応が意外と可愛いぞ…。

「え、嘘知らないの?」

「マジか五条家…」

「パーティークラッカーですよ。人体に害は無いので安心してください」

「あ、オニーサン。私の煙草返してー」

「ダメです、俺が捨てます」

「あ"ーーーー…!!」

制服のポケットから、硝子ちゃんに見えるように、わざとチラチラさせる。いやぁ、いい性格してるよホント。

「九条先輩」

「ん?」

「…百均」

「黙らっしゃい」



「ま、いいや。皆、自己紹介よろしく」

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作者メッセージ

お久しぶりです、私は今とても忙しいです😊

2024/11/19 21:11

Ariadne ID:≫1p5msoFl29r8c
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