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この小説に登場する人物・団体・事件等は、全て架空のものです。

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スノードロップ、そしてマリーゴールドへ

#2


「逃げるな卑怯者ぉぉぉお!!」
「アソ、アソボォウウ」
「じゃあ待てや((」
まあ私の言葉に呪霊ごときが大人しく従うわけもなく、呪霊は全速力で建物の中へ逃げ込んだ。
「ダルいとこ逃げやがってアイツ💢」
愚痴をこぼしつつ、私も呪霊の後を追って建物の中へ入った。

「クソ、無駄に広いな…」
何の建物かは知らないが、構造が複雑で呪霊を追いかけるのがとてつもなく面倒だ。
というか、
「[小文字]電気生きてるじゃーん…[/小文字]」
気の所為だと思いたいが、遠くから人の声がする。
面倒だけど、被害が出ないうちに向かおう。


「〜〜〜〜〜…」
ああ嫌だッッ!!!
完っ全に人が居る。しかも演説してる。
つまりパンピーがドチャクソ居る。
「(取り敢えず盗み聞きしーちゃお!!)」
「…………」
「…………」
……………。


何言ってんのか全然わからん…。
天元様がなんたらかんたらで不純物が混ざるとうんたらかんたら…はーーマジで意味わからん。
ピリッ
呪力!あのゴミカス呪霊じゃない!((
「[小文字]誰だ…?[/小文字]」
バレないようにそーっとドアから中を覗く。
うわ平均年齢思ったより高え、マジで何なんだここ。
…ん??
「(アイツか…?)」
ジジババの中に(多分)一人だけ、私と同じくらいの青年が居た。
「(すっげーつまんなそうな顔してる…)」
と、その時。
「ア、アソボォォォオ!!!」
「ウワァァァァアアアッッ!!!!!」
背後からキュンです!?!?←キュンじゃないです
「テメッッふざけんなよ!!」
呪霊は真っ先に青年の方へ向かう。
「お前が私にバレずに背後に居られたのは可笑しい!!」
ザフッ…
うんオケオケ祓えた。
任務完了さっさと帰るぞ。
「あのっそこの白髪の人!!」
「あ」
さっきの。
「今のやつって…!!」
「……」
ヤベ。見られた。
[打消し]                     [/打消し]
なんか私のせいで演説?は中止になり、例の青年と2人になってしまった。
てか背高コイツ、私一応175あんのに見下されてんだけど。
「さっきの、何したんすか」
「別に何も」
「…誤魔化しても無駄だと思うんすけど」
「あっそぉ…」
どーしよっかなぁ…呪力量すげーんだよなぁ…コイツ[漢字]高専[/漢字][ふりがな]ウチ[/ふりがな]に欲しいなぁ…。
…よし。


「君、高専来な。そしたら教えてやる」


「………はあ?」

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作者メッセージ

あのホントに…オリキャラメインになっちゃうから…。
そこはよろしくお願いします…。

2024/08/01 23:11

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